fgo-game-data/ScriptActionEncrypt/91/9160090111.txt

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2020-06-01 18:51:19 +00:00
91-60-09-01-1-1
[soundStopAll]
[charaSet A 98001000 1 マシュ]
[charaSet B 6009002 1 静謐のハサン]
[charaSet C 5010001 1 パラケルスス]
[charaSet D 2013001 1 アーラシュ]
[charaSet E 7013001 1 清姫]
[charaSet F 98002000 1 フォウ]
[charaSet G 6009002 1 静謐のハサンシルエット用]
[charaFilter G silhouette 000000FF]
[charaSet H 98115000 1 エフェクト用]
[bgm BGM_EVENT_5 0.1]
[scene 34702]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 0.1 1]
[fadein black 1.0]
[wait fade]
@静謐のハサン
……。[r]……。
[k]
@静謐のハサン
…………すみません、マスター。
[k]
@静謐のハサン
せっかくシミュレーションに誘っていただいたのに、[r]私、その……お役に立てていません、よね。
[k]
@静謐のハサン
あんなにも多くの敵だなんて。[r]私が、最小限の戦闘だけで突破できていれば……
[k]
1いや、連戦のプログラムだったみたいだし
2ハサンのせいじゃないよ
[charaFace B 3]
@静謐のハサン
……………………。
[k]
[charaFace B 1]
@静謐のハサン
……ありがとうございます。[r]マスター。いつも優しい、私たちのマスター。
[k]
[charaFace B 4]
@静謐のハサン
でも、私、やっぱり[line 3]
[k]
@静謐のハサン
マスターのサーヴァントたる者、[r]あってはならない事なのに、どうしても、私……
[k]
@静謐のハサン
いつものように……できないんです……
[k]
[messageOff]
[fadeout black 1.0]
[bgmStop BGM_EVENT_5 1.0]
[wait fade]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 1.0]
[scene 10200]
[fadein black 1.0]
[wait fade]
[bgm BGM_EVENT_2 0.1]
[charaTalk A]
[charaFace A 1]
[charaFadein A 0.4 1]
[wt 0.4]
@マシュ
おかえりなさい、先輩! 静謐さん!
[k]
[messageOff]
[charaFadeout A 0.4]
[wt 0.4]
[charaTalk G]
[charaFace G 0]
[charaFadein G 0.5 1]
[wt 0.5]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 1.0 1]
[wt 1.0]
[charaFadeout G 1.0]
@静謐のハサン
……すみません。マスターを頼みます。
[k]
[messageOff]
[charaFadeout B 0.3]
[charaMove B 80,0 0.3]
[wt 0.3]
[se ad59]
[wt 1.0]
[seStop ad59]
[se ad8]
[wt 1.0]
[charaTalk A]
[charaFace A 6]
[charaFadein A 0.1 1]
@マシュ
あっ、静謐さん[line 3]
[k]
1ただいま、って
2ちゃんと言う前に行っちゃったか……
[charaFace A 4]
@マシュ
はい…………。
[k]
[messageOff]
[fadeout black 1.0]
[bgmStop BGM_EVENT_2 1.0]
[wait fade]
[wt 1.5]
[charaFadeout A 0.1]
[scene 10420]
[fadein black 1.0]
[wait fade]
[se bac43]
[wt 1.2]
[seStop bac43]
[se ad311]
[wt 2.0]
[seStop ad311]
[bgm BGM_EVENT_11 0.1]
@パラケルスス
シミュレーターでの戦闘、ご苦労様です。[r]静謐のハサン。
[k]
@パラケルスス
マスターと共に戦いの場にさえ立てば、[r]貴方の内なる悩みも霧消するものと思っていましたが。
[k]
@パラケルスス
一目散に自室へ逃げ帰る、とは。重症ですね。
[k]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 0.1 1]
@静謐のハサン
……。[r]……。
[k]
[charaFace B 5]
@静謐のハサン
…………扉には鍵を掛けたはずですが。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.4 1]
[wt 0.4]
@パラケルスス
魔術師ですよ、私は。
[k]
@パラケルスス
そして、医師でもある。
[k]
[messageOff]
[charaFadeout C 0.4]
[wt 0.4]
[charaTalk B]
[charaFace B 5]
[charaFace C 0]
[charaFadein B 0.1 2]
[charaFadein C 0.1 0]
@静謐のハサン
