fgo-game-data/ScriptActionEncrypt/03/0300091950.txt

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2021-07-14 11:33:00 +00:00
03-00-09-19-5-0
[soundStopAll]
[enableFullScreen]
[charaSet A 1050000 1 バーゲスト]
[charaSet B 1098231110 1 妖精騎士ランスロット]
[charaSet D 1098209700 1 見張りの妖精A]
[charaSet E 1098209700 1 見張りの妖精B]
[charaSet F 25004000 1 ]
[charaSet G 98014000 1 護衛の兵士]
[charaSet H 1098209000 1 オーロラ]
[charaSet I 1098209950 1 ウッドワス]
[charaSet J 1098209100 1 コーラル]
[imageSet K back10000 1]
[charaScale K 1.05]
[scene 120301]
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[wt 0.8]
[seStop 21_ad1119 0.5]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.4 1]
[wt 0.4]
[bgm BGM_EVENT_81 0.1]
@バーゲスト
ノクナレア軍と円卓軍の合流は済んだようだ。
[k]
@バーゲスト
敵軍の合流に何の妨害もしないとは。[r]……塩を送るにも程がある。
[k]
@バーゲスト
『予言の子』の加護と、『王の氏族』の妖精領域。[r]兵力的にはキャメロットと互角だろう。
[k]
@バーゲスト
陛下は正面から叩き潰す気なのだろうが、[r]万が一、という事もあるだろうに。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 1]
@妖精騎士ランスロット
同じ兵力なら、こちらの勝利は動かない。[r]僕ときみがいるかぎり。
[k]
@妖精騎士ランスロット
実際、僕たちだけで攻め込んでしまえば決着だ。[r]女王の騎士はいてもいなくても同じ。
[k]
@妖精騎士ランスロット
僕ひとりでノクナレア軍を。[r]きみひとりで円卓軍を壊乱させられる。
[k]
@妖精騎士ランスロット
わざわざ朝を待ってあげているんじゃない。[r]相手に合わせる必要がないだけさ。
[k]
@妖精騎士ランスロット
『異邦の魔術師』。ギャラハッド。[r]サーヴァント2騎。パーシヴァル。
[k]
@妖精騎士ランスロット
注意すべきはこれくらい。[r]でも、これも僕ひとりでカタが付く。
[k]
@妖精騎士ランスロット
そこそこの性能だけど相性の問題だ。[r]誰一人として空中戦ができない。
[k]
[charaFace B 1]
@妖精騎士ランスロット
僕の相手ができるのはモルガン陛下か、[r]妖精体を拡大させたきみくらいだ。
[k]
@妖精騎士ランスロット
キャメロットに挑むなら、[r]あの二倍の兵力が欲しいところだ。
[k]
[charaFace B 4]
@妖精騎士ランスロット
けど、反乱軍に同意を示したソールズベリーの[r]兵隊は西の平野を越えたあたり。
[k]
@妖精騎士ランスロット
切り札になりえただろう『牙の氏族』も、[r]何を思ったか[#放逐:ほうちく]して消息知れず。
[k]
@妖精騎士ランスロット
甘い見積もりだよ。エインセルの予言は外れる。[r]反乱軍はここで終わる。
[k]
[charaFace B 0]
@妖精騎士ランスロット
……そう。あちら側に、[r][#僕ら妖精騎士に匹敵する個体]でもいないかぎりは。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 9]
[charaFadein A 0.1 1]
@バーゲスト
…………そうだな。[r]あちらに、妖精騎士がいないかぎりは。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 7]
[charaFadein B 0.1 1]
@妖精騎士ランスロット
陛下は城下に侵入した兵だけを殺せ、と[r]命じられた。
[k]
@妖精騎士ランスロット
僕は上空を回遊しながら、[r]城壁を越えようとする兵士を処理する。
[k]
@妖精騎士ランスロット
城下町には女王騎士が配置されているけど、[r]彼らが戦う機会は訪れない。
[k]
@妖精騎士ランスロット
正門はきみの管轄だからね、バーゲスト。[r]抜けるはずもない。
[k]
@妖精騎士ランスロット
