fgo-game-data/ScriptActionEncrypt/02/0200030810.txt

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2020-06-01 18:51:19 +00:00
02-00-03-08-1-0
[soundStopAll]
[charaSet A 1017001 1 武蔵]
[charaSet B 6019001 1 風魔小太郎]
[charaSet C 1098118000 1 千子村正]
[charaSet D 5003001 1 おたま]
[charaSet E 1098119000 1 城勤めの武士]
[charaSet F 1098119200 1 清姫]
[charaSet G 98110000 1 柳生但馬守]
[charaSet H 6030000 1 段蔵]
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[scene 46600]
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[wt 2.0]
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[scene 46800 1.5]
[wt 2.0]
[bgm BGM_EVENT_2 0.1]
H城勤めの女
どうぞこちらでお待ちくださいませ。[r]すぐに、但馬さまと清姫さまがおいでになりますので。
[k]
H城勤めの女
皆さまがおいでになったとのお話に、[r]清姫さまは大層お喜びです。ですが……
[k]
H城勤めの女
どうか身分の違いをおわかりください。[r]姫さまが何を言ってもそのまま受け取らぬように。
[k]
1はい
2そのつもり、です
H城勤めの女
それにしても……。[r]怪異討伐で功をあげたというのが若者ばかりとは。
[k]
H城勤めの女
泰平の世でよくぞ鍛え上げたもの、と[r]お殿さまも申していますよ。
[k]
[charaTalk A]
[charaFace A 3]
[charaFadein A 0.2 1]
@武蔵
いやあ、それほどでも![r]人よりちょっと強いかな? と自負はしているけどね!
[k]
[charaFace A 0]
@武蔵
でも、私より強い剣士なんてほんっとーに、[r]世に幾らでもいるからね。
[k]
@武蔵
小太郎君や[%1][&君:]は[r]剣の腕とはまた別の強さを持っているようだけど、
[k]
@武蔵
こと武芸で言うならの話。[r]但馬の爺さまの方がよほど強いと思います。
[k]
H城勤めの女
まあ……それはそうでしょう。[r]あの御方は“剣術無双”の柳生宗矩さまですよ?
[k]
H城勤めの女
天下無敵の剣豪が誰かというようなお話となれば[r]殿方の口にのぼる名前は、まずふたつ。
[k]
H城勤めの女
第一に、宮本武蔵。二刀流のつわもの。[r]そして第二が江戸柳生の但馬さま。
[k]
[charaFace A 8]
@武蔵
………………ふ、ふうん。
[k]
1なる、ほど
2宮本武蔵は江戸時代でも有名なんだ
H城勤めの女
えどじだい? なんです?[r]江戸ですか。江戸あたりではよく言われるそうですよ。
[k]
H城勤めの女
武蔵と柳生但馬もし戦わば、と。乱世が終わっても[r]殿方というのは下々含めて武勇のお話ばかり。
[k]
[charaFace A 10]
@武蔵
あははははは……。[r]そ、そうなんだ。へえー。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 0]
[charaFace A 5]
[charaFadein A 0.1 2]
@武蔵
(ねえ、今のって君たちの歴史でもそうなの?[r] 私、全然身に覚えがないっていうか本気で初耳!)
