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2023-06-18 09:01:24 +00:00
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"comment": "パールヴァティーはインド神話における\n破壊と創造の神シヴァの妻である。\nパールヴァティーには神としての権威が\n存在せず、あくまでシヴァの妻である\n女神として扱われることが多い。\nしかし、シヴァの妻には「戦神」として語られるものもいる。ドゥルガーやカーリーである。\nこれらの女神とパールヴァティーは別の霊基だが神核は同じものとされる。\n\nライダークラスとしても現界可能で、その場合はシヴァから聖牛ナンディを借り受けることになる。本来は豊穣などを司る牛のため、神獣にあるまじき攻撃力の低さを誇る。",
"comment": "パールヴァティーはインド神話における\n破壊と創造の神シヴァの妻である。\nパールヴァティーには神としての権威が\n存在せず、あくまでシヴァの妻である\n女神として扱われることが多い。\nしかし、シヴァの妻には「戦神」として語られるものもいる。ドゥルガーやカーリーである。\nこれらの女神とパールヴァティーは別の霊基だが神核は同じものとされる。\n\nライダークラスとしても現界可能で、その場合はシヴァから聖牛ナンディを借り受けることになる。本来は豊穣などを司る牛のため、神獣にあるまじき攻撃力の低さを誇る。",
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"comment": "星見の砦に妖精女王モルガンの姿あり。\nそんな噂を楽園の方で聞きつけた二代目ブリトマートは、自らカルデアを訪れ、モルガンと遭遇。\n感極まってはしゃぐブリトマートは、\n「どうか自分をモルガン陛下の外征妖精騎士に任じていただきたい」と言い出す。\n\nそこでモルガンが出した回答は―――\n特設 大アスレチック会場\n立ちはだかるのは数々の障害と、共に競うことになる数多のサーヴァントたち\nこれを乗り越えられれば外征妖精騎士になれるとのことだが、一歩間違えれば死ぬかもしれない いや、死ぬ\nこれには流石に、ブリトマートも涙目になってしまうかと思いきや……\n「逆境ですのね\n ブリトマート、燃えてきましてよ」\n\n流れで参加することになるカルデアのマスター。\nさあ、やる気全開の二代目ブリトマートと共に、修練場『明日霊血古圏アスレチック・ゾーン』にてライバルたちと競い合うのだ\n\n ◆\n\n……数多の奮闘があった。\n最後の難関をも越えて、見事、二代目ブリトマートは外征妖精騎士の称号をゲット。\n\n「ありがとうございます」\n\n満面の笑みを浮かべるブリトマート。\nかくして、彼女の霊基情報はカルデアのデータベースに刻まれたのであった。",
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"comment": "インド古代叙事詩「マハーバーラタ」における主要登場人物の一人。パーンダヴァ五王子の次男であり、アルジュナの兄にあたる。\n\n風神ヴァーユの子として生まれ、五王子の中でも特に\n肉体的な能力に優れている。\n人を喰う羅刹を退治した話や、同じ風神の子であるハヌマーンと対峙したエピソードがあり、現在でもインドでは「剛力無双」「力持ち」の代名詞として扱われるという。\n\n見た目通りの大食漢であるが、料理を作るほうの腕前も相当なもの。\n正体を知られずに一年間過ごさねばならない、という\n状況になった際は宮廷料理人として働いていた。",
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"comment": "身長体重191cm・90kg\n出典マハーバーラタ\n地域インド\n属性秩序・善  性別男性\nどんどんおかわりしてほしい。",
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"comment": "ビーマセーナとも呼ばれる。\nクンティーが風神ヴァーユにマントラを捧げて生まれた子であり、その生誕の際には、「この子は強者の中でも最強のものとなる」との声が天より聞こえたという。\n五王子の中でも特に物理的・肉体的な力に優れているとされ、棍棒や拳闘を得意とする。\n\n人を苦しめていた羅刹ヒディムバ退治のエピソードでは、その妹ヒディムバーがビーマに恋をする。\nそれに苛立ったヒディムバがビーマに襲いかかるが、\n彼はあっさりとそれを返り討ちにして殺した。\n残るは同じ羅刹の女のみ。\nビーマは彼女にも兄と同じ道を辿らせようとしたが、長兄ユディシュティラの口添えにより、ヒディムバーを限定的に受け入れることになる。\n「昼間は彼女の元で暮らし、夜は戻ってくる」というものである。\nその結果、二人の間にはガトートカチャという強力な羅刹の子が生まれ、のちの大戦争でもパーンダヴァ側に立って戦った。",
