fgo-game-data/ScriptActionEncrypt/91/9120150251.txt

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2020-06-01 18:51:19 +00:00
91-20-15-02-5-1
[soundStopAll]
[charaSet A 2015001 1 アルジュナ]
[charaSet B 3004001 1 カルナ]
[charaSet C 2015002 1 クリシュナ]
[bgm BGM_EVENT_24 0.1]
[scene 20210]
[fadein black 1.5]
[wait fade]
[effect bit_talk_kengekiall01]
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[wt 1.0]
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[wt 0.1]
[shake 0.05 3 3 0.4]
[wt 0.7]
[charaTalk C]
[charaFace C 2]
[charaFadein C 0.4 1]
@クリシュナ
くっ……![r]まだだ、手を貸せアルジュナ!
[k]
@クリシュナ
我らは共に立ち上がり、[r]邪悪と戦わねばならない!
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 1]
[charaFadein A 0.1 1]
[bgmStop BGM_EVENT_24 2.0]
@アルジュナ
……。[r]……。
[k]
@アルジュナ
……いや、違う。[r]違うよ、クリシュナ。
[k]
@アルジュナ
それは、やはり違う。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 4]
[charaFadein C 0.1 1]
@クリシュナ
[line 3]なん、だと?
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 1]
[bgm BGM_EVENT_6 0.1]
@アルジュナ
ずっと……ずっと、そう考えていた。[r]おまえがいるからこそ、私はあの矢を放てたのだと。
[k]
@アルジュナ
卑怯で、戦士の道から外れた振る舞いは[line 3]。[r]何もかも、[#おまえの責任だと]。
[k]
@アルジュナ
……あの時の私は、ただひたすら楽になりたかった。[r]永劫続くかと思われたカルナとの戦い。
[k]
[charaFace A 4]
@アルジュナ
自分という存在が、あまりに矮小で戦士に相応しくないという[r]絶望感と諦観。
[k]
[charaFace A 5]
@アルジュナ
だが、受け入れなければならなかった。[r]どれほど否定しようとも、あの矢を放ったのは[line 3]。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 2]
[charaFadein C 0.1 1]
@クリシュナ
言うな、アルジュナ![r]言えば、数千年の呪いが掛かる!
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 5]
[charaFadein B 0.1 1]
@カルナ
言うべきだ、アルジュナ。
[k]
@カルナ
正しい答えなど存在しない。[r]最後の最後まで、その信条にしがみつくしかない。
[k]
@カルナ
迷うこともあるだろう。だからこそ、[r]オレたちはマスターと共に歩まねばならない。
[k]
@カルナ
この迷いと共に、サーヴァントは[r]第二の生を生きなければならないのだ。
[k]
@カルナ
今やおまえは、生前のアルジュナですら[r]辿り着けなかった領域に居るのだから。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 1]
@アルジュナ
[line 3]あの矢を放ったのは、俺だ。
[k]
@アルジュナ
あの矢を握り、あの矢を[#番:つが]え、あの矢を放ったのは、[r]このアルジュナだ。
[k]
[charaFace A 4]
@アルジュナ
すまなかった。
[k]
@アルジュナ
クリシュナ、おまえはあの時、[r][#あの戦車に乗っていなかったはずなのに]……。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 1]
@カルナ
その通り。
[k]
@カルナ
クリシュナはあの時、違う場所で戦っていた。[r]だがおまえの余り有る屈辱を知り、黙っていたのだろうな。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 5]
[charaFadein C 0.1 1]
@クリシュナ
……おまえは自らの悪性を認めることになる。[r]生前であっても、死後であっても英霊である以上、変わらない。
[k]
@クリシュナ
一生涯、後悔し続けることになるぞ。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 1]
@アルジュナ
そうだな、その通りかもしれない。[r]だが、後悔することも恐れないと決めたんだ。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 1]
@クリシュナ
……。[r]……。
[k]
[charaFace C 4]
@クリシュナ
そうか……。[r]ならば、その後悔はこちらで預かろう。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 1]
@アルジュナ
クリシュナ……?