[k]
@風魔小太郎
(はい。江戸時代の初期に記録が残っていますよ。[r] ちなみに江戸の民に人気なのは武蔵殿だったとか)
[k]
[charaFace A 10]
@武蔵
(そ、そう。そこは地元を推さないのねぇ)
[k]
[charaFace B 1]
@風魔小太郎
(宮本武蔵は人気者ですよ。江戸時代だけでなく、[r] 以降の時代でもさまざまな物語によく登場します)
[k]
[charaFace A 6]
@武蔵
(あ。そこはちょっと私に似てるかも?[r] 色々な場所や時代にしょっちゅう迷い込むから、私)
[k]
[charaFace B 4]
@風魔小太郎
(そういう意味じゃないんですが……)
[k]
H城勤めの女
では、私は姫さまをお呼びして参りますので。[r]あなたたちはここでお待ちくださいませ。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
お構いなく。のんびり待たせて貰います。
[k]
[messageOff]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[wt 0.4]
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[wt 1.0]
[charaTalk A]
[charaFace A 8]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
…………ふう。ちょっと緊張するね。
[k]
1お城の中まで上げてもらえるとは
2おぬいちゃんと田助にも見せてあげたかった
[charaFace A 4]
@武蔵
まあ、そうは言ってもね……。[r]考えてみれば当然といえば当然というか、
[k]
@武蔵
村正のじいちゃまに怒られちゃったからなぁ。[r]日帰りのはずが二日も音沙汰なければ、まあ、ねえ。
[k]
[messageOff]
[wt 0.4]
[wipeout circleIn 1.0 1.0]
[bgmStop BGM_EVENT_2 1.0]
[wait wipe]
[charaFadeout A 0.1]
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[wt 0.1]
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[scene 40301]
[charaTalk C]
[charaFace C 5]
[charaFadein C 0.1 1]
[wt 1.0]
[fadein black 1.5]
[wait fade]
[bgm BGM_EVENT_7 0.1]
@千子村正
[line 3]あ・の・なぁ!
[k]
@千子村正
帰りが遅いと思って城下へ来てみれば[r]なんだテメェらふざけやがって!
[k]
@千子村正
芸妓の部屋にガキ連れ込んで一晩も二晩も明かすとは[r]どういう了見だ! なんで[#儂:オレ]を呼ばねぇ、[#儂:オレ]を!
[k]
[charaFace C 2]
@千子村正
……ああいや、それもあるがそうじゃねえ。[r]今は女遊びができる状況じゃねえしな。
[k]
@千子村正
おい。南の方で怪物とやらかしたって話じゃねえか。[r]おまえらその間、ぬいと田助を放ってたな?
[k]
1すいませんでした……
2おたまさんなら大丈夫かなと……
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk D]
[charaFace D 2]
[charaFadein D 0.1 1]
@おたま
そうですよそうですよ! まったくその通り![r]村正さん、言ってやってくださいな!
[k]
[charaFace D 5]
@おたま
出て行くと言ったのにまったく出て行かず、[r]あまつさえ我が物顔にしてしまって、ほんとにもう。
[k]
[charaFace D 4]
@おたま
そりゃあ[#私:わたくし]も、広いお部屋にひとりきりというのは[r]寂しいものと思いましたし……。
[k]
@おたま
賑やかなのも悪くないかなー、なんて[r]ほだされてもいましたけども。[charaFace D 5]けじめはけじめです。
[k]
@おたま
せめて殿方には隣の部屋を使わせるとか、[r]そのくらい[#慮:おもんぱか]っていただきたいところです!
[k]
[charaFadeout D 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 1]
@千子村正
ん。ああ、そうか。そうだな。
[k]
@千子村正
初対面の姐さんに迷惑掛けやがって。[charaFace C 8][r]……やれやれ。まあ、何事もなかったからいいものの、
[k]
[charaFace C 2]
@千子村正
そのへんちっとは気を付けろ。いいな。
[k]
1はい
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 4]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
は、はい。ごめんねお爺ちゃん!
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 1]
@千子村正
返事だけは一人前だ。[r]ふう。じゃ、[#儂:オレ]ァぬいと田助連れて庵に戻るからな。
[k]
@千子村正
このままこの宿に留まるもよし、[r]城に上がって城に勤めちまうのもよし。
[k]
@千子村正
[#儂:オレ]の庵に戻るならそれはそれで好きにしな。[charaFace C 8][r]……ま、ガキどもはテメェらの顔を見たがるだろうが。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 1]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
お城の用事が終わったら庵に戻ります。[r]それでいいかな、[%1][&君:]。
[k]
@武蔵
あそこの結界は私も居心地がいいし、[r]多分、小太郎君にも悪くないと思うのよね。どう?