少しは[#反乱軍:か れ ら]に花を持たせてあげたくは[r]あるけど、これも現実だ。
[k]
@妖精騎士ランスロット
妖精國最後の[#戦:いくさ]は[r]何の面白みもないまま、[#粛々:しゅくしゅく]と終わるのだろうね。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 10]
[charaFadein A 0.1 1]
@バーゲスト
……最後、か。[r]確かに、これほど大規模な反乱はもう起きまい。
[k]
[charaFace A 0]
@バーゲスト
だが『厄災』は終わらず、[r]陛下には『大厄災』を止める気はない。
[k]
@バーゲスト
我ら妖精騎士が勝利したところで、[r]ブリテンの妖精はそのほとんどが死に絶える。
[k]
@バーゲスト
それを空しいとは思わないのか、貴様は。[r]この戦いに勝って何になる、と。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 6]
[charaFadein B 0.1 1]
@妖精騎士ランスロット
……驚いたな。[r]きみはそういうの、考えないひとだと思っていた。
[k]
@妖精騎士ランスロット
戦いこそ本能、強敵とのせめぎ合いが『牙の氏族』の[r]喜びだと、ウッドワスは言っていたけど。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 1]
@バーゲスト
……否定はしない。[r]私にも、血に飢えた獣の[#性:さが]がある。
[k]
@バーゲスト
弱者を[#蹂躙:じゅうりん]せずにはいられない、という点では[r]バーヴァン・シーと変わらない。
[k]
@バーゲスト
だが、それはあくまで私個人の問題だ。[r]ブリテン全体の問題ではない。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 1]
@妖精騎士ランスロット
そうか。きみが妖精騎士になったのは、[r]ブリテンを守るためだったね。
[k]
@妖精騎士ランスロット
悪いけど、僕は違う。[r]陛下の[#着名:ギ フ ト]は、僕にとっては逆に[#枷:かせ]だ。
[k]
@妖精騎士ランスロット
僕は戦闘機だ。[r]人間の剣技なんて邪魔になる。面倒くさい。
[k]
@妖精騎士ランスロット
それでも妖精騎士の名を受けたのは、[r][#ランスロットでいられるから]だ。
[k]
[charaFace B 13]
@妖精騎士ランスロット
100年前かな。体に変調が表れた。
[k]
@妖精騎士ランスロット
彼女への愛が僕のカタチを留めていたけど、[r]それも永遠ではなかった。
[k]
@妖精騎士ランスロット
それを救ってくれたのは陛下だ。[r]妖精騎士の名を受ければ、僕は『私』に戻らなくて済む。
[k]
[charaFace B 1]
@妖精騎士ランスロット
僕が陛下に従うのは、ブリテンのためじゃない。[r]このカタチを維持するため。
[k]
@妖精騎士ランスロット
だからきみの言う事は、ちょっと分からない。[r]……いや。分かるけど、考える事を放棄してる。
[k]
@妖精騎士ランスロット
僕には他に、大切なものがあるからだ。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk depthOff]
[charaDepth A 5]
[charaDepth K 1]
[charaTalk A]
[charaFace A 10]
[charaFadein A 0.1 1]
@バーゲスト
……ブリテン以上に大切なもの、か。
[k]
[charaPut K 1]
[charaFadeTime K 0.2 0.5]
@バーゲスト
(……それなら私にもあるとも。[r] アドニス……彼が、せめて天寿を全うするまで……)
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[charaFadeout K 0.2]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 1]
[charaFadein B 0.1 1]
@妖精騎士ランスロット
きみにはないだろうけどね、そういうの。[r]だから僕はきみが羨ましい。
[k]
@妖精騎士ランスロット
モルガン陛下は愛のない方だけど、[r]きみに向けた信頼は確かなものだ。
[k]
@妖精騎士ランスロット
きみが何度失態を重ねても、陛下はきみを呼び寄せる。[r]ウッドワスが嫉妬していた理屈は分かるよ。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 10]
[charaFadein A 0.1 1]
@バーゲスト
…………愛がない?[r]陛下に?