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"comment": "○ヴァースキの霊薬:A\nかつてビーマは彼を憎むカウラヴァたちドゥリーヨダナに毒を飲まされ、川に流されたことがあった。\nしかし彼は蛇の世界に辿り着き、蛇たちに噛まれた結果、体内で毒を中和して復活する。\nさらに蛇の王ヴァースキから「飲むと力が得られる」という霊薬を与えられ、それを飲み干して兄弟たちの元に戻ったという。\n\n○棍棒術\nクル族の武術師範ドローナアシュヴァッターマンの父や英雄バララーマに学んだ棍棒術。\n剛力無双と謳われるビーマは、特に棍棒術にその才を示したという。\n俗にイメージされる「棍棒」に限定したものではなく、棒状の武器全般に対して適用可能な武術技能。\n\nそこらに生えている樹木でさえも、怪力のビーマにとっては立派な武器である。",
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"comment": "○ハヌマーン・ハウリング:EX\n猿神ハヌマーンの加護を受けた大咆哮。\nハヌマーンも風神ヴァーユの子であり、すなわちビーマにとっては兄にあたる。\n\n妻ドラウパディーが求めた花を摘みに行ったビーマは、法螺貝や叫びなどで森に大音を生じさせた。\nそれを聞いた森の動物たちは大混乱に陥ったが、眠っていたハヌマーンは欠伸をしただけで、さらに尻尾を動かしてビーマの音を掻き消すような大音を発した。\nその後、行く手を塞いでいたハヌマーンに、それと知らないビーマは道を譲るよう高圧的に要求する。\nハヌマーンは「通りたければ尻尾を持ち上げて通れ」と答えたが、剛力無双のビーマであってもハヌマーンの尻尾は持ち上げられなかった。\nその後、ビーマは自らの驕おごりを恥じ、二人は良好な関係を結んだという。",
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"comment": "『風神の子、此処に在り』\nランク 種別対人対軍宝具\nレンジ 最大捕捉人\n\nマールティ・ヴァーユプトラ。\n意味はどちらも「風神の息子」。\n風神ヴァーユの持ち物である白き旗槍を媒介に、自らの身の内に宿る神性を活性化させる宝具。\nヴァーユの暴風を巻き起こし、それを圧縮して身に纏う。筋力・敏捷のステータスが飛躍的に向上し、さらには飛び道具に対する強い防御性能を発揮する。\nただでさえ剛力無双なビーマの肉体にヴァーユの風が纏われたならば、それはもはや単なる個の英雄ではなく、一人で一軍を壊滅させる兵器にも等しい。\n\n本来ならばその風を外に向けて放出することも可能なはずだが、不得意であるのか、あるいは意識的に封じているのか、あまり飛び道具的な使い方はされない。\n肉弾攻撃の余波として風が届くことはある\n\nヴァーユの風はかつてヒマラヤの一部を吹き飛ばし、\nそれが海に落ちてランカ島となったとも言われている。",
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"condMessage": "奏章クリアおよび絆Lv.5で開放",
"comment": "五兄弟がユディシュティラの賭け事で妻を奪われそうになった際、相手側にいたドゥリーヨダナは太股を彼女に見せて侮辱した。\nこれにビーマは激怒し、「戦争になればその太股を棍棒で粉砕するであろう」と宣言する。\nのちの大戦争の際、ビーマとドゥリーヨダナは棍棒の\n一騎打ちを行った。\n本来、決闘中に臍から下を攻撃することはルール違反であったが、互角の膠着状態が続く中、ビーマはアルジュナのヒントによって自らの宣言を思い出し、\nドゥリーヨダナの太股を棍棒で打って倒したという。\n\nそれは伝承に語られているものであり、正確な事実が\nどうであったかは定かではないが……\n少なくとも『虚数羅針内界ペーパームーン』におけるビーマは、戦争前の偽装料理人であった時代に起因する自我断片―――『奉仕のアルターエゴ』であった影響により、この結末を覚えていなかった。霊基の奥底には刻まれていたのだとしても、アクセスできなかった。\n\nカルデアにいるビーマは勿論この決闘について覚えている。だが、あまり語りたがらない。\nもし、どうしても訊きたい、とさらにその先に踏み込もうとするなら、覚悟が必要となるだろう。\nそれはアルジュナにカルナとの結末について尋ねるのと似たようなものだからだ。",