[k]
[charaFace A 12]
@武蔵
それに何より……[r]いざという時に辺りに被害が出ない。
[k]
1そうだね
2お城に行ったら庵に戻ろう
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 1]
@風魔小太郎
待ってください。インフェルノが襲来した時、[r]城下を戦闘に巻き込めないと言っていたんですよね?
[k]
@風魔小太郎
それなら城下の方が安全という[r]考え方もできるかと。一応、申し上げておきます。
[k]
1彼らは自分を制御できているか怪しい
2いざという時、きっと城下の人が犠牲になるよ
[charaFace B 1]
@風魔小太郎
わかりました。いえ、異存はありません。[r]主殿は城下を避けるものと信じていましたから。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace B 1]
[charaFadein B 0.1 0]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 2]
@千子村正
おい。赤毛の小僧。
[k]
[charaFace B 0]
@風魔小太郎
はい。
[k]
@千子村正
…………知らん顔だがサーヴァントだろう。誰だ?
[k]
[messageOff]
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[bgmStop BGM_EVENT_7 1.5]
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[charaFadeout B 0.1]
[charaFadeout C 0.1]
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[scene 46800]
[charaTalk B]
[charaFace B 1]
[charaFadein B 0.1 1]
[wt 1.0]
[wipein circleIn 1.0 1.0]
[bgm BGM_EVENT_2 1.0]
[wait wipe]
@風魔小太郎
武蔵殿に続いてあの千子村正殿とは、[r]感激に次ぐ感激です。しかも村正殿はサーヴァント!
[k]
[charaFace B 0]
@風魔小太郎
無論彼はカルデアのサーヴァントではなく、[r]何らかの理由でこの世界に召喚された英霊でしょう。
[k]
[charaFace B 4]
@風魔小太郎
しかし剣豪英霊やその候補、[r]という訳ではない。少なくともプルガトリオ……
[k]
[charaFace B 0]
@風魔小太郎
……宝蔵院胤舜さんは何も言わなかったんですよね。
[k]
@風魔小太郎
考えられるのは連鎖召喚か、[r]もっと別の……。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 0]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 2]
@武蔵
ねえ。小太郎君。
[k]
@風魔小太郎
はい。何か。
[k]
[charaFace A 6]
@武蔵
私は今日ずっと外に出てた訳なのだけれど、[r]その間どうだった? 段蔵ちゃんとは仲良くなれた?
[k]
[charaFace B 3]
@風魔小太郎
は[line 3]は?[r]な、何を突然言ってんです!?
[k]
1そういえば小太郎
2段蔵を見て気になってるみたいだっ[&た:たね?]
@風魔小太郎
あ、主殿まで。冗談はやめてください。[r]僕には一切やましい事などありませんから無駄ですよ!
[k]
@風魔小太郎
それに、今日は朝から彼女の姿を見ていません。[r]但馬殿の元へ戻られた様子。
[k]
@風魔小太郎
からかっても何も出ませんからね、[r]僕は、主殿にお仕えする事を至上として[line 3]
[k]
[charaTalk F]
[se ade105]
[wt 1.0]
[seStop ade105 0.5]
[wt 0.5]
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[charaFadeout A 0.1]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 1]
[charaFadein F 0.4 1]
@清姫
ふふふ、なにやら楽しくご歓談のようで!
[k]
[wt 0.3]
[messageOff]
[wt 0.7]
[charaMove F 0,15 0.2]
[charaMoveScale F 1.2 0.3]
[wt 0.4]
@清姫
私も混ぜてもらえませぬか、[r][%1]さま!
[k]
[charaDepth E 1]
[charaDepth F 10]
[charaTalk E]
[charaFace E 1]
[charaFadein E 0.1 -384,0]
@城勤めの武士
姫。近うございます。[r]もそっと離れてくださらねば。姫。清姫さま!
