Version: 2.76.0 DataVer: 1699
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"comment": "―――ずっと逃げていた。新選組から、仲間から、自分からも。\n\n新選組総長として隊を支え、仲間の信頼も厚かった山南であるが、生来の心優しい性格故に、隊内の権力争い、粛清に次ぐ粛清にやがては疲れ、その心を磨り減らしていく事となった。\nそれでもこれが正しい事なのだと自分に言い聞かせ、仲間と共に走り、時代を開くために戦い続けた。\n走って走って、走り続け……、\n\nそしてある日、彼は後ろを振り向いてしまった。\n\n己の弱さ、不甲斐なさを悔い、何か別の道があったのではないかと自問自答する日々。仲間たちを殺して私たちはどこへ行くのかと。\n\n気が付けば、全てを捨てて逃げ出していた。\n\n月影を映す水面に浮かぶのは、時代の波に呑み込まれ散ったひとひらの山桜。\n\nああ……、みんな、新選組を……\n\n―――よろしく頼むよ。",
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"comment": "人を石にする魔眼と蛇の髪を持つ女の怪物は、\n英雄ペルセウスに首を切り落とされたとき、\nその血より二種の存在を産んだという。\n\n一つは翼の生えた馬、ペガサス。\nそしてもう一つが「黄金剣を持つ怪物」である―――",
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"comment": "身長/体重:160cm・52kg\n出典:ギリシャ神話\n地域:ギリシャ、形のない島\n属性:混沌・中庸 性別:女性\nなぜかライダークラスの彼女より若く見える。",
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"comment": "メドゥーサがペルセウスに殺された際、その首から、\nあるいは滴る血から二つの存在が産まれたとされる。\nその一つがペガサスであり、もう一つが産まれたときから黄金の剣を持っていたという怪物、クリューサーオールである。\nセイバーのメドゥーサはその関係性から、クリューサーオールと深く結びついた黄金剣を宝具として所有する。\nクリューサーオールは三つの身体を持つというゲーリュオーン、数多の魔獣の母たるエキドナを子として持つともされ、怪物の父と呼ばれる。\n\nクリューサーオールの実際の姿形、どのような存在であったか、は謎に包まれている。\nメドゥーサ自身も語ろうとしない。\n死後の存在であるゆえ知らないのか、知っていて黙っているのかも定かではない。\n\n彼女はただ、自らの手中にある剣を、大事な宝物のように見つめるだけである。",
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"comment": "○性格\n(第二、第三再臨)\nライダークラスのメドゥーサとほとんど変わらない。\n無口で無愛想、冷淡で冷血に見えるが、マスターに対しては忠実。マスター以外には基本的に無関心、ただし敵でないと判断すれば温情を見せることもある。\nアテナの因子が作用している関係上、そちらにやや引っ張られ、全体的に浮き世離れした(いつもの魔物っぽい冷たさに加えて神っぽい冷たさもあるような)方向性に寄っている。\n\nだが実のところ、それは意識的な態度でもある。\n油断すると「やさぐれた」「感情的な」自分の内面が\n言動にも表れてしまうことを彼女は自覚しており、そのために感情を自制している。\nその内面の理由もまた、アテナ。\nアテナの匂いが自分の中から届いているせいで、「自らの起点」及び「自らの結末」をホットに感じて苛立っているのである。\nつまりは、外見と同じに、精神的にも若い部分がある。\n\n一方で、自らの黄金剣に対しては、「母性」のようなものを見せるときがある。好感度を上げた場合は、マスターに対しても(本人は意識しないが)母性のようなものを滲ませて接することがある。\n\n(第一再臨)\nより精神的に「若い」部分が強調されており、感情が見えやすい。\n敬語も使わず、怖い物知らずの無遠慮さを周囲に向ける。\n「仕事だから、契約だからやる」立場なのは変わらないが、より不満や疑問に素直であり、オトナの仕事人的な部分が第二、第三再臨からなくなっている形。\nそれは逆に言えば等身大で親しみやすいということでもある。\n……別に社交的ではなく、人に対する好き嫌いも激しいため、誰とでも関係を築けるタイプでもないが。\n\n根底に「母性」を潜ませているのは変わらない。\nつっけんどんな態度ながらも、剣やそこから生まれた怪物たちを大事にし、あるいはその庇護対象に好感度が上がったマスターも含めようとするかもしれない。",
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"comment": "○騎乗:A\n幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操ることができる。\nなおセイバークラスの彼女は『騎英の手綱』を保持していない。\n\n○自己封印・暗黒神殿:B\nブレーカー・ゴルゴーン。本来は宝具。\n悪夢を見せ、さらに「封じる」方向性を持つ結界。\n自らの魔眼を封じる枷としても利用される。\nライダークラスの眼隠しの代わりに、セイバーの彼女は\nサングラス、もしくは兜の目庇部分に展開している。\n\n○因子捕食(戦女神):EX\nこのメドゥーサは戦女神のような印象のある盾や鎧兜を身に着けている。\n詳細は定かではないが、これは他のクラスのメドゥーサが不死殺しの鎌を身に着けていることがあるのと同様に、何らかの能力で『自らの死因に近い要素』を取り込んだ結果ではないかとカルデアでは分析されている。",