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"comment": "その儚き形(なり)は出羽の駒姫にて。\n\n東国一の美しさと謳われた駒姫は、秀吉の甥である時の関白豊臣秀次に見初められ側室として嫁ぐ事になった。齢にして故郷を離れ、京へと上り、関白の側室となる。\n\n―――はずであった。\n\n京に到着して間もない駒姫に届いたのは、秀次の謀反の罪に連座するとした処刑の知らせであった。正式な側室になる前にもかかわらずである。\nこの仕打ちには各方面から処刑の中止を訴える嘆願が相次ぎ、秀吉もついにはこれを無視できず、処刑の中止を命じたが時すでに遅く、駒姫の命は三条河原の露と消えたのであった。\n\n「罪なき身を世の曇りにさへられて\n 友に冥途に赴ば\n 五常のつみもはらひなんと思ひて\n 罪をきる弥陀の剣にかかる身の\n なにか五つの障りあるべき」\n\n遺体は遺族への引き渡しも許されず、河原に掘られた穴に投げ込まれたという。\n\n彼女の魂は彷徨い続け、やがてとある地にて利休との融合を果たし英霊としての霊基を得る事となった。\n\nこれは利休の秀吉への意趣返しであり、処刑された駒姫の身体を取っているのも秀吉への強烈な当てつけ。\n\n無辜の罪で殺されていった弱き者たちの恨みを晴らさんと現界した利休であるが、己自身がその妄執に囚われている事には気づけなかった。\n\n心優しき駒姫はそんな利休の憤怒と妄執を憐れみつつも共にあらんと願い、利休と駒姫は混然一体の霊基となり、\n\n―――今ここに、あるがままにある。\n\n\n「それはそれとして、抹茶は苦いので少し苦手と申しま\n すかなんと申しますか……」",
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"comment": "ドゥリーヨダナはインド古代叙事詩「マハーバーラタ」における主要登場人物の一人。アルジュナ・ビーマたち五王子と対立した百王子の長兄である。\n\n彼の母親は聖仙により「100人の子を産む」と祝福を受けていたが、産み落とされたのは一つの肉塊であった。聖仙がそれを分けて100個の壺に入れたところ、そこから100人の男子が生まれたという。\n\nドゥリーヨダナは五王子たちと事あるごとに反目し、\n彼らが王国を追放される原因となるイカサマ賭博を叔父と共謀して行った。\nそして追放期間を終えて帰ってきた五王子たちも受け入れず、一族全体を巻き込んだクルクシェートラの大戦争を引き起こすことになった。\n\nクリシュナにも認められるほどの戦士、棍棒術の達人であったドゥリーヨダナだったが、最終的にはビーマとの一騎打ちに敗れ、アシュヴァッターマンに後を託して\n死亡した。",
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"comment": "身長体重190cm・90kg\n出典マハーバーラタ\n地域インド\n属性秩序・悪  性別男性\n兄弟喧嘩には我関せずの主義。",
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"comment": "五王子の長男ユディシュティラは徳と知性に優れており、次代の王候補と目されていたため、ドゥリーヨダナは彼をはじめとした五王子を目の敵にした。\n五王子の次兄、怪力無双のビーマを暗殺しようとしたり、あるいは五王子の家を燃えやすい素材で造らせ、火をかけて諸共に焼き殺そうとしたりしたが、ことごとく失敗に終わる。\n\nある日、王族の前で武芸を披露する催しが行われた際、アルジュナたちがあまりにも見事な腕前を披露し、ドゥリーヨダナは嫉妬と憎悪を溢れさせた。そのとき観客の前に進み出て、アルジュナに対決を挑んだのがカルナである。\nカルナが見せた見事な腕前は五王子たちの勢いを削ぎ、ドゥリーヨダナは彼らに一泡吹かせたカルナの味方となって喜んだ。\nカルナはさらにアルジュナとの決闘を求めたが、王族であるアルジュナとの身分違いにより決闘は認められなかった。そこでドゥリーヨダナはその決定に異議を唱えるとともに、身分が違うなら自分がカルナを王にしよう、と一国の王の座を与えた。\nこれによりカルナとドゥリーヨダナは家族にも等しい親密な関係となり、大戦争でもカルナは百王子側について戦うこととなった。",
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"comment": "クル族の長老ビーシュマの裁定により、成長したパーンダヴァ五王子とドゥリーヨダナたち百王子は領土を半分ずつに分けて暮らすことになった。\n\nやがてユディシュティラは与えられた地を豊かにし、\n偉大なる王としての式を行う。\nそこに招待されたドゥリーヨダナはその式のあまりの\n豪華さに圧倒され、様々な恥を搔かされ、再び嫉妬に狂った。\nそこで叔父であるシャクニと共謀し、骰子さいころ賭博で五王子の全てを取り上げる計画を立てる。\n賭博に目がないというユディシュティラの弱点を突いたその計画は見事に成功し、結果として五王子たちは全てを失うことになった。12年間を森で暮らし、その後の年を誰にも知られず暮らすことを強いられた。\n\n14年目になって彼らが帰還し、そして巻き起こったのがクル族の大戦争である―――",