[k]
[charaFace F 8]
@清姫
ふーんだ。知りません。
[k]
[wt 0.3]
[messageOff]
[charaFadeout E 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk G]
[charaFace G 0]
[charaFadein G 0.7 -448,0]
[wt 0.1]
[charaMove G -384,0 0.5]
[wt 0.7]
@柳生但馬守
[line 3]姫。[r]あまり我が儘を申されては家臣も困りましょう。
[k]
[charaFace F 12]
@清姫
……もう。但馬守さまは厳しいですね。[r]ですが、はい。女たるもの淑やかにせねばです。
[k]
[messageOff]
[charaFadeout F 0.1]
[charaFadeout G 0.1]
[wt 0.1]
[charaScale F 1.0]
[wt 1.0]
[charaTalk F]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0.4 1]
[wt 0.5]
@清姫
改めましてご機嫌よう[%1]さま。[r]お付きの方々も。あら、おひとり増えられましたか?
[k]
@清姫
あの幼子たちも連れてきてくだされば[r]良かったのに。私、これで子供好きなんですよ。
[k]
1二日ぶりですね姫さま
[charaFace F 10]
@清姫
はい! 一日千秋でありました!
[k]
2似ているけどちょっと違う[&な:ね]……)
@清姫
なんですか?
[k]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaScale B 1.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 1]
@風魔小太郎
(似ている……とても似ていますね![r] おたま殿もそうでしたが、まさしく瓜二つ!)
[k]
@風魔小太郎
(しかし、サーヴァントではありませんね。[r] 僕には何も感じられません。間違いなく人間です)
[k]
@風魔小太郎
(主殿へ好意を向けている事はともかく、[r] 人物としては我々の知る清姫殿とは異なるような?)
[k]
[charaFace B 4]
@風魔小太郎
(やはりこの下総……特異点のようなものなの[r] でしょうか……いや、それにしては何か妙な……)
[k]
@風魔小太郎
(特異点は元の歴史が聖杯によって狂い、乱れた世界。[r] だがここは狂っているような異常は見られない……)
[k]
@風魔小太郎
(狂ったものではなく、初めから違うもの……[r] 何か、前提そのものが異なる世界のような……?)
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
まあ、内緒話ですか? 殿方は幼くても大きくても[r]そういうものがお好きですね。
[k]
@清姫
私はあまりそういうのはないんです。[r]ああ、でも。他の人にとってはそうでないかも?
[k]
[charaFace F 9]
@清姫
私、実は蛇と話せるのです![r]腰元はまったく信じてくれないのですが、本当ですよ?[charaFace F 0]
[k]
1蛇と
2おっしゃいましたか
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaScale B 1.0]
[charaTalk B]
[charaFace B 2]
[charaFadein B 0.1 1]
@風魔小太郎
そんなところまで似ている……![r]い、いえ、我らの知る清姫殿は動物会話などは……。
[k]
[charaFace B 5]
@風魔小太郎
ですが近い、惜しい![r]蛇と縁があるというのはやはり似ている!
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 9]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
似てるって誰? 誰の事?
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 12]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
うーんなんでしょう。何のお話なのでしょうねぇ。[r]私ですか? 他のどなたかですか?
