fgo-game-data/ScriptActionEncrypt/01/0100011050.txt

357 lines
9.5 KiB
Plaintext
Raw Normal View History

2020-06-01 18:51:19 +00:00
01-00-01-10-5-0
[soundStopAll]
[bgm BGM_EVENT_5 0.1]
[scene 20500 0]
[charaSet A 8001000 1 マシュ]
[charaSet B 98003003 1 Dr.ロマン]
[charaSet C 4017001 1 マリー・アントワネット]
[charaSet D 9001001 1 ジャンヌ]
[charaSet E 4006001 1 ゲオルギウス]
[charaSet F 5015001 1 アマデウス]
[charaSet G 7013001 1 清姫]
[charaSet H 3005001 1 エリザベート]
[charaTalk E]
[charaFace D 5]
[charaFadein D 0 2]
[charaFace E 0]
[charaFadein E 0 0]
[fadein black]
[wait fade]
[se ad19]
[wait se ad19]
@ゲオルギウス
ワイバーンの襲撃か?[r]ここのところ激しいですね。
[k]
[charaFace D 2]
@ジャンヌ
いえ、違います。[r]この感覚は……“竜の魔女”……!
[k]
[charaFace E 2]
@ゲオルギウス
何ですと……!
[k]
[charaFace D 5]
@ジャンヌ
撤退しましょう、ゲオルギウス![r]今の我々では歯が立ちません!
[k]
[charaFace E 5]
@ゲオルギウス
……そういう訳にもいきません。
[k]
[charaFace D 4]
@ジャンヌ
あ……。
[k]
[charaFace E 0]
@ゲオルギウス
ええ、市民の避難がまだ間に合っていません。[r]私はここの市長から、彼らの守護を任されています。
[k]
@ゲオルギウス
その願いを全うしなければ[line 2][r]私が聖人でありたい、と願うことも許されない。
[k]
[charaFace D 2]
@ジャンヌ
でも……!
[k]
[charaFace E 1]
@ゲオルギウス
……わかっています。[r]残れば死ぬでしょう。
[k]
[charaFace E 0]
@ゲオルギウス
しかし、それでも[line 2]見捨てる訳には。
[k]
[charaFadeout D 0.1]
[charaFace C 0]
[charaFadein C 0.1 2]
@マリー・アントワネット
ゲオルギウスさまったら、[r]頭も体も堅い殿方ですのね。
[k]
[charaFace E 5]
@ゲオルギウス
なんですと?
[k]
[charaFace C 3]
@マリー・アントワネット
でも、そんなところがたいへんキュートです。[r]わたし、感動してしまったみたい。
[k]
[charaFace C 1]
@マリー・アントワネット
ですので[line 3][r]どうか、その役目をわたしにお[#譲:ゆず]りくださいな。
[k]
[charaFadeout E 0.1]
[charaFace D 5]
[charaFadein D 0.1 0]
@ジャンヌ
え……?
[k]
[charaFace C 0]
@マリー・アントワネット
わたしはフランスの王妃。
[k]
@マリー・アントワネット
ここからは「未来」でも、わたしにとっては「過去」も[r]「現実」もそれほど違いはありません。
[k]
[charaFace C 5]
@マリー・アントワネット
市民を守ることはわたしにとっても大切な使命。[r]そして貴方には、大局を動かす役目が与えられています。
[k]
[charaFace C 0]
@マリー・アントワネット
聖人ゲオルギウス。ジャンヌ・ダルクと共に[r]“[#竜殺し:ドラゴンスレイヤー]”の呪いを解いてください。
[k]
[charaFace C 1]
@マリー・アントワネット
マリー・アントワネットの名にかけて。[r]この街は、わたしが必ず守りますから。
[k]
[charaFace D 5]
@ジャンヌ
ま、待ってください![r]待って、ねえ、待って! マリー!
[k]
[charaFace D 2]
@ジャンヌ
マリー、一緒に戦いましょう![r]ひとりではダメでもふたりなら[line 3]
[k]
[charaFace C 3]
@マリー・アントワネット
ノン。とっても嬉しいけど、それはダメよジャンヌ。
[k]
[charaFace C 0]
@マリー・アントワネット
わたしはきっと、[r]こういう時のために召喚されたの。
[k]
@マリー・アントワネット
敵を憎んだり倒したりするんじゃなくて。[r]人々を守る命として喚ばれたのです。
[k]
[charaFace C 1]
@マリー・アントワネット
今度こそ、大切な人たちを守るために。[r]大切な国を守るために。正しいことを正しく行います。
[k]
[charaFace C 4]
@マリー・アントワネット
あ、でもアマデウスには謝っておいてくださいね。[r]ピアノ、やっぱり聴けなかったって。
[k]
[charaFace C 3]
@マリー・アントワネット
彼が六歳、わたしが七歳。[r]あの頃からずっと、すれ違ってばかりね、わたしたち。
[k]
[charaFace D 2]
@ジャンヌ
マリー……!
[k]
[charaFace C 1]
@マリー・アントワネット
ゲオルギウスさま、それでよろしくて?
