fgo-game-data/ScriptActionEncrypt/01/0100052010.txt

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2020-06-01 18:51:19 +00:00
01-00-05-20-1-0
[soundStopAll]
[bgm BGM_EVENT_4 0.1]
[charaSet A 8001001 1 マシュ]
[charaSet C 1019001 1 ラーマ]
[charaSet D 2015001 1 アルジュナ]
[charaSet H 98003003 1 Dr.ロマン]
[scene 20302]
[fadein black 2]
[wait fade]
[charaTalk C]
[charaFace C 2]
[charaFadein C 0.1 1]
@ラーマ
進め! 既に北部戦線は主力部隊と激突している![r]どれだけ保つかは分からんぞ!
[k]
[charaFace C 5]
@ラーマ
速度だ! 速度が勝負を決める![r]駆け抜けろ……!
[k]
[charaFace C 2]
@ラーマ
マスター![r]前方に敵軍だ!
[k]
1蹴散らせ
2ブッ飛ばせ
[charaFace C 2]
@ラーマ
うむ![r]ならば全軍、突撃せよ!
[k]
@ラーマ
一度も立ち止まってはならぬ![r]このまま一気呵成に叩き込むぞ!
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[bgmStop BGM_EVENT_4 0.5]
[wt 0.5]
[bgm BGM_EVENT_2 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 4]
[charaFadein A 0.1 1]
@マシュ
……。
[k]
1どうしたの
[charaFace A 8]
@マシュ
……すみません。[r]スカサハさんの事を考えていました。
[k]
[charaFace A 12]
@マシュ
スカサハさんはクー・フーリンには勝てない、と[r]言っていましたが、わたしはそうは思えなかった。
[k]
@マシュ
スカサハさんには誰も勝てないと感じていたんです。[r]だから[line 3]心のどこかで安心していた。
[k]
[charaFace A 8]
@マシュ
ここでわたしたちが失敗してもスカサハさんが[r]なんとかしてくれるって。
[k]
[charaFace A 4]
@マシュ
でも、そうはなりませんでした。[r]……スカサハさんは正しかった。
[k]
[charaFace A 12]
@マシュ
でも、やっぱり分かりません。[r]スカサハさんは一体、どうして敗北したのかが……
[k]
[messageOff]
[fadeout black 1.0]
[bgmStop BGM_EVENT_2 1.0]
[wait fade]
[wt 1.5]
[charaSet A 7020000 1 クー・フーリン・オルタ]
[charaSet B 3013001 1 スカサハ]
[charaSet C 3017001 1 李書文]
[scene 10000]
[bgm BGM_EVENT_3 0.1]
[fadein black 1.0]
[wait fade]
[effect bit_talk_41]
@クー・フーリン・オルタ
[line 2]『[#抉り穿つ鏖殺の槍:ゲイ・ボルク]』!
[k]
[se ad80]
@スカサハ
『[#貫き穿つ死翔の槍:ゲイ・ボルク・オルタナティブ]』[line 2]
[k]
[messageOff]
[charaFadeout B 0.1]
[seStop ad80 0.2]
[se ad81]
[wt 1.5]
[fowardEffect bit_talk_14]
[flashin once 0.1 0.3 AD061380 AD061300]
[wt 0.1]
[effectStop bit_talk_41]
[se bac54]
[se bac14]
[wait se bac54]
[wt 0.2]
[scene 20800 0.7]
[charaTalk A]
[charaFace B 5]
[charaFace A 4]
[charaFadein B 0.7 2]
[charaFadein A 0.7 0]
[wait scene]
@クー・フーリン・オルタ
……。
[k]
@スカサハ
くっ……!
[k]
[charaFace A 4]
@クー・フーリン・オルタ
生前では有り得ぬゲイ・ボルク同士の激突。
[k]
[charaFace A 5]
@クー・フーリン・オルタ
互いに必殺を謳いながら、[r]互いに致命傷を回避するか。
[k]
[charaFace B 0]
@スカサハ
異なる宝具であれば、相殺ではなく相討ちになろう。[r]しかし、我らの宝具は共に禁断の魔槍。
[k]
[charaFace B 5]
@スカサハ
全く同じ軌道を描き、放った[#死棘:しきょく]が衝突する。[r]興味深い現象よのう[line 2]恐らく、二度とはあるまい。
[k]
[charaFace B 0]
@スカサハ
……それにしても、その右腕。[r]ルーン魔術で修復しながら、槍を撃ち放っているのか。
[k]
[charaFace A 0]
@クー・フーリン・オルタ
……まあな。
[k]
[charaFace B 5]
@スカサハ
今の私のように破壊が終わってから再生を[r]開始しているのではない。
[k]
[charaFace B 4]
@スカサハ
再生しながら、同時に破壊されているのだ。[r]生半可な激痛……いや、激痛と呼べる代物ですらあるまい。
[k]
[charaFace A 5]
@クー・フーリン・オルタ
痛覚は操作できる。[r]覚悟は既に決めている。
[k]
[charaFace A 1]
@クー・フーリン・オルタ
[line 2]フン、師匠こそ先ほどからよく保っている。
[k]
[charaFace B 1]
@スカサハ
そういう訳でもないがな。[r]……結果的に引き延ばしているだけだ。
[k]
[charaFace B 4]
@スカサハ
かつて[line 3][r]おまえに殺されることを、夢見たこともある。
[k]
[charaFace A 0]
@クー・フーリン・オルタ
……。
[k]
[charaFace B 0]
@スカサハ
“ああなる前に死んでおけばよかった”[r]と。我が人生に悔いがあるとすれば、それに他ならぬ。
[k]
[charaFace B 1]
@スカサハ
[line 2]だが。今のおまえに殺される気は失せた。[r]私は以前のおまえの方が好みでな。
[k]
[charaFace A 0]
@クー・フーリン・オルタ
アンタの背負ったものを、俺が肩代わりする義務はない。[r]オレの道はただ、真っ直ぐだ。
[k]
@クー・フーリン・オルタ
寄り道などしている余裕もなく、[r]誰かの荷物を担ぐ余裕もない。
[k]
[charaFace A 5]
@クー・フーリン・オルタ
最短距離で王となり、最短距離で支配する。
[k]
[charaFace B 0]
@スカサハ
[line 2]誰のために?[r]メイヴのためか?