[k]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk G]
[charaFace G 4]
[charaFadein G 0.1 1]
@柳生但馬守
……。[r]……。
[k]
[charaFace G 0]
@柳生但馬守
……宜しいですかな、姫。そろそろ。
[k]
[charaFadeout G 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 14]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
あっ、はい。ごめんなさい但馬さま。[r]では改めて。皆さま、おいでいただきご苦労さまです。[charaFace F 0]
[k]
@清姫
下総を襲った怪異の討伐にあたって[r]皆さまが大きな武勲を上げられたのだと聞きました。
[k]
@清姫
まずは、父である松平下総守に代わって申します。[r]大儀でした。
[k]
@清姫
褒美を取らせます。[r]後ほど腰元から受け取るように。
[k]
@清姫
そして、下総に暮らすひとりの女として申し上げます。[r]ありがとうございました[line 3]本当に。
[k]
@清姫
皆、喜んでいます。城内の者も城下の者も。[r]きっと下総の皆がそうに違いありません。
[k]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk E]
[charaFace E 0]
[charaFadein E 0.1 1]
@城勤めの武士
下々には勿体なき御言葉。[r]頭が高いぞ、貴様達。
[k]
[charaFadeout E 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
……ははっ。ありがたき幸せにございます。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 1]
@風魔小太郎
右に同じく。
[k]
[messageOff]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0.1 1]
[wt 0.3]
1み、右に同じく
[charaFace F 1]
@清姫
ふふふふ、あまりそう畏まらないで下さいませ![r]清姫と[%1]さまの間に身分の差など!
[k]
2いいえ、どういたしまして
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk G]
[charaFace G 5]
[charaFadein G 0.1 1]
@柳生但馬守
貴様。
[k]
[charaFadeout G 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
いいえ、よいのです但馬さま。私は咎めません。[r]だって[%1]さまですもの。[charaFace F 1]
[k]
[charaFace F 0]
@清姫
という訳で、他でもない[%1]さま![r]お待たせいたしました。いよいよ本題に入りますね!
[k]
[charaFace F 13]
@清姫
皆さま、城下で噂を聞いたものと思います。[r]私についてのものです。
[k]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 12]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
文が届いた[line 3]だったよね。[r]その顔色だと、まともなモノじゃなかったのかしら。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 4]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
……ええ。そうですね。[r]とても痛ましい有り様でした。
[k]
@清姫
文ひとつのために多くの命を費やすからには、[r]悪戯などではないのでしょう。正体定かならぬ賊が、
[k]
@清姫
私の命を狙っています。[r]間違いありません。
[k]
@清姫
我が城には多くの家臣がおります。島原の乱を経た[r]但馬さまの精兵五百余名も目を光らせてくれています。
[k]
[charaFace F 12]
@清姫
……ですから、本当は言うべきではないのです。[r]不安で、不安で、たまらないなどと……。
[k]
@清姫
私を守ってくれる彼らに何と言ったら良いか……。
[k]
@城勤めの武士
姫……。[r]怪異に続いて不遜な文、心中お察しいたしますぞ。
[k]
[charaFace F 2]
@清姫
ですが! 言います![r]私、言ってしまいますね、[%1]さま!
[k]
@清姫
お願いです[line 3][r]どうか、凶賊よりこの清姫をお守りくださいませ!
[k]
[messageOff]
[wt 0.5]
[fadeout black 1.5]
[bgmStop BGM_EVENT_67 1.5]
[wait fade]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 1.5]
[charaTalk G]
[charaFace E 0]
[charaFadein E 0.1 0]
[charaFace G 0]
[charaFadein G 0.1 2]
[fadein black 1.5]
[wait fade]
[bgm BGM_EVENT_5 0.1]
@柳生但馬守
…………成る程、成る程。[r]姫の守りを任せるなぞ、あまりに酔狂と申されたか。
[k]
@城勤めの武士
酔狂以外に何がありましょうぞ![r]宜しいか、いかに姫のお気に入りとはいえ下々の者!
[k]
[charaFace E 1]
@城勤めの武士
聞けば浪人ですらない者もおるとか、[r]そんな連中を城に上げるだけでも狂気の沙汰、
[k]
@城勤めの武士
事によってはお家の存続にまで関わりましょう!