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"comment": "『怪物の黄金剣』\nランク:A 種別:対軍宝具\nレンジ:1~40 最大捕捉:200人\n\nクリューサーオール。\nそれは死したメドゥーサの血から現れ、産まれたときから黄金剣を握っていたという存在―――数多の魔獣の祖となった「怪物の父」の名である。\nその力が宿った、あるいは「そのもの」である黄金剣の真名解放が為された場合、斬撃にすら「怪物の父」の属性が乗る。すなわちこの剣の真価は「怪物を産む斬撃」「怪物である斬撃」である。\n\n一振りごとに黄金の光で形作られた怪物(エキドナ、ケルベロスなど)が剣から産み出されるようになり、それらは黄金剣を父とする生物のように従順に命令を聞き、あるいは自律的に敵を襲う。\nその黄金の怪物たちは時間経過で霧散していくが、彼らは剣閃でもあるため、任意のタイミングで黄金の魔力斬撃の形に戻ることが可能である。",
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"condMessage": "ミスティックアイズ・シンフォニー~妖しの森と麗しの足跡~クリアおよび絆Lv.5で開放",
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"comment": "神々の卑劣な呪いに運命を狂わされ、\n愛していた全てを喪い、怪物と成り果て、\n誰もが認める英雄に首を落とされた彼女が、\n最期に産み落としたもの―――\n\nペガサスとクリューサーオール。\n空を舞う天馬と、父たる怪物。\n\nどこまでも自由なものと、\nどこまでも血を続かせるもの。\n\nそれは、最後にひとりぼっちになってしまった彼女の、\n願いであるのかもしれなかった。\n\nいなくなってしまった、大好きだった家族へ。\n\n自由であってほしかった。\n永遠に続いてほしかった。\n\n―――いつか。\n\nその自由と永遠が、もう一度、\n自分たちを結びつけてくれますように。",
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"comment": "―――夕景だった。\n\nすべてを失ってしまった訳ではない。\nただ、曖昧なのだ。\n視覚的に思い返せるものは特にぼんやりとしている。\n言語的に思い返せはしても、像が結びにくい。\n明瞭になってくれない。\n\nだから、それは貴重なものなのだ。\nある日の夕景。\n\n青々と茂った夕顔に、そっと実が成っており……\n茜色に染まっている。\n\nはっきりと覚えている。\n\n夕陽の煌めきの中で、\nこの手で摘み取られる夕顔の実を。\nそして。\n\n―――この手で初めて摘み取った、人の、命を。",
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"comment": "メドゥーサの血から生まれた怪物、\nクリューサーオールが握っていたという黄金剣。\nセイバーの彼女が使っているこれが「そのもの」なのかどうかは定かではない。\n普段はその黄金の輝きは隠蔽されている―――彼女の\n魔眼と同じように。\n\n\n彼女は怒るのである。\n「ちょっと、こんな汚くて臭いものを斬らせる気?\n 信じられない……!」\n\n丁寧に手入れするのである。\n「綺麗にしておかないとね。みっともないのはダメよ」\n\n見つめて人知れず微笑むのである。\n「……ふふ。これでよし、と。今日も立派ね」\n\n刀剣マニアの視線に眉を顰めるのである。\n「ちょっと。変な目でジロジロ見ないでくれる?」\n\n一緒に寝るのである。\n「……ぐう……」\n\n\n彼女はその剣についてあまり語ろうとしない。\n\nけれど、彼女がその剣のことをどう思っているのかは、見ればわかる。",
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"comment": "魔なる獣を退けた勇猛さを顕示する戦功の勾爪。\nされど脅威は姿を変え、群れ成し尚も喉元に忍び寄る。",
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"comment": "毎日が一生懸命なアナタ。\nたまには贅沢なリフレッシュタイムはいかが?\n\n重たい荷物はひとまず籠に。\nすべきことはちょっと脇に。\nそうしたら歩き疲れた脚に、ご褒美を。\n\nよーくほぐしてあたためて。\n明日の歩みが、軽くなりますように。",
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"comment": "かつては言葉を必要としなかった。\n今となってはもう、言葉にしても、\nたった一つの想いを伝えることすら難しい。\n\nまして、口に出せるほど素直ではないし、\n態度で示せるほど器用でもないから。\n\nせめて丁寧に。\nひとつひとつ丁寧にこの花を編んで手渡そう。\n\n今も昔もこの先も、共に在り続ける双子のために。",
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"comment": "深い深い、森の奥。\n朝の遠い、森の奥。\n\n煌めき惑わす脚先で、\n手招き誘う指先で、\n宝石のような妖精は、ひらりくるりと舞い踊る。\n\nそれは明日を棚上げる夜の床。\n陽の目を忘れて虜にさせる―――\n\n一羽の蝶の、独り舞台。",
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"comment": "いくつもの険しい峠を越え、\n何度となくぬかるむ道を踏み越えた先にやがて訪れる、\n最後の一歩。\n\nたとえそこに讃える者がいなかったとしても、\n見届けたモノがあったのだと、\n泥だらけのそれが、確かな証となるように。\n\n職人の誇りにかけて。\n誉れを願って。\nこの一足を。",
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