サーヴァントに医師などは不要のものです。[r]退室を望みます。
[k]
@パラケルスス
[line 3]その前に、たとえ話をひとつだけ。貴方に。
[k]
@静謐のハサン
そんなもの……
[k]
[charaFace C 4]
@パラケルスス
昔話でもあります。[r]あるところに、ひとりの、毒の娘がいました。
[k]
[charaFace B 4]
@静謐のハサン
[line 12]。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 4]
[charaFadein C 0.1 1]
@パラケルスス
毒の娘は、多くの人を殺しました。[r]その名が示す通り、娘の体は毒で出来ていたからです。
[k]
@パラケルスス
娘は求めていました。[r]自分が触っても死なず、微笑み掛けてくれる誰かを。
[k]
@パラケルスス
娘は求めていました。[r]多くの人々のように、自分も、誰かと寄り添いたいと。
[k]
@パラケルスス
娘は求めていました。[r]愛を。
[k]
@パラケルスス
ひとりめの男は駄目でした。死んでしまった。[r]囁いて、口付けをしたらたちまち死んだ。
[k]
[charaFace C 5]
@パラケルスス
ですが……[r]ふたりめ。とある少女。
[k]
@パラケルスス
彼女はおおよそ全能であって、[r]毒をものともせずに、娘の肌に触れました。
[k]
@パラケルスス
そして、微笑んだ。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 0.1 1]
@静謐のハサン
…………それは……ほ、本当に……?
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 1]
@パラケルスス
たとえ話、ですよ。昔話でもありますが。
[k]
[charaFace C 4]
@パラケルスス
毒の娘は思いました。ああ、この少女こそがそうだ。[r]求め続けたモノだ。自分が探し続けた相手だ、と。
[k]
@パラケルスス
娘は歓喜しました。[r]娘は熱狂しました。
[k]
@パラケルスス
全能の少女を主人と認めて、少女のために働きました。[r]多くを殺して、多くの魂を集めて……
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 0.1 1]
@静謐のハサン
…………魂喰い…………?
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 1]
@パラケルスス
さあ、どうでしょう。そういう事もあったかも。[r]どうあれ娘は多くを殺して回ったのです。
[k]
@パラケルスス
そして、ひとりの少年と出会いました。
[k]
@パラケルスス
優しい少年でした。気高い魂の持ち主で、[r]戦いの場に姿を見せた毒の娘の身さえ案じてみせた。
[k]
[charaFace C 4]
@パラケルスス
自分は、その娘に殺されるというのに。
[k]
[messageOff]
[wt 1.0]
[charaFace C 0]
[wt 0.3]
@パラケルスス
[line 3]娘は、少年を殺しました。毒の唇で口付けて。
[k]
@パラケルスス
彼の優しい心根を感じながらも、無慈悲に。
[k]
@パラケルスス
それからまた、娘は全能の少女の配下として[r]多くを殺す日々を過ごしました。
[k]
@パラケルスス
そんなある日、[r]毒の娘はとある男から贈り物を貰い受けました。
[k]
[charaFace C 5]
@パラケルスス
[line 3]魔術によって[#動く死体:リビングデッド]となった、件の少年を。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 0]
[charaFadein B 0.1 1]
@静謐のハサン
…………贈り物。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 5]
[charaFadein C 0.1 1]
@パラケルスス
男は言いました。[r]毒の娘よ、[#死ななければ誰でもいい]のでしょう、と。
[k]
@パラケルスス
全能の少女に貴方が仕えるのは、愛のためではない。[r]ただ、死なないからだ。
[k]
@パラケルスス
ならば、この死体で充分でしょう、と。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 4]
[charaFadein B 0.1 1]
@静謐のハサン
……。[r]……。
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaFace C 5]
[charaFace B 0]
[charaFadein C 0.1 0]
[charaFadein B 0.1 2]
@静謐のハサン
…………その、毒の娘は……どう言ったのですか。
[k]
@パラケルスス
さあ。
[k]
@静謐のハサン
その娘は……[r]どちらを愛したのですか、少女と、少年の死体……
[k]
@パラケルスス
さあ。それは、彼女だけの物語の結末です。[r]貴方のものではない。
[k]
@パラケルスス
少なくとも、彼女は結末を秘めたまま眠りに就いた。[r]二度と覚める事はない。絶対に。
[k]
[charaFace B 4]
@静謐のハサン
………………キャスター・パラケルスス。
[k]
[charaFace C 0]
@パラケルスス
はい。
[k]
@静謐のハサン
では、貴方は私にこう言うのですか。[r]今、この私の中にある迷いは[line 3]渦巻く想いは[line 3]
[k]
@静謐のハサン
愛では、ないと……。
[k]
@パラケルスス
さあ。どうでしょうね。[r]そもそも貴方は、愛が何かを知っていますか?