[k]
[charaFace G 1]
@柳生但馬守
お家取りつぶし、と申すか。[r]確かに、平時であれば有り得る話。
[k]
[charaFace G 0]
@柳生但馬守
だが今は平時に非ず、怪異はびこる災禍の時。[r]腕が確かであれば身分の善し悪しは二の次よ。
[k]
@柳生但馬守
奴らの腕前については、この但馬が箔を押そう。
[k]
@柳生但馬守
先日の怪異討伐の折の手柄もある。[r]我が精兵の多くも、奴らの立てた功を讃えている。
[k]
[charaFace G 5]
@柳生但馬守
それとも[line 3]私の見立てを疑うか、松平の家中は。
[k]
[charaFace E 0]
@城勤めの武士
い、いえ[line 3]
[k]
@城勤めの武士
ま、まさかそんなハハハハハハご冗談を![r]得体の知れぬ者とは申しましたが、え、ええ、ハハハ。
[k]
@城勤めの武士
清姫さまたっての願いでありますし、[r]但馬守さまの推挙とあらば文句なぞあるはずも!
[k]
@城勤めの武士
ハハハハハ! い、いやいや頼もしい事です![r]なるほど見れば立派な若武者ばかり!
[k]
[charaFadeout E 0.1]
[charaFadeout G 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk E]
[charaFace E 1]
[charaFadein E 0.1 1]
@城勤めの武士
おぬし達! よく姫さまを守るのだぞ!
[k]
[messageOff]
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[charaTalk G]
[charaFace G 5]
[charaFadein G 0.1 1]
@柳生但馬守
……ふん。
[k]
[charaFace G 0]
@柳生但馬守
では、貴様達。姫さまを[#佳:よ]く守ってみせろ。[r]しくじれば打ち首では済まぬ。
[k]
[messageOff]
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[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 0.1 1]
@風魔小太郎
は、はあ……ええと……。[r]この状況はどうしたものでしょうか、主殿。
[k]
1殺害予告は見過ごせないよ
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 1]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
うん。予想通りとはいえ堂々と言うわね、君。[r]どうしたらそんな風にできるのかしら。
[k]
[charaFace A 4]
@武蔵
色んな場所を旅してきたのは私と同じでしょうに、[r]うーん、どこで差が出るのか……。
[k]
[charaFace A 0]
@武蔵
ともかく、私もその意見に賛成よ。[r]放っておけば姫さまは殺されてしまうだろうし。
[k]
2きっと、英霊剣豪の仕業だと思う
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 12]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
ええ、まったく新たな何かというのは考えにくい。[r]まず残り五匹のうちのどれかでしょう。
[k]
@武蔵
なんと言っても江戸に近い天領なのだから、[r][#政:まつりごと]に絡んだ騒ぎというのもなさそうだし。
[k]
[charaFace A 0]
@武蔵
うん、見過ごす手はなさそう。[r]お城に詰めさせてくれるのなら願ったりだわ。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 1]
[charaFadein B 0.1 1]
@風魔小太郎
僕は主殿に従います。[r]……ええ、そう仰るだろうと思っていましたよ。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 5]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
む、むむ。むむむむむむ。[r]肝心の私を放ってあちらでもこちらでも話進んでます?
[k]
[charaFace F 1]
@清姫
でも構いません! 私がおろおろしているうちに[r]話はついたようですし! わーい!
[k]
[charaFace F 7]
@清姫
[%1]さまがお守りくださるなんて……[r]私、嬉しくて死んでしまいそう……。
[k]
1死んでしまっては、ダメ
2死なせないために引き受けたの
[charaFace F 1]
@清姫
えへへ。ごめんなさい……。[r]あまりに嬉しくて、つい。
[k]
[messageOff]
[wt 1.0]
[charaFace F 12]
@清姫
ところでそちらの剣士さま。聞くところでは[r]女だてらに賊将を討ち取ったと聞いていますが……
[k]
@清姫
……その、本当、なのですか?
