Version: 2.13.3 DataVer: 913

ScriptActionEncrypt/91/9111020110.txt

@@ -0,0 +1,147 @@
+
+＄91-11-02-01-1-0
+[soundStopAll]
+[charaSet A 11002002 1 ？？？]
+[charaSet B 98001000 1 マシュ]
+
+[scene 10000]
+[fadeMove black 1.5 0.6]
+[wait fade]
+
+[effect bit_talk_noise]
+[wt 2.0]
+
+＠
+[line 6]何も、見えない。
+[k]
+
+＠
+黒い。暗い。[#昏:くら]い。[r]ひどく、深い場所にいるような感覚だけが在った。
+[k]
+
+＠
+見えるものは存在していない？[r]分からない。自分が、目を開いているのかどうかさえ。
+[k]
+
+＠
+此処はどこなのだろう。[r]分からない。自分が、立っているのか座っているのかも。
+[k]
+
+＠
+声を出そうとしてみる。[r]唇が動かない。舌が動かない。喉から何も出て来ない。
+[k]
+
+＠
+ああ、これは、[r]もしかしてあまり良くない事態な[&のか:のかな]。
+[k]
+
+＠
+そういえば、なんだか体が重い……
+[k]
+
+
+[messageOff]
+[se ad311]
+[seVolume ad311 0 0.2]
+[wt 1.0]
+[seVolume ad311 3.0 0.9]
+[wt 3.0]
+[seStop ad311]
+[effectStop bit_talk_noise]
+
+[bgm BGM_EVENT_41 0.1]
+
+＠？？？
+[line 3]随分と、深いところへ落ちてきたものだ。
+[k]
+
+＠？？？
+いいや。[r]だからこそ、おまえであるとも言えるのか。
+[k]
+
+[wipeFilter circleIn 0.6 1.0]
+[charaFace A 1]
+[charaPut A 0,0]
+[charaFadeTime A 0.7 0.07]
+＠？？？
+ようこそ、[%1]。[r]あらゆる残骸が落ちて、沈み、[#澱:よど]み続ける奥底へ。
+[k]
+
+[charaFace A 5]
+＠？？？
+……フン。なんだその顔は。[r]仔犬のように見上げても時間の無駄に過ぎんぞ。
+[k]
+
+＠？？？
+時間などにさしたる意味はないがな。[r]そう、この場に於いては。
+[k]
+
+？1：…………キミ、もしかして
+
+？！
+
+＠？？？
+オレを知っているのか？[r]いや。いいや、おまえは何も知るまいよ。
+[k]
+
+＠？？？
+分かるか、マスター。[r][%1]。
+[k]
+
+[charaFace A 5]
+＠？？？
+オレは恩讐の彼方より来たるもの。[r][#然:しか]して、おまえに寄り添う[#俺]とは些か異なるモノだ。
+[k]
+
+[messageOff]
+[charaFadeout A 0.4]
+[charaFace A 5]
+[wt 0.2]
+[charaPut B 0,80]
+[charaPut A 0,0]
+[charaEffect B bit_talk_20c]
+[se ad312]
+[charaFadeTime A 1.0 1.0]
+[wt 0.4]
+[charaEffectStop B bit_talk_20c]
+
+[charaFadeTime A 0.7 0.07]
+
+
+＠？？？
+[line 3]さて。そろそろ[#奴ら]が来る頃合いだ。
+[k]
+
+＠？？？
+おまえは[#此処:ここ]を去れ。[r]沈澱してゆく暗黒の残滓は、オレこそが焼き払う。
+[k]
+
+＠？？？
+我が炎はおまえの自我と魂を[#炙:あぶ]りこそすれ、[r]絶対の安全を保証するものではない。
+[k]
+
+[charaFace A 4]
+＠？？？
+許せ。[r][#此処:ここ]は、おまえの在るべき場所ではないのだ。
+[k]
+
+？1：嫌だ
+？2：何だか分からないけど、放っておけない
+
+？！
+
+
+[charaFace A 0]
+＠？？？
+……そうか。ならば、我が炎に遅れを取るな。
+[k]
+
+
+[messageOff]
+[bgmStop BGM_EVENT_41 0.5]
+[fadeMove black 0.5 1.0]
+[wait fade]
+[soundStopAll]
+[end]
+
+