[k]
[messageOff]
[charaTalk B]
[wt 0.5]
[charaFace B 5]
[wt 0.5]
[charaFace B 4]
[wt 0.3]
@静謐のハサン
それは[line 3]
[k]
[charaFace C 1]
@パラケルスス
静謐のハサン。
[k]
@パラケルスス
迷うのもいいでしょう、惑う事も。[r]それはきっと貴方だけの物語だ。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 1]
@パラケルスス
ここにいる[#霊基:あなた]。カルデアに於ける現界は、[r]今を生きる貴方だけのものなのです。
[k]
@パラケルスス
記憶も想いも後には残ることはない。[r]人間と同じく。死ねば、そこで英霊の霊基は終わります。
[k]
[messageOff]
[wt 1.0]
[charaFace C 1]
[wt 0.3]
@パラケルスス
ですから、ハサン・サッバーハ。[r]たとえば貴方が胸に秘めた想いと迷いの赴くままに、
[k]
@パラケルスス
感情と、衝動に沿って生き抜くのだとしても……
[k]
@パラケルスス
私は止めません。[r]間違っているとも言いません。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 5]
[charaFadein B 0.1 1]
@静謐のハサン
………………………………!!
[k]
[messageOff]
[charaFace B 4]
[wt 1.0]
[charaFace B 0]
[wt 0.3]
@静謐のハサン
………………それなら。私、私。
[k]
@静謐のハサン
……パラケルスス。パラケルスス。[r]私、どうしても、マスターに伝えたい事があって[line 3]
[k]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 1]
[charaFadein C 0.1 1]
@パラケルスス
では、お行きなさい。[r]止めはしませんよ。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 1]
[charaFadein B 0.1 1]
@静謐のハサン
ありがとう。キャスター・パラケルスス。
[k]
[messageOff]
[charaFadeout B 0.7]
[se ad59]
[charaMove B 80,0 0.7]
[wt 0.7]
[seStop ad59]
[se bac43]
[wt 1.5]
[charaTalk C]
[charaFace C 1]
[charaFadein C 0.1 1]
@パラケルスス
ご武運を。
[k]
[messageOff]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.5]
[se bac43]
[wt 1.2]
[seStop bac43]
[se ad311]
[wt 2.0]
[seStop ad311]
@アーラシュ
聞き耳を立ててた訳じゃあないんだがね。
[k]
[charaTalk D]
[charaFace D 0]
[charaFadein D 0.1 1]
@アーラシュ
どうにも[#視:み]えちまうもンでね。[r]随分と適当な事を抜かしたように視えてるぞ、あんた。
[k]
@アーラシュ
記憶は残らない、ってか?
[k]
[charaFadeout D 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 1]
@パラケルスス
別段、嘘を言ったつもりはありません。[r]ゆえにああして断言しました。
[k]
@パラケルスス
静謐のハサン。あれは我々とは些か霊基の在り方が違う。[r]ふたたび彼女が召喚されたとしても……
[k]
[charaFace C 5]
@パラケルスス
座から、記録の類を持ち込む事は絶対にない。
[k]
[messageOff]
[wt 1.0]
[charaFace C 0]
[wt 0.3]
@パラケルスス
[line 3]無論、彼女が[#愛を得た]場合に限りますがね。
[k]
@パラケルスス
愛を知った静謐のハサンは、二度と、召喚されない。[r]その想いを抱いて[#永久:とわ]に眠り続けるのみ。