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"comment": "○人悪のカリスマ:B-\n彼の持つ人間味に溢れたカリスマを示すスキル。\n彼はすぐに人を嫉み、羨み、そして憎む小心者ではあったが、同時に見捨てられない魅力を具えていた。\n様々な悪行や褒められない行為の結果として大戦争の引き金を引いたにもかかわらず、カウラヴァ側の旗頭として大戦争を戦ったということは、彼についていく者もそれだけいたということである。\nもし彼が単なる小悪党であったとしたらそれほどの人間はついてこなかっただろう。\nクルの王族として、一定の魅力、評価される人間性を持っていたと考えられる。\nとはいえ合わない者にはまったく合わない。\n\n○凶兆の申し子\n彼が生まれたとき、様々な不吉な現象が起こったとされる。一族に災いを呼ぶとして、識者は王にその子を棄てることを勧めたが、王は受け入れなかった。\n結果として彼は一族に滅びをもたらす大戦争を引き起こすことになる。\nまた、彼は悪魔カリの化身であるとも語られている。",
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"comment": "『一より生まれし百王子』\nランク 種別対軍宝具\nレンジ 最大捕捉人\n\nジャイ・カウラヴァ。\nカウラヴァの勝利、カウラヴァ万歳、を意味する。\nドリタラーシュトラとガーンダーリーの子たち、カウラヴァの長兄として、一つの肉塊より生まれた百王子たちを一斉に召喚する宝具。\n同じ肉塊より生まれたものである以上、霊的には弟たちはドゥリーヨダナと同一存在であるとも言える。\nその繋がりを利用して強引に喚び出される、武装した王子たちで構成された一軍。\nその中にはドゥフシャーサナやヴィカルナなど名が知られている者もいるが、征服王の軍勢のように一人一人が全て名だたる英雄というわけではない。それでも彼らは古き時代、神話の大戦争を戦った者たちであり、五王子やドゥリーヨダナと同じように武芸を学んだ戦士。血の繋がりによる高い連携力を見せることで、たいていの相手はその数で押し切れる。\n\nなお、程度の差はあれ、百王子たちの性格はだいたいドゥリーヨダナと似たようなもの。\nつまりは基本的にロクデナシ集団である。",
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"comment": "盲目の王ドリタラーシュトラとガーンダーリーの間には、100人の兄弟たちに加えて、ただ人の女子がいた。\nその名はドゥフシャラー。\nドゥフシャラーは母の「男子だけでなく女の子もいたらいいのに」という想いを受け、聖仙が最後に準備した101個目の肉塊から生まれたのだという。\n\nのちにドゥフシャラーはサインダヴァ族のジャヤドラタ王のもとに嫁ぐ。\nジャヤドラタ王はクルクシェートラの大戦争の際、ドゥリーヨダナカウラヴァ側の味方として参戦し奮戦したが、最終的にはアルジュナにその首を取られた。\n\n戦争後、アルジュナたちはアシュヴァメーダ馬祀祭のために各地を巡ったが、そこでサインダヴァ族の地も訪れることになった。\n当然ながら一触即発となったものの、ドゥフシャラーの勇気ある懇願により、アルジュナは戦闘を中止したという。\n\n百人の兄弟たちを殺され、夫を殺され、義理の家族たちを殺された。\n恨みはあっただろう。憤りもあっただろう。\nそれでも、彼女は選んだのだ―――\n憎しみの連鎖を終わらせることを。\n\n血はもはや、充分すぎるほどに、流れていた。",
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"comment": "―――夕景だった。\n\nすべてを失ってしまった訳ではない。\nただ、曖昧なのだ。\n視覚的に思い返せるものは特にぼんやりとしている。\n言語的に思い返せはしても、像が結びにくい。\n明瞭になってくれない。\n\nだから、それは貴重なものなのだ。\nある日の夕景。\n\n青々と茂った夕顔に、そっと実が成っており……\n茜色に染まっている。\n\nはっきりと覚えている。\n\n夕陽の煌めきの中で、\nこの手で摘み取られる夕顔の実を。\nそして。\n\n―――この手で初めて摘み取った、人の、命を。",
