fgo-game-data/ScriptActionEncrypt/01/0100011131.txt

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2020-06-01 18:51:19 +00:00
01-00-01-11-2-1
[soundStopAll]
[bgm BGM_EVENT_2 0.1]
[scene 20802 0]
[charaSet A 8001000 1 マシュ]
[charaSet B 98003003 1 Dr.ロマン]
[charaSet C 1008001 1 ジークフリート]
[charaSet D 9001001 1 ジャンヌ]
[charaSet E 4006001 1 ゲオルギウス]
[charaSet F 5015001 1 アマデウス]
[charaSet G 7013001 1 清姫]
[charaSet H 3005001 1 エリザベート]
[charaTalk H]
[charaFace G 1]
[charaFadein G 0 2]
[charaFace H 1]
[charaFadein H 0 0]
[fadein black 1]
[wait fade]
@エリザベート
へえ、美味しそうじゃないの。
[k]
@清姫
では、わたくしが手ずから差し上げましょう。[r]はい、あ~ん。
[k]
[charaFadeout G 0.1]
[charaFadeout H 0.1]
[charaFace A 14]
[charaFadein A 0.1 1]
@マシュ
……いきなり何を……!?
[k]
[charaFadeout A 0.4]
[messageOff]
[wipeout rightToLeft 0.4 1]
[wait wipe]
[wt 0.3]
[scene 20802 0]
[bgmStop BGM_EVENT_2 0.4]
[bgm BGM_EVENT_6 0.1]
[charaFace D 4]
[charaFadein D 0.4 1]
[wipein rightToLeft 0.4 1]
[wait wipe]
@ジャンヌ
……。
[k]
[charaFadeout D 0]
[charaTalk F]
[charaFadein D 0.1 0]
[charaFace F 1]
[charaFadein F 0.1 2]
@アマデウス
や。ちょっといいかい?
[k]
[charaFace D 0]
@ジャンヌ
あ、はい。[r]どうぞ。
[k]
[charaFace F 3]
@アマデウス
休んでいるところ悪いね。[r]あっちは雑竜どもが[#五月蠅:うるさ]くてさ。
[k]
[charaFace D 3]
@ジャンヌ
…………。[r]…………アマデウス。マリーは、私に優しかった。
[k]
[charaFace F 1]
@アマデウス
そりゃそうだよ。彼女は万民に優しいけど、[r]君に向けた愛情は特別だし。
[k]
[charaFace D 4]
@ジャンヌ
どうしてでしょうか。[r]同じフランスの人間だから……?
[k]
[charaFace F 0]
@アマデウス
どうかなー。君がフランスの人間だからとか、[r]そういうものは関係ないと思うよー。
[k]
[charaFace F 3]
@アマデウス
イギリスだろうがスペインだろうが極東の果ての国[r]だろうが、そういうの、マリアには関係ないんだ。
[k]
[charaFace F 1]
@アマデウス
彼女が君を[#慈:いつく]しみ、敬愛したのは[r]君がただひとりで立ち上がった少女だからだ。
[k]
[charaFace F 0]
@アマデウス
ある意味で、マリアも同じだ。十四歳で王妃となり、[r]ヴェルサイユで孤独の戦いを強いられた。
[k]
@アマデウス
……無論、それは君の戦いに勝るものでは[r]決してないだろう。
[k]
[charaFace F 4]
@アマデウス
砲弾飛び交う戦場と、嫌味と陰謀が渦巻く戦場とでは[r]あまりに本質が異なっている。
[k]
[charaFace F 3]
@アマデウス
それでも、彼女にとってはまさに命懸けだった。[r]だから彼女は君に共感しちゃったんだね、きっと。
[k]
[charaFace D 5]
@ジャンヌ
同じ孤独の戦いを生きた者だから……?
[k]
[charaFace F 0]
@アマデウス
それともう一つ。[r]こっちの方が重要な理由だ。
[k]
@アマデウス
愛した者を庇うのは、マリアにとって当然の理屈だ。
[k]
@アマデウス
それが家族であれ、他人であれ、サーヴァントであれ[line 2][r]あるいは国家そのものであれ。
[k]
[charaFace F 4]
@アマデウス
ま、苦労知らずの箱入り娘だから、その庇い方も[r]たいへん音がズレているんだけど。
[k]
[charaFace D 5]
@ジャンヌ
……そうですか。[r]それなら、私も友人として彼女を庇いたかった。
[k]
[charaFace D 4]
@ジャンヌ
あの状況は確かにどうしようもなかったのですが、[r]それでも[line 2]共に、いたかった。
[k]
@ジャンヌ
……そう思います。
[k]
[charaFace F 3]
@アマデウス
トモダチか。うん、君がそう思っていることが、[r]彼女にとって最大の報酬だな。
[k]
@アマデウス
僕とマリアには共通点が一つある。[r]どっちもトモダチに恵まれなかった事だ。
[k]
[charaFace F 1]
@アマデウス
でも彼女は第二の生でそれを叶えた。[r]今回も余裕で、ふわっと先に行かれた気分だ。
[k]
[charaFace D 3]
@ジャンヌ
え……あの、私は、貴方を仲間と思っています。[r]それは[%1]も同様ですよ?