[k]
@パラケルスス
たとえ聖杯や特殊な魔術式を以て召喚を行っても、[r]応えて現界するのは別の[#霊基:かのじょ]となりましょう。
[k]
[charaFadeout C 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk D]
[charaFace D 4]
[charaFadein D 0.1 1]
@アーラシュ
…………実際、あいつはソレだしな。
[k]
[charaFadeout D 0.1]
[wt 0.1]
[charaTalk C]
[charaFace C 0]
[charaFace D 4]
[charaFadein C 0.1 0]
[charaFadein D 0.1 2]
@パラケルスス
ええ。完全な別人ですよ。[r]今の彼女と、私たちが[#彼方:かなた]の聖杯戦争で出逢った彼女は。
[k]
[charaFace D 0]
@アーラシュ
俺たちだって別人さ。多少の差はあれど、[r]サーヴァントってのはそういうもんだって話だぜ。
[k]
[charaFace C 1]
@パラケルスス
まさしく、その多少の話ですよ。ふふ。[r]そして……ええ、[#次の召喚]でもきっとそうなのでしょう。
[k]
@パラケルスス
特異点やカルデア召喚式などの特殊例でなければ、[r]我々にも、記録の断片的な引き継ぎ等は発生し得ない。
[k]
@アーラシュ
何とも。難儀なもンだ。
[k]
@パラケルスス
ええ。貴方も、私もね。
[k]
[messageOff]
[wt 0.5]
[fadeout black 1.0]
[bgmStop BGM_EVENT_11 1.0]
[wait fade]
[charaFadeout C 0.1]
[charaFadeout D 0.1]
[scene 10310]
[wt 1.5]
[fadein black 1.0]
[wait fade]
[se ad59]
[seVolume ad59 0 0.1]
[seVolume ad59 1.0 1]
[wt 0.3]
[charaTalk B]
[charaFace B 2]
[charaFadein B 0.7 120,0]
[charaMove B 0,-5 0.7]
[wt 0.7]
[seStop ad59]
[bgm BGM_EVENT_2 0.1]
@静謐のハサン
マスター!
[k]
[charaFace B 4]
@静謐のハサン
……そ、その、ええと、私[line 3]私は[line 6]
[k]
1戻ってきてくれたね
2いいよ、ゆっくり言って
[charaFace B 0]
@静謐のハサン
は、はい……。
[k]
[charaFace B 3]
[charaMoveReturn B 0,0 0.8]
@静謐のハサン
…………すぅ、はぁ。落ち着いて、落ち着いて、私。
[k]
@静謐のハサン
言える。言えます。言うと決めました。[r]す[charaMoveReturn B 0,0 0.8]ぅ、はぁ。
[k]
[messageOff]
[wt 1.0]
[charaFace B 0]
[wt 0.3]
@静謐のハサン
[line 3]マスター。[r]まず、先ほどの戦闘では失礼いたしました。
[k]
@静謐のハサン
私、もう大丈夫です。大丈夫だと思う事に[charaFace B 4]したんです。[r]その……
[k]
[bgmStop BGM_EVENT_2 1.0]
1うん
2言って、ハサン・サッバーハ
[bgm BGM_EVENT_6 0.1]
[charaFace B 0]
@静謐のハサン
正直に言います。[r]私、貴方以外に[#死なない人]がいるのを知ってしまった。
[k]
@静謐のハサン
それで……
[k]
[charaFace B 4]
@静謐のハサン
迷ったんです。迷ってしまった。
[k]
@静謐のハサン
決めたはずなのに。[r]初代様の晩鐘が響く事になっても構わない、と……
[k]
@静謐のハサン
なのに訳が分からなくなって……[r]混乱して、迷って、惑って、頭の中がぐるぐる……
[k]
@静謐のハサン
[line 3]私に触れても死なない。[r][line 3]私を抱いても死なない。
[k]
[charaFace B 2]
@静謐のハサン
その基準は、あっさり壊されて……[r]英雄アーラシュは本当に、私が触れても平然としていて!