[k]
[charaFace A 0]
@バーゲスト
……いや。確かに、そうだろうな。[r]あの方の愛は妖精國に向けられたものだ。
[k]
@バーゲスト
私も陛下には恩がある。[r]妖精騎士の[#着名:ギ フ ト]がなければ、今の私は存在しない。
[k]
@バーゲスト
陛下の[#恩寵:おんちょう]あっての私だ。[r]たとえそれが支配のためだとしても、恩は恩。
[k]
@バーゲスト
だが……
[k]
[charaPut K 1]
[charaFadeTime K 0.2 0.5]
@バーゲスト
(……これ以上、報いる事はできない。[r] 私はブリテンを……彼の未来を、守らなければ)
[k]
[messageOff]
[bgmStop BGM_EVENT_81 1.5]
[fadeout black 1.5]
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[charaFadeout A 0.1]
[charaFadeout K 0.1]
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[scene 118800]
[wt 1.5]
[fadein black 1.5]
[wait fade]
[wt 1.0]
[bgm BGM_EVENT_129 0.1]
@バーヴァン・シー
……夜……夜になったわ……[r]……誰か明かりを……明かりをつけて……
[k]
@バーヴァン・シー
……舞踏会に、行かなくちゃ……[r]……きれいなドレスを、いただいたの……
[k]
@バーヴァン・シー
……誰かいない、の……?[r]……誰も、いないの……?
[k]
@バーヴァン・シー
……ああ……許して……許して、お母さま……
[k]
@バーヴァン・シー
……わたしのせいじゃないの……[r]……わたしはしたくなかったの……
[k]
@バーヴァン・シー
……でも、領主様が見たいって……[r]……動く[#屍:しかばね]がどんなものか、見たいって……
[k]
@バーヴァン・シー
……そういうから、ひとりだけ、[r]……血を吸っただけなの、に……
[k]
@バーヴァン・シー
……領主様が、面白がって……[r]……地下で、あんなに増やして……
[k]
@バーヴァン・シー
……あふれだしちゃう……そうよ、[r]あんなの、あふれだしちゃうに決まってる!
[k]
@バーヴァン・シー
たすけて、たすけて、誰かたすけて![r]みんなを、みんなを助けてあげて!
[k]
@バーヴァン・シー
どうしようもない、わたし、[r]いつだってどうしようもないの!
[k]
@バーヴァン・シー
もとから何も持ってないから、[r]誰もたすけてくれないの!
[k]
@バーヴァン・シー
力もない、特技もない、友達もいない!
[k]
@バーヴァン・シー
ああ[line 3]ああああああ![r]お母様に見捨てられたら、私なんにもないんだわ……!
[k]
[messageOff]
[fadeout black 1.0]
[wait fade]
[wipeOff]
[pictureFrame]
[scene 20602]
[wt 1.0]
[fadein black 1.0]
[wait fade]
[charaTalk off]
[charaTalk depthOff]
[charaDepth D 1]
[charaDepth E 2]
[charaFace E 0]
[charaFadeinFSL E 0.1 0]
[charaFace D 0]
[charaFadeinFSR D 0.1 2]
[wt 0.4]
[charaTalk on]
@見張りの妖精A
……また始まったぜ。[r]妖精騎士トリスタンもいよいよおしまいだな。
[k]
@見張りの妖精A
『予言の子』に負けて妖精騎士の名は剥奪。[r]ベリル・ガットは消息不明。
[k]
@見張りの妖精A
頼みの綱の女王陛下もついに愛想をつかされた。[r]この部屋のドアも明日には蝋で固めろ、との事だ。
[k]
@見張りの妖精A
処刑すら面倒なんだろうよ。[r]妖精騎士トリスタンは人知れず消えるってワケだ。
[k]
@見張りの妖精B
それに何の問題が?[r]ブリテン[#一:いち]の嫌われ者に相応しい末路だろう。
[k]
@見張りの妖精B
今までさんざん妖精を殺してきたんだ。[r]許されるならオレがこの手で殺してやりたいが……
[k]
@見張りの妖精A
よせよせ、もう満足に動けない腐りかけだ。[r]放っておけばそのうちくたばる。
[k]
@見張りの妖精A
下手に手をだして呪われたら事だぜ。[r]まさに、殺してやる価値もない、ってヤツさ。
[k]
@見張りの妖精B
ふっ、違いない。[r]なんにせよ、これで陛下も以前の陛下に、
[k]
[messageOff]