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 1]
@クリシュナ
もしかすると、もしかすると。[r]俺という存在が、蟻の一穴となるやもしれん。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 4]
[charaFadein A 0.1 1]
@アルジュナ
何を言っているのか、不可解なのだが[line 3]。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 1]
[charaFadein C 0.1 1]
[charaEffect C bit_talk_06]
@クリシュナ
おっと。こちらの話だ、気にするな。[r]……さあ、夢から醒めるときだ[%1]。
[k]
@クリシュナ
何、俺の出番は当分ないだろう。[r]こんな夢など、さっさと忘れてしまうがいい。
[k]
[messageOff]
[charaEffectStop C bit_talk_06]
[charaSpecialEffect C flashErasure 0 1.7]
[se ad52]
[wait charaSpecialEffect C]
[wt 1.0]
[charaTalk B]
[charaFace B 1]
[charaFadein B 0.1 1]
[charaEffect B bit_talk_06]
@カルナ
オレが出てくることも、もうないだろう。[r]さらば、アルジュナ。さらば、マスター。
[k]
[messageOff]
[charaEffectStop B bit_talk_06]
[charaSpecialEffect B flashErasure 0 1.7]
[se ad52]
[wait charaSpecialEffect B]
[wt 1.0]
[charaTalk A]
[charaFace A 0]
[charaFadein A 0.1 1]
[charaEffect A bit_talk_06]
@アルジュナ
私も消えますが[line 3]。
[k]
[charaFace A 4]
@アルジュナ
その前に謝罪を、マスター。[r]此度、[&貴方:貴女]が危機に陥ったのは私が原因です。
[k]
@アルジュナ
恐らく私とマスターの絆がこれまでにないほど、[r]強くなったせいでしょう。
[k]
@アルジュナ
私は誰かと絆を深めれば深めるほどに、[r]クリシュナの存在を知られることを恐れる。
[k]
@アルジュナ
だからこうして、夢の中にマスターを誘い[line 3]。[r]殺[charaFace A 5]害しようとした。
[k]
@アルジュナ
愚か者だ。そして酷い裏切り者だ。[r]殺されても文句は言えないでしょう。
[k]
[charaFace A 4]
@アルジュナ
……マスター。[r][&貴方:貴女]は確かに私という存在を完全に知ってしまった。
[k]
[charaFace A 0]
@アルジュナ
そして、それでもなお私の全て[line 3]光も闇も、[r]醜悪さに至るまで共に抱え込んだ。
[k]
[charaFace A 1]
@アルジュナ
ならば私は[&貴方:貴女]の笑みも、この暗黒も恐れますまい。[r]もう二度と、決して……。
[k]
[messageOff]
[charaEffectStop A bit_talk_06]
[charaSpecialEffect A flashErasure 0 1.7]
[se ad52]
[wait charaSpecialEffect A]
[wt 1.0]
[messageOff]
[bgmStop BGM_EVENT_6 2.0]
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[scene 10001]
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[wt 1.0]
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[wait fade]
[scene 10400]
[wt 1.0]
[fadein white 3.0]
[wait fade]
[wt 1.0]
1夢……じゃない[&よな:よね]
[bgm BGM_EVENT_2 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 1]
[charaFadein A 0.4 1]
@アルジュナ
[line 3]目が覚めましたか、マスター。[r]良い夢を、見させて戴いたこと。
[k]
[charaFace A 4]
@アルジュナ
そして、何より生命の危機への詫びを。
[k]
@アルジュナ
困りました、命を差し出すほどの罪ですが、[r]差し出してしまえば、[&貴方:貴女]のために戦えない。
[k]
@アルジュナ
どうしたものでしょうか。
[k]
1おはよう、アルジュナ
[messageOff]
[charaFace A 0]
[wt 0.7]
[charaFace A 1]
@アルジュナ
………………おはようございます。
[k]
@アルジュナ
このアルジュナ、最早迷いはありません。[r]全身全霊を絞り尽くして、[&貴方:貴女]にお仕え致します。
[k]
[charaFace A 0]
@アルジュナ
しかし、それにしても。
[k]
@アルジュナ
長い、長い旅のようだった気もしますし、[r]とても短い旅だった気もします。
[k]
@アルジュナ
この世界に確実なものなどない。[r]あらゆる物質はうつろい、流転し、彷徨い歩くもの。
[k]
[charaFace A 4]
@アルジュナ
感情ですら例外ではない。[r]恋も愛も、憎悪や悲哀に変わるときもあるのでしょう。
[k]
@アルジュナ
もしくはその逆も……。
[k]
@アルジュナ
それでも、確実に言えることが一つある。
[k]
[charaFace A 0]
@アルジュナ
……[&貴方:貴女]に会えて、良かった。
[k]
[messageOff]
[bgmStop BGM_EVENT_2 2.0]
[fadeout black 2.0]
[wait fade]
[charaFadeout A 0.1]
[scene 10000]
[wt 2.0]
[fadein black 1.5]
[wait fade]
[bgm BGM_EVENT_6 0.1]
私はアーチャー。真名をアルジュナ。[r][#戦士:クシャトリヤ]であり、サーヴァントであり[line 3]。
[k]
未来を勝ち取るため、とあるマスターに力を貸す者。[r]そして、ただの平凡な英霊に過ぎない。
[k]
神の血を引いているが神ではなく。[r]人ならぬ非凡な力を持っても、所詮は人。
[k]
ただ戦うのだ。マスターのために戦うのだ。[r]マスターに仕えるという、その本質だけを抱いて戦うのだ。
[k]
その一点を以て、私は私を英雄であると認識する。[r]その為ならば、我が“黒”も受け入れる、恥とも思わぬ。
[k]
私はアーチャー、私はアルジュナ。
[k]
私は、[%1]のサーヴァントである。
[k]
[messageOff]
[bgmStop BGM_EVENT_6 1.5]
[fadeout black 2.0]
[wait fade]
[soundStopAll]
[end]