[k]
[charaFace B 5]
@スカサハ
メイヴは聖杯に願い、おまえを王に仕立て上げた。[r]だが、それはお前の願いではなかろう。
[k]
[charaFace A 0]
@クー・フーリン・オルタ
何故そう思う?[r]王を望んだことがないと、本当にそう思うか?
[k]
[charaFace B 0]
@スカサハ
生前、そんな望みを口に出したことはあるまい。
[k]
[charaFace A 4]
@クー・フーリン・オルタ
そうだな、確かに師匠の言う通り[line 2]オレは生前、[r]王になろうなどと考えたこともない。
[k]
[charaFace A 1]
@クー・フーリン・オルタ
だが。生前存在しなかった望みが生まれるなど、[r]サーヴァントにはよくあることだろう?
[k]
[charaFace B 5]
@スカサハ
……つまり、逆。[r]王になった結果、王になろうとしているのか。
[k]
[charaFace B 4]
@スカサハ
[line 2]愚かな矛盾だ。[r]王になったものの、王意を示すものがなかった。
[k]
@スカサハ
だからすべてを破壊するしかない。
[k]
[charaFace B 0]
@スカサハ
無人の荒野にただ独り立つ者があらば、それは確かに、[r]誰に異を唱えられる事もない王だろうよ。
[k]
[charaFace A 1]
@クー・フーリン・オルタ
ああ、それでいい。その結論が気持ちいい。[r]元より英雄なんて矛盾だらけの存在だ。
[k]
[charaFace A 5]
@クー・フーリン・オルタ
メイヴのためじゃねえ[r]オレは我欲で、この槍を振るうんだよ。
[k]
[charaFace A 2]
@クー・フーリン・オルタ
……さて、時間稼ぎの策もそろそろ尽きただろう。[r]決着をつけようぜ、スカサハ。
[k]
[charaFace B 4]
@スカサハ
[line 3]阿呆が。[r]骨の髄から阿呆のクセに、難しく考えおって。
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 5]
[charaFadein B 0.1 1]
@スカサハ
だがよかろう。問答もこれで尽きた。[r]門よ、開け。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 4]
[charaFadein A 0.1 1]
@クー・フーリン・オルタ
[line 2]ッ!
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 2]
[charaFadein B 0.1 1]
[messageOff]
[charaEffect B bit_talk_36]
[se ad39]
@スカサハ
『[#死溢るる魔境への門:ゲート・オブ・スカイ]』。
[k]
[messageOff]
[fadeout white 0.4]
[charaEffectStop B]
[wait charaEffect B]
[wait fade]
[charaFadeout B 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 5]
[charaFadein A 0 1]
[fadein white 0.4]
[wait fade]
@クー・フーリン・オルタ
影の国への送還宝具か……!
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 5]
[charaFadein B 0.1 1]
@スカサハ
黄泉路に連れて行く。悪く思うな。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace B 5]
[charaFace A 5]
[charaFadein B 0.1 2]
[charaFadein A 0.1 0]
@クー・フーリン・オルタ
師匠……それでも、予感しているな。[r][#勝てない]と。
[k]
[charaFace A 1]
@クー・フーリン・オルタ
その宝具を出してなお、勝てないと理解しているな?[r][line 2]正解だ。
[k]
@クー・フーリン・オルタ
殺すのではなく連れて行く宝具なんぞ[line 3][r]この後に及んで周りを気遣うアンタの負けだ。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[charaFadeout A 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 2]
[charaFadein A 0.1 1]
@クー・フーリン・オルタ
宝具封印。[r]転身[line 2]
[k]
@スカサハ
…………な、に?
[k]
[charaFadeout A 0.1]
[messageOff]
[se ad23]
[wait se ad23]
[charaTalk B]
[charaFace B 2]
[charaFadein B 0.1 1]
@スカサハ
……ッ!