[bgmStop BGM_EVENT_129 2.0]
[charaTalk F]
[se ad311]
[seVolume ad311 0 0]
[seVolume ad311 0.7 1.0]
[wt 1.7]
[seStop ad311 0.4]
@見張りの妖精A
誰だ! ここには誰も立ち寄らぬよう、[r]陛下からきつく[line 3][wt 1.0]おや、アナタ様は[line 3]
[k]
[messageOff]
[charaTalk off]
[charaEffect E bit_talk_x_slash01]
[wt 0.3]
[se bac136]
[charaShake E 0.04 3 3 0.7]
[wt 0.1]
[charaEffect D bit_talk_x_slash02]
[wt 0.3]
[se bac138]
[charaShake D 0.04 3 3 0.7]
[wt 1.5]
@見張りの妖精たち
ガ[line 3]ァ[line 3]
[k]
[messageOff]
[charaFadeout D 0.4]
[charaMoveFSR D 256,-20 0.4]
[wt 0.2]
[se ad144]
[charaFadeout E 0.4]
[charaMoveFSL E -256,-20 0.4]
[wt 0.2]
[se ad144]
[wt 1.5]
[charaTalk on]
[charaTalk depthOn]
@スプリガン
[line 3]ふむ。[r]見張りの兵士がいるとは聞いていなかった。
[k]
@スプリガン
薄給だったろうに、悪い事をしたかな。[r]まあ、この様子ではすぐに“次代”になるだろう。
[k]
[se ade281]
@護衛の兵士
見張りの死体から鍵を見つけました。[r]扉を開けます。よろしいですね?
[k]
@スプリガン
もちろん。ベッドで寝たきりという話だ、[r]丁重に運んであげなさい。
[k]
@スプリガン
暴れるようなら多少の乱暴はかまわない。[r]時間が惜しいからね。
[k]
@護衛の兵士
はっ。おい、やるぞ。
[k]
[messageOff]
[se ad755]
[wt 1.0]
[se ad166]
[seVolume ad166 0 0.4]
[seStop ad166 1.5]
@スプリガン
しかし、殺してやる価値もない、とは。[r]低俗な[#輩:やから]らしい発言だったな。
[k]
@スプリガン
そもそも、たいていのモノに価値はない。[r]捨てられるか、捨てられないかの話でね。
[k]
@スプリガン
値段とは自分の手でつりあげるもの[line 3][r]どんなガラクタも、使いようという事さ。
[k]
[messageOff]
[fadeout black 1.0]
[wait fade]
[scene 21413]
[wt 1.5]
[se ad340]
[seVolume ad340 0 0]
[seVolume ad340 1.0 1.0]
[fadein black 1.0]
[wait fade]
[wt 1.5]
[charaTalk I]
[charaFace I 0]
[charaFadein I 0.4 1]
[wt 1.0]
I
……ウウ……ウウウ……ウァアアァ……
[k]
I
……確かめ、なくては……[r]……問いただ、さなく、ては……
[k]
I
……陛下……陛下……[r]……モルガン、女王、陛下……
[k]
I
……そんな筈は……ない……[r]……そんな筈は、ない、のだ……
[k]
[messageOff]
[se ad592]
[seVolume ad592 0 0.4]
[fadeout white 1.0]
[wait fade]
[charaFadeout I 0.1]
[cameraFilter gray]
[charaSet I 1098209940 1 ウッドワス]
[charaFilter I silhouette 00000080]
[scene 118000]
[wt 1.0]
[fadein white 1.0]
[wait fade]
[bgm BGM_EVENT_41 0.1]
[charaTalk H]
[charaFace H 0]
[charaFadein H 0.1 1]
@オーロラ
ああ、良かった……![r]生きていたのね、[#逞:たくま]しいひと!
[k]
@オーロラ
スプリガンから[#匿:かくま]ってあげてほしい、と[r]連絡がきた時は耳を疑ったけれど、
[k]
[charaFace H 6]
@オーロラ
うふふ、本当に生きていたなんて!
[k]
[charaFace H 7]
@オーロラ
コーラル、手当をお願い![r]とっておきの魔法の粉を使いましょう!