[k]
[charaFace F 3]
@アマデウス
あー、ダメダメ。だって僕がそう思えない。[r]マリアも言ってただろ。基本的に僕はクズだって。
[k]
[charaFace F 0]
@アマデウス
僕は音楽しか愛さない。そういう風に生きて、[r]そういう自分に誇りを持っている。
[k]
@アマデウス
だからトモダチは作れない。[r]そのかわりに多くの作品を残したからね。
[k]
[charaFace F 3]
@アマデウス
人間的な幸福なんて、望んだらそれこそ[r]自己嫌悪で消えてしまいそうだ。
[k]
[charaFace F 1]
@アマデウス
うん。でもありがとう、ジャンヌ・ダルク。[r]マリアは決して後悔しなかったろう。
[k]
[charaFace D 5]
@ジャンヌ
彼女の仇は討ちます。[r]……いえ、敵討ちは重要ではありませんね。
[k]
[charaFace D 0]
@ジャンヌ
彼女の希望を叶えます。[r]このフランスを、必ず救ってみせる。
[k]
[fadeout black 0.5]
[messageOff]
[wait fade]
[charaFadeout D 0.1]
[charaFadeout F 0.1]
[wt 0.5]
[scene 20900 0]
[charaSet F 98007000 1 ジャンヌ・オルタ]
[charaSet G 5002001 1 ジル]
[charaSet H 1026001 1 バーサーク・セイバー]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0 1]
[fadein black 0.5]
[bgmStop BGM_EVENT_6 0.4]
[bgm BGM_EVENT_5 0.1]
[wait fade]
@ジャンヌ・オルタ
ジルはいますか?
[k]
[charaFadeout F 0]
[charaTalk G]
[charaFadein F 0.1 2]
[charaFace G 0]
[charaFadein G 0.4 0]
@ジル
は、ここに!
[k]
@ジャンヌ・オルタ
マリー・アントワネットは燃え尽きましたが、[r]サンソンはどうなりました?
[k]
[charaFace G 4]
@ジル
ただいま治療中です。[r]ですがもはや精神が尽きています。
[k]
@ジル
[#霊子外殻:りょうしがいかく]を留め、兵士として使う事が限界でしょう。
[k]
[charaFace F 4]
@ジャンヌ・オルタ
…………そうですか。[r]あの街にいたゲオルギウスは逃れました。
[k]
@ジャンヌ・オルタ
マリーが死を覚悟の上で、時間を稼がなければ[r]上手くいったのですが[line 2]。
[k]
[charaFace G 0]
@ジル
なるほど。敵陣は一人失った代わりに、[r]新たな一人を得た訳ですか。
[k]
[charaFace F 0]
@ジャンヌ・オルタ
戦力的に困る訳ではありませんが、不愉快ですね。[r]引き続き捜索を[line 2]。
[k]
[charaFadeout G 0.1]
[charaFace H 1]
[charaFadein H 0.1 0]
@バーサーク・セイバー
やあ、どうやらその必要はなさそうだよ。
[k]
@ジャンヌ・オルタ
セイバー?[r]貴女には東南方面の索敵を命じていたはずですが。
[k]
[charaFace H 0]
@バーサーク・セイバー
その必要がなくなったのさ、マスター。[r]彼らはオルレアンに真っ直ぐ向かっている。
[k]
@バーサーク・セイバー
どうやら決戦がお望みのようだ。[r]それは君も望むところだろう?
[k]
@ジャンヌ・オルタ
……逃げ回るのは止めましたか。[r]ということは、勝算があるのでしょうね。
[k]
[charaFace H 5]
@バーサーク・セイバー
そうだろうね。サーヴァントの数も随分多かった。
[k]
@バーサーク・セイバー
私たちには竜がいるとはいえ、[r]これは凄絶な戦いになりそうだ。
[k]
[charaFace F 3]
@ジャンヌ・オルタ
楽しいですか?
[k]
[charaFace H 1]
@バーサーク・セイバー
楽しいさ。何しろイカれているからね、頭が。[r]私としては、滅ぼすのもいいし滅ぼされるのもいい。
[k]
[charaFace H 1]
@バーサーク・セイバー
さあ、指示を下せ[line 2]マスター。
[k]
[charaFace F 5]
@ジャンヌ・オルタ
決戦の準備を。[r]ジル、サーヴァントだけでなく彼らも呼び集めて下さい。
[k]
[charaFadeout H 0.1]
[charaFace G 0]
[charaFadein G 0.1 0]
@ジル
[#畏:かしこ]まりました。[r]フランスに散った竜という竜を招集しましょう。
[k]
[charaFadeout G 0.4]
[charaFadeout F 0]
[wt 0.5]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0.1 1]
@ジャンヌ・オルタ
……勝てば世界は滅びる。[r]我々が負けたとしても、それでどうなるものでもない。
[k]
@ジャンヌ・オルタ
世界はとうに終わっている。[r]ここを修繕したところで、先は果てしない旅路だ。
[k]
[charaFace F 4]
@ジャンヌ・オルタ
それでも。[r]それでも、世界を肯定するのか[line 2]彼らと[#彼女:わたし]は。
[k]
@ジャンヌ・オルタ
ならば、私は彼らを叩き落とす。[r]この世界を繋がせはしない。
[k]
[charaFace F 0]
@ジャンヌ・オルタ
それが私の望み、そしてジルの望み。[r]……そう、その筈。それが私の望みの筈だ[line 3]
[k]
[messageOff]
[fadeout black 0.5]
[bgmStop BGM_EVENT_5 0.4]
[wait fade]
[soundStopAll]
[end]