[k]
[charaFadeout D 0.1]
[charaFace E 0]
[charaFadein E 0.1 0]
@ゲオルギウス
……貴女が、それでいいのならば。[r]私はこの役割を伏してお譲りいたしましょう。
[k]
[charaFadeout E 0.1]
[charaFace D 4]
[charaFadein D 0.1 0]
@ジャンヌ
……マリー……。
[k]
[charaFace C 0]
@マリー・アントワネット
じゃあ行って、ジャンヌ。ほんの少しだけど、[r]貴女の旗の下で戦えて、光栄の至りだったわ。
[k]
[charaFace D 0]
@ジャンヌ
うん。[r]……待ってますから。
[k]
[charaFace C 1]
@マリー・アントワネット
ええ、すぐに追いつくわ。
[k]
[charaFadeout D 0.1]
[wt 0.5]
[charaFace C 0]
@マリー・アントワネット
サンソン、来たのね。
[k]
[charaSet D 6012001 0 サンソン]
[charaFace D 0]
[charaFadein D 0.1 0]
@サンソン
来たとも。処刑には資格がある。[r]する側にも、される側にもだ。
[k]
@サンソン
僕以外に君を処刑する資格を持つ者はいない。[r]それは君も実感しているはずだ、マリー。
[k]
[charaFace C 3]
@マリー・アントワネット
……えーと……ちょっと待ってね、サンソン。[r]あなたが素晴らしい処刑人である事は知っているわ。
[k]
@マリー・アントワネット
だって残忍で冷酷で非人間だけど、[r]あなたは決して罪人を[#蔑:さげす]まなかった。
[k]
[charaFace C 0]
@マリー・アントワネット
深い敬意をもってギロチンの番をしていたあなたを、[r]わたしは確かに信頼しています。
[k]
[charaFace C 5]
@マリー・アントワネット
でも、だからってあなただけがわたしを殺す資格を持つの?[r]それっておかしくないかしら?
[k]
[charaFace D 1]
@サンソン
おかしくないとも。[r]僕は処刑人の家に生まれ、処刑の事だけを教えこまれた。
[k]
[charaFace D 0]
@サンソン
そこに妥協はない。心がけの話だけじゃない。[r]なにより殺し方[line 3]処刑の技量にこだわった。
[k]
@サンソン
いい処刑人が、罪人に苦しみを与えないのは当然だ。[r]僕はその先を目指した。
[k]
[charaFace D 1]
@サンソン
つまり[line 3]快楽だ。[r]その瞬間、まさに[#死ぬほど気持ちいい]。
[k]
@サンソン
僕はそんな斬首を心がけたつもりだ。[r]そして生涯最高の一振りが、君に向けた[#斬首:くちづけ]だった。
[k]
[charaFace C 4]
@マリー・アントワネット
……………。
[k]
[charaFace D 0]
@サンソン
だからこれは運命だ。[r]僕はどうしても、もう一度君に会って尋ねたかった。
[k]
[charaFace D 1]
@サンソン
どうか聞かせてくれマリー。
[k]
@サンソン
僕の断頭はどうだった?[r]君、最期に絶頂を迎えてくれたかい?
[k]
[charaFace C 0]
@マリー・アントワネット
……あなたが本気で、心からわたしに[r]敬意を表してくれているのはわかるわ、サンソン。
[k]
[charaFace C 4]
@マリー・アントワネット
でもごめんなさい、ちょっと、それはムリ。[r]とても口にはできない事だし……
[k]
[charaFace C 5]
@マリー・アントワネット
わたし、[#倒錯:とうさく]趣味の殿方はもう間に合っているの。[r]申し訳ないけど、二度目の口づけは受けられないわ。
[k]
[charaFace D 3]
@サンソン
うん、知ってる。でもきっと君は喜んでくれるよ。[r]だって僕はあの時より、もっと[#巧:うま]くなった。
[k]
[charaFace D 2]
@サンソン
だからこそサーヴァントとして召喚された。[r]君にもう一度、最期の恍惚を与えよう……!
[k]
[fadeout black 0.5]
[messageOff]
[wait fade]
[charaFadeout C 0.1]
[charaFadeout D 0.1]
[scene 20500 0]
[charaTalk A]
[charaSet E 1008001 1 ジークフリート]
[charaFace E 0]
[charaFadein E 0.1 0]
[charaFace A 2]
[charaFadein A 0 2]
[fadein black 0.5]
[wait fade]
@マシュ
急げばまだ間に合うかもしれません!
[k]
[charaFace E 5]
@ジークフリート
そうだな。俺を復活させるために、[r]彼女たちを失ってしまえば大損だ。
[k]
[bgmStop BGM_EVENT_2 0.4]
[bgm BGM_EVENT_3 0.1]
Dr.ロマン
反応があった。……残念ながら敵だ。[r]急いで倒してくれ!
[k]
1全力で
2了解した
[charaFace A 7]
@マシュ
はい、マスター![r]さあ、そこを退いて下さい……!
[k]
[messageOff]
[fadeout black 0.5]
[bgmStop BGM_EVENT_3 0.4]
[wait fade]
[soundStopAll]
[end]