[k]
[charaFadeout H 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk I]
[charaFace I 0]
[charaFadein I 0.1 1]
@ウッドワス
……ああ……感謝する、オーロラ……[r]……やはり、きみは、美しい、妖精だ……
[k]
@ウッドワス
……いっときでも疑った自分が、情けない……[r]……うう……ああ……ああ、あ……
[k]
[charaFadeout I 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk J]
[charaFace J 4]
[charaFadein J 0.1 1]
@コーラル
……だめです、胸の穴が塞がりません……[r]……これは魔法の粉でも、もう……
[k]
@コーラル
それに戦いは円卓軍の勝利に終わりました。[r]ウッドワス様を[#匿:かくま]うのは、その……
[k]
[charaFadeout J 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk H]
[charaFace H 5]
[charaFadein H 0.1 1]
@オーロラ
諦めないで。街中から薬を取り寄せましょう。[r]どちらが勝利したのかは問題ではありません。
[k]
@オーロラ
戦いはもう終わったのですもの。[r]このひとを死なせてはいけないわ。
[k]
[charaFace H 7]
@オーロラ
……ねえ、そうでしょう?[r]彼は誇り高い『牙の氏族』の長。
[k]
@オーロラ
何百年もブリテンを[#護:まも]ってきたこのひとを、[r]みじめに死なせる事はできません。
[k]
[charaFadeout H 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk I]
[charaFace I 0]
[charaFadein I 0.1 1]
@ウッドワス
オーロラ……オーロラ……[r]うう……オレは、なんという間違いを……
[k]
@ウッドワス
はじめから、きみの声を、聞いていれば[line 3]
[k]
[charaFadeout I 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk H]
[charaFace H 6]
[charaFadein H 0.1 1]
@オーロラ
喋らないで、今はお休みなさいウッドワス。[r]ああ、でも本当に信じられない……
[k]
@オーロラ
女王陛下が『牙の氏族』を切り捨てたなんて……[r]妖精たちの噂だと信じたかったけれど……
[k]
[charaFadeout H 0.1]
[wt 0.1]
[bgmStop BGM_EVENT_41 2.0]
[charaTalk I]
[charaFace I 0]
[charaFadein I 0.1 1]
@ウッドワス
……噂……噂……。[r]……オーロラ。陛下が我々を……なんと?
[k]
[charaFadeout I 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk H]
[charaFace H 4]
[charaFadein H 0.1 1]
@オーロラ
……可哀相なウッドワス。[r]やっぱり知らなかったのね……
[k]
@オーロラ
援軍は、[r]はじめから送られていなかったのです。
[k]
@オーロラ
女王陛下は人間を多く消費する『牙の氏族』を嫌って、[r]あの戦いで共倒れさせるつもりだった。
[k]
@オーロラ
陛下が重用するのは妖精騎士だけ。[r]貴方の遺体を捜そうともしていない。
[k]
@オーロラ
……こんな事、言いたくはないけれど……
[k]
@オーロラ
貴方たちは捨てられたのよ、ウッドワス。[r]役に立たない、時代遅れの番犬として。
[k]
[messageOff]
[fadeout white 1.0]
[wait fade]
[charaFadeout H 0.1]
[cameraFilter normal]
[charaSet I 1098209950 1 ウッドワス]
[charaTalk I]
[charaFace I 0]
[charaFadein I 0.1 1]
[scene 21413]
[wt 1.0]
[fadein white 1.0]
[wait fade]
@ウッドワス
……信じられない……信じられない……[r]……私は、信じない……
[k]
@ウッドワス
……陛下……陛下……[r]……そんな筈はない……ないのだ……
[k]
@ウッドワス
……我ら牙の氏族の忠誠を……献身を……[r]……はじめから……愛して、いなかったなど……
[k]
@ウッドワス
……確かめねば……確かめねば……
[k]
@ウッドワス
……たとえ殺してでも、確かめねば……
[k]
[messageOff]
[charaFadeout I 1.0]
[se ad340]
[seVolume ad340 0 0]
[seVolume ad340 1.0 1.0]
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[wait fade]
[wt 1.5]
[soundStopAll]
[end]