[k]
[charaFace F 0]
@清姫
決して疑っているのではありません。[r]もしもそうなら、感嘆と感心に値すると思うのです。
[k]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 1]
[charaFadein A 0.1 1]
@武蔵
ええ、本当よ。嘘なんかじゃありません。[r]一刀両断にしました。
[k]
[charaFace A 0]
@武蔵
姫さまの好きな[%1][&君:]、[r][&彼:彼女]の力添えと名刀の鋭さあればこそだけれど。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 1]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
まあ、すごい。すごいです![r]やっぱり女であっても強い人は強いのですね!
[k]
[charaFace F 0]
@清姫
市中で剣気を眼にした時から、[r]この人はすごい人なのではと思っておりました……。
[k]
@清姫
ああ、同じ女として嬉しい限りです。[r]励みになります!
[k]
1励みになる
2その口振りからするともしかして
[charaFace F 9]
@清姫
実は、えへん、私も少しばかり腕に覚えがあります![r]武家の娘ですから念入りに仕込まれています!
[k]
1覚えてますよ
2町中で暴れかけたのを
[charaFace F 3]
@清姫
私はその……手の掛からない女なのです。[r]守っていただくのは勿論ですが、手は掛かりません。
[k]
[charaFace F 0]
@清姫
その証を立てたいと思うのです。[r]お付き合いいただけますか、剣士さま。
[k]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0.1 0]
[charaFace A 4]
[charaFadein A 0.1 2]
@武蔵
ええー。[r]私、無益な戦いは[line 3]
[k]
[charaFace F 15]
@清姫
益はあります。ええ、それで何両ほどお包みすれば[r]よいでしょう? 十? 二十?
[k]
[charaFace A 7]
@武蔵
お任せください、姫様の頼みとあればどこまでも![r]三十両までなら奥義まで見せますとも!
[k]
1武蔵ちゃん顔、顔
2いい笑顔になってるよ
[charaFace A 3]
@武蔵
あはははイヤだなあははそんなはずないでしょう。[r]それでお姫さま、ひとりで立ち合うの?[charaFace A 1]
[k]
@武蔵
無論、加減はするわ。[r]でもおひとりなら止めておいたほうが。
[k]
[charaFace F 0]
@清姫
では数を増やしましょう。[r][line 3]段蔵、段蔵!
[k]
[messageOff]
[charaFadeout F 0.1]
[charaFadeout A 0.1]
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[charaTalk H]
[charaFace H 5]
[charaFadein H 0.1 0,-40]
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[wt 0.1]
@段蔵
[line 3]はっ。段蔵は此処に。
[k]
[charaFadeout H 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
あちらの剣士さまが修練に付き合ってくださるので、[r]力を貸してください。宜しいですか。
[k]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk H]
[charaFace H 5]
[charaFadein H 0.1 1]
@段蔵
はっ。この段蔵、本日より姫さまに従うようにと[r]但馬守さまより言い付けられておりまする。
[k]
[charaFadeout H 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 0.1 1]
@風魔小太郎
……。[r]……。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk H]
[charaFace H 1]
[charaFadein H 0.1 1]
@段蔵
これは小太郎殿に武蔵殿。[r][%1]殿も。
[k]
@段蔵
怪異討伐ではご苦労さまでありました。
[k]
[charaFace H 5]
@段蔵
積もる話などは特にありませぬので……[r]いざ、姫の修練に付き合っていただきまする。
[k]
1さっぱりしてるなあ
@段蔵
は。傀儡とはそういうものでありまする。
[k]
2は、はい
@段蔵
はい。
[k]
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[charaTalk F]
[charaFace F 5]
[charaFadein F 0.1 1]
@清姫
では参りますよ剣士さまと[%1]さま![r]南蛮渡来の燃える水、とっくとご覧くださいませ!
[k]
1それはもしかして
2やっぱり石油なのでは[line 3]
[charaFadeout F 0.1]
[charaTalk F]
[charaFace F 2]
[charaScale F 1.2]
[charaFadein F 0.1 0,15]
[shake 0.05 2 4 0.5]
@清姫
清姫、参ります![r][line 3]あ、修練着にお召し替えした上で!
[k]
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[end]