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace B 2]
[charaFace A 2]
[charaFadein B 0.1 2]
[charaFadein A 0.1 0]
@クー・フーリン・オルタ
[line 2]動きが止まったぞ、スカサハァッ!!
[k]
[bgmStop BGM_EVENT_3 0.1]
[se bac13]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaShake B 0.05 3 3 0.5]
@スカサハ
ガッ…………!!
[k]
[bgm BGM_EVENT_5 0.1]
[charaFace A 0]
@クー・フーリン・オルタ
『[#噛み砕く死牙の獣:クリード・コインヘン]』[line 2]。[r]これだけはアンタに習った技じゃない。
[k]
[charaFace A 1]
@クー・フーリン・オルタ
この宝具こそが、アンタの土手っ腹に[r]風穴を穿つ、唯一無二の代物だ。
[k]
[charaFace B 5]
@スカサハ
……そこまで、至ったか。[r]それは、世界を滅ぼすに足る力だ。
[k]
[charaFace A 0]
@クー・フーリン・オルタ
そうだろうな。このままであれば世界を滅ぼす。
[k]
[charaFace B 4]
@スカサハ
[line 2]クー・フーリン。私には、それが分からないよ。
[k]
@スカサハ
生きることと戦うこと、[r]それはおまえにとって最上の喜びだったはず。
[k]
@スカサハ
それが大前提だった。[r]だからこそ、おまえは美しく生きていた。
[k]
[charaFace B 5]
@スカサハ
なのに、何故そこまで醜くあろうとする?
[k]
[charaFace A 5]
@クー・フーリン・オルタ
……醜いとも。[r]それが、オレが見てきた王というものだからだ。
[k]
[charaFace B 4]
@スカサハ
……なんと……[r]……そこまで、律儀な阿呆だったか……。
[k]
[messageOff]
[se ad52]
[charaFadeout B 0.7]
[wt 1.7]
[charaTalk A]
[charaFace A 5]
[charaFadein A 0.1 1]
@クー・フーリン・オルタ
じゃあな、スカサハ。[r]もう二度と巡り合うこともないだろう。
[k]
[charaFadeout A 0.4]
[messageOff]
[fadeout black 1.0]
[bgmStop BGM_EVENT_5 1.0]
[wait fade]
[scene 10000]
[fadein black 1.0]
[wait fade]
C
やれやれ。同じ槍兵同士、[r]あやつとも殺り合ってみたかったが[line 2]。
[k]
C
何しろ先約の方を優先せねば話になるまいて。[r]生きているか?
[k]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 0.1 1]
@スカサハ
……なんとかな。門に自ら飛び込み、世界の外側まで[r][#肉体:からだ]を飛ばしたのが功を奏したか。
[k]
[charaFace B 0]
@スカサハ
もっとも外見は繕えたがそれだけだ。[r]人体に喩えるならば、内臓の九割が吹っ飛んでいる。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace B 0]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 2]
[charaFadein B 0.1 0]
C
それは困るな。[r]戦えんではないか。
[k]
[charaFace B 0]
@スカサハ
我らが戦うとすればこの時代が終わりを告げる時だ。[r]それまでは書文、あやつらを手伝ってやってくれぬか。
[k]
[charaFace C 0]
@李書文
どちらを?
[k]
[charaFace B 5]
@スカサハ
……北軍。南軍は[%1]が居るが、[r]北軍にはおらぬ。この差は大きい。
[k]
[charaFace C 1]
@李書文
分かった。では北軍に参ろう。[r]おぬしは時代が終わるまで、ここに留まっていろ。
[k]
[charaFace C 5]
@李書文
必ず駆けつける。[r]時代が終わろうが、世界が終わろうが、必ず。
[k]
[charaFace C 4]
@李書文
なにしろ人外の極意に達した神の槍だ。[r]合わさぬまま消えられては、儂の方こそ狂いそうだ。
[k]
[charaFace B 4]
@スカサハ
……こだわるのう。[r]ここまで熱心に口説かれては断れまい。
[k]
[charaFace B 1]
@スカサハ
よいぞ。気合いで待ち続けよう。[r]弟子に敗北した腑抜けの槍でよければな。
[k]
[charaFace C 1]
@李書文
呵々。あれを敗北とは数えぬよ。[r]はじめから目的が違ったではないか。
[k]
[charaFace C 5]
@李書文
槍の競い合いはここからが本命と知れ、女主人。[r]我が神槍、果たして真の神に通じるのか試す時よ。
[k]
[charaFace C 0]
@李書文
……ま、その前にまずは世界を救ってからか。[r]いやはや、儂は強者と戦いたいだけだが、
[k]
[charaFace C 4]
@李書文
世界というのは何とも世知辛いものだな。
[k]
[charaFace B 1]
@スカサハ
それが英霊の宿命というものさ。
[k]
[charaFace C 1]
@李書文
ははははは[line 4]確かに。
[k]
[messageOff]
[fadeout black 1.0]
[bgmStop BGM_EVENT_2 1.0]
[wait fade]
[soundStopAll]
[end]