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"comment": "ビーマが愛用している包丁。\n実は形の違うものがもう一本あり、用途によって使い分けている。\n\n賭博に負けて国を追放されたパーンダヴァ五兄弟は、12年を森で暮らし、最後の13年目は誰にも正体を知られずに過ごすことを強いられる。\nそこで彼らはマツヤ国のヴィラータ王の宮殿に身分を隠して潜り込むことにした。\n長男ユディシュティラはカンカという名の骰子使いに。\n三男アルジュナはブリハンナラーという名の宦官に。\n四男ナクラはグランティカという名の馬丁に。\n五男サハデーヴァはタンティパーラという名の牛飼いに。\n\nそしてビーマが偽りの身分として選んだのが、料理人のバッラヴァである。\n\n「いやー、どうなることかと思ったが、ラッキーだった\n ぜ。ヴィラータ王がいきなり俺を料理長として取り立\n ててくれたからな。見る目がありすぎるだろ。\n それから もちろん好きに料理して暮らしてたぜ\n あまりに筋肉が目立つから格闘士的な心得もある、\n みたいな感じにもしちゃあいたが、基本的には\n 料理しかしなかったと言ってもいいな。\n あー、まあ、ドラウパディーにちょっかいを出した不\n 届き者を丸めて成敗したりはしたか……まあ、それも\n 料理のうちに入れていいよな ダメか」\n\n丸めて",
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"comment": "ドゥリーヨダナがシャクニから預かっている骰子(サイコロ)のセット。\n\nシャクニとは、クル族の王であるドリタラーシュトラの妻、ガーンダーリーの弟にあたる人物―――つまりはドゥリーヨダナの叔父である。\nドゥリーヨダナと仲が良く、彼を王位につけるべく五王子に対して様々な悪事を行い、また、大戦争でも共に戦った。\nシャクニは特に天才的な賭博の才能を持っていたとされ、五王子たちが国を追放される原因となった骰子賭博の最大の立役者として知られるが、それがどの程度\n「まともな」賭博だったのかは―――\n\n「いやあ、シャクニ叔父と骰子賭博でユディシュティラ\n をすってんてんにしてやったあのときは、わし様たち\n にとってマージで輝かしい思い出である。あの熱気、\n 興奮、スリル、緊張感……そしてヤツらの悔しそうな\n \n 思い出すだけで、くっ、気分が良い\n ……あん イカサマだぁ おいおい、ライブラリ\n にあるギャンブル漫画というやつを見たぞ 主人公\n はたいがい頭の良いイカサマ的なズルをして勝ってい\n るではないか。\n いいか 主人公側が使うイカサマはイカサマではな\n い、のだ つまり、たとえやっていたとしても、\n わし様は主人公だからまったく問題はない\n わかれ」\n\n……この人とは絶対にギャンブルをしないようにしよう、と強く心に誓うあなたであった。",
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"comment": "魔なる獣を退けた勇猛さを顕示する戦功の勾爪。\nされど脅威は姿を変え、群れ成し尚も喉元に忍び寄る。",
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"comment": "月に穿たれた、虚構の世界。\nそこでの日々に間もなく幕が降りる。\n\n最後の撃鉄がゆっくりと落ちていくような緊迫感は、\n平穏の足音を、いまだ遠ざけるばかり。\n\nそれでも少年は決意を胸に、頂を目指す。\n―――己が何者かもわからぬまま。",
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"comment": "月の裏側に打ち棄てられた、乙女の秘密。\n終わりから始まる物語。\n\n拒絶と哀願が交錯しながら舞い落ちるかのような、\nその遠くに響く告白は、か細く、弱く、いじらしい。\n\nだから少女は応えるために、扉を潜る。\n―――いつまでも暮れぬ夕焼けの中へ。",
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"comment": "それはほんの些細な、誰もが見逃すような事実。\n子供たちが、笑顔を失ってしまっていた。\n\nそれだけ。\nそれだけで、安定よりも波乱を選ぶには、\n世界に銃を向けるには、十分な理由だった。\n\n東の空を見つめる。\n砂まみれの景色の先に再び、\n色鮮やかで美しい花が咲くことを信じて。",
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"comment": "貴方と冒険ができてよかった。\nいい夢が見れました。\nこれは、本来存在してはならない私にとっての、\n奇跡のような時間でした―――\n\nそう……大事というなら、\n今、この瞬間のほうが大事。\nああ、この温もり。この感触。\n私の―――欲しいもの―――\n\nこれは夢想の絵画。\n欠けて分かれた者たちが、\n誰かの手で書かれた思惑コードなどではなく、\n自らの胸の奥深くに生まれた想いを貫き通し、\n駆けて巡った世界の姿。\n微睡みの中、君は思い描く。\n少女たちの奏でる、穏やかで小さな寝息を。",
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