[k]
@静謐のハサン
毒素に強いとは聞いていました、伝承も、性能も、[r]でもまさか本当に……[charaFace B 4]あんなにも……
[k]
@静謐のハサン
それを目の当たりにしたら、私、私、[r]……胸の奥底、かき回されるみたいになって[line 3]
[k]
[messageOff]
[wt 1.0]
[charaFace B 3]
[wt 0.3]
@静謐のハサン
貴方の顔、まともに見れなくなって……
[k]
@静謐のハサン
…………私、私は……[line 3]
[k]
1頷く
[messageOff]
[cameraMove 0.2 0,10 1.0]
[wt 0.3]
[cameraMove 0.3 0,0 1.0]
[wt 1.0]
[charaFace B 4]
@静謐のハサン
いえ、いえ。いいえ。マスター。
[k]
@静謐のハサン
迷ったのは本当です。今も混乱しているはずです。[r]でも、でも私、大丈夫だと思いたい。貴方に……
[k]
[charaFace B 0]
@静謐のハサン
貴方に寄り添うと決めたのが、この私です。[r]その想いは絶対に変わりません。
[k]
@静謐のハサン
パラケルススの話を聞いて、私、[r]こう思ったんです。この[#霊基:わたし]が永遠でないのなら、
[k]
@静謐のハサン
私、逃げません。[r]どうせこの[#霊基:わたし]はここで終わります。後はない。
[k]
@静謐のハサン
だから、私は大丈夫。もう大丈夫なんです。[r]逃げません。誰からも……
[k]
@静謐のハサン
………………自分の心からも。
[k]
1うん、分かった
[charaFace B 1]
@静謐のハサン
[line 3]はい。
[k]
[branch select01_end]
2それってつまり……
[branch select01_02]
[label select01_02]
[charaFace B 1]
@静謐のハサン
私、貴方に寄り添います。[r]そう決めました。ですからこれは、[charaFace B 3]こ、ここ、告白です。
[k]
[charaFace B 4]
@静謐のハサン
この想いが愛なのかどうか、[r]私にはまだ断言できないけれど……
[k]
[messageOff]
[wt 1.0]
[charaFace B 2]
[wt 0.3]
@静謐のハサン
いいえ! 私、頑張ります。[r]全力で悩むでしょうけれど、きっと辿り着きます。
[k]
[charaFace B 4]
@静謐のハサン
だから、その時まで……
[k]
@静謐のハサン
マスターには……[r]想いを寄せてくる数多のヒトたちの求愛に耐えて……
[k]
@静謐のハサン
私を……[r]待っていてくださると、嬉しいのですが……
[k]
[charaFace B 3]
@静謐のハサン
………………そう願う事を、許して、くださいますか?
[k]
1それは[line 3]
[label select01_end]
[messageOff]
[charaFace B 3]
[wt 1.0]
[charaFace B 1]
[wt 0.3]
@静謐のハサン
ありがとうございます、マスター。[r]私。頑張りますね。
[k]
@静謐のハサン
きっと結論を出します。[r]貴方が、ふふ。清姫様に奪われてしまうよりも前に[line 3]
[k]
[messageOff]
[charaFadeout B 0.1]
[wt 0.1]
[bgmStop BGM_EVENT_6 0.1]
[charaTalk E]
[charaFace E 1]
[charaFadein E 0.3 0,-60]
[charaMove E 1 0.3]
[se adm22]
[charaPut H 1]
[charaEffect H bit_talk_41]
E清姫伏兵
お呼びですか安珍様っ!!
[k]
[charaFadeout E 0.1]
[charaPut H 1200,1200]
[effectStop bit_talk_41]
[wt 0.1]
[charaTalk B]
[charaFace B 2]
[charaFace E 0]
[charaFadein B 0.1 0]
[charaFadein E 0.1 2]
[bgm BGM_EVENT_7 0.1]
[charaShake B 0.05 3 3 0.3]
@静謐のハサン
え、えぁっ、うそ……気配遮断!?
[k]
@清姫
いーえー、フツーに足音をしゅるしゅる立てて来ました![r]いっぱいいっぱいになったあなたが聞き逃しただけです!
[k]
[charaFace E 2]
@清姫
ところで何ですか、何ですか今のは!?[r]告白のような告白のようでない甘酸っぱい雰囲気は!?
[k]
@清姫
わ、わたくしの目が蛇な内は許しませんからね![r]具体的に言うと燃やします。
[k]
[messageOff]
[charaFadeout B 0.7]
[charaMove B -300,0 0.7]
[wt 0.5]
[se ad52]
[wt 1.0]
[charaMove E 128,0 0.3]
@清姫
あっ、霊体化!
[k]
[charaMoveReturn E 128,5 0.2]
@清姫
待てー!! 実は話し声までは聞こえなくて[r]雰囲気しか分からなかったので詳しく教えてください!
[k]
[messageOff]
[charaFadeout E 0.4]
[se ad59]
[charaMove E -100,0 0.4]
[wt 0.8]
[seStop ad59]
1よくわからないけど
2大変な事になってきた気がする
[charaTalk F]
[charaFace F 0]
[charaFadein F 0.4 150,-200]
[se adm21]
[charaMove F 50,100 0.35]
[wt 0.3]
[charaMove F 0,0 0.1]
[wt 0.1]
@フォウ
フォウフォーウ!
[k]
[messageOff]
[fadeout black 2.0]
[bgmStop BGM_EVENT_7 2.0]
[wait fade]
[soundStopAll]
[end]