Version: 2.47.0 DataVer: 1346
This commit is contained in:
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"comment": "カルデアに召喚されたアルターエゴ・蘆屋道満は、己が「異星の神」のしもべとして活動し、カルデアとたびたび敵対した事実を一切覚えていない―――という素振りを見せる。\n生前には有り得ざる多様な力を有したアルターエゴとして召喚されたのは如何なる理由か、「さても見当がつかない」と宣うのである。\n\n無論。\n虚偽である。\n\n彼は、間違いなくカルデアと敵対したアルターエゴ・リンボ、己を暗黒の太陽として輝かさんとした道満としての記録を有して、カルデアに召喚されたのである。\n果たしてそれは、カルデアが縁を結んでしまったが故の事故めいた偶然か、力であればその出所を問わない汎人類史の選択か、それとも或いは、アルターエゴ・蘆屋道満が「そのようにあれ」と望んだのか。(なお、英霊が望んだとして、召喚・現界に如何なる影響が及ぼされるかの検証は為されていない)",
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"comment": "ケルトの海神にして魔術師。異界の主ともされる。\n\n太陽神ルーの養父であるが、ルーだけでなく、\nクー・フーリン、ディルムッド・オディナなどの勇士に\n多くの魔道具を贈ったという『与える神性』。\n\nその中で最も有名なものの一つが『フラガラック』で\nあり、それを現代まで伝えてきたフラガ一族の末裔を\n依代にした疑似サーヴァントとして現界を果たした。\n\nその人間の名はバゼット・フラガ・マクレミッツ。\n魔術協会の封印指定執行者であり、とある聖杯戦争の\n記憶を(部分的に)有しているようだが……?",
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"comment": "身長/体重:172cm・58kg\n出典:ケルト神話、Fate/hollow ataraxia\n地域:アイルランド\n属性:中立・善 性別:女性\n本来のマナナン・マク・リールは男性神。",
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"comment": "マナナンはケルト神話における海の神であり、\n異界の支配者であり、また大いなる魔術師であるとされる。クー・フーリンの父である太陽神ルーの育ての親でもある。\n\nファンという妖精族の妻がおり、この妻は\nクー・フーリンに恋をしてその愛人となったという\n伝説がある。のちにクー・フーリンと別れて帰ってきた彼女を赦したマナナンは、二度と妻を奪われないよう、その姿を魔法のマントで隠したという。\n\nちなみにこの話をカルデアにいるクー・フーリンに振っても、\n「……よく覚えてねぇんだよな、その件は……」\nとしかめっ面で返してくるだけである。",
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"comment": "○封印指定執行者:A\nバゼット・フラガ・マクレミッツの身体に染み付いた\n対魔術師戦闘法。\n協会に封印指定されるような危険な魔術師に対抗するための格闘術、魔術、精神性などを総合した能力のレベルを示す。\n\n○海神のルーン:EX\n海神マナナンの力をもって行使されるバゼットのルーン魔術。\nサーヴァントとしての霊基に宿るマナナンは\n分霊ではあるが、神性を持つ存在である。\nそれに起因する力を利用する以上、本来ならば多種多様の魔術行使が可能なはずであるが、依代であるバゼット自身の不器用さにより『彼女が元から使える魔術をパワーアップする』方向性でしか基本的に利用できない。\n\nとはいえ不器用さは純粋さにも通じる。\n言い方を変えれば、これは本来ならば万能とも言える多様性を持つ海神の力が全てシンプルすぎる用途(拳の強化など)に一点集中されるということであり、結果として汎用性の代わりに恐るべき破壊力を生むことになる。",
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"comment": "『斬り抉る戦神の剣』\nランク:EX 種別:迎撃宝具\nレンジ:1~50 最大捕捉:1人\n\nフラガラック。\nマナナン・マク・リールより太陽神ルーに与えられた短剣。フラガラッハとも。\n別名『逆光剣』、『後より出でて先に断つもの(アンサラー)』。\nカウンターに特化した迎撃礼装であり、相手の攻撃に対し『必ず先に命中する』という因果逆転の能力を持つ。\nフラガの一族が伝承保菌者(ゴッズホルダー)として\n現代まで伝えていた宝具と同じものである……が、\n元の所有者であるマナナンの疑似サーヴァントとなったバゼットは、それをより根源的な部分で扱えるようになっている。",
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"comment": "『奔り猛る戦神の剣』\nランク:EX 種別:迎撃宝具\nレンジ:1~50 最大捕捉:1人\n\nフラガラック・アンヴァル。\n封印指定執行者としてのバゼットが使っていたフラガラックは、一つを作成するために一ヶ月ほどの儀式を要するものであったが、本来の所有者であるマナナンはそれより遥かに簡易に、そして多様な方法でフラガラックを作り上げることができる。\nこの宝具は特にマナナンの『海の神としての性質』、\nそして所有しているという『海を駆ける魔法の白馬アンヴァル』を軸にしたものである。\n今回、マナナンは波と泡の具現とも言われるその白馬アンヴァルを海の白泡に変じさせ、それを逆光剣に錬成するという形を取る。\n一言で言えば海神として作り上げる泡製フラガラック。",
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"comment": "未熟、未達、愚劣。\nこの破片を見るたび、彼女が思うのはそういうことだ。\n\nかつて、彼女には守るべき王がいた。\nその王が戦場で一太刀を浴びた時の外套を、彼女は貰い受けた。\n切り裂かれた外套を見るたびに、身を焼かれるほどの怒りと恥辱が彼女を苛んだ。\nそれを原動力として、生前の彼女は幾多の戦場に立ってきたのである。\n\n……今でも、それは変わらない。\nだけど、別の感情が滲むことも、否定しない。\n自分の未熟さと愚かさを分かち合いたい人間がいることを、今の彼女はまんざらでもない気持ちで受け入れているのだ。\n\n永遠に色褪せぬ怒りと、後悔と、ほんの少しの誇りとともに、彼女は王の背中を追い続けている。 ",
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"comment": "マナナン・マク・リールが所有する、海も陸も駆けるという伝説の白馬。戦車を牽いている場合もある。\nマナナンは海神であり、この白馬は波打つ海に生じる白い泡を意味すると考えられている。\n\n「女神のような私が使っている白馬、ですね。\n まさに宝具級の概念です。\n ああ、魔術師としての私も、馬には一応乗れますよ。\n 封印指定の対象者を追うとき、場合によっては車や\n バイクよりも馬のほうが有用な場合がありますから。\n\n それにしても……白馬といえば、騎士と姫が二人で\n 乗っているイメージ。少しばかりロマンチックすぎる\n というか、少女趣味すぎるというか……いえ、軽視し\n ている訳ではなく、少し気恥ずかしいというか……。\n ……いつか私も……ないとは限りませんし……。\n\n え、相手ですか?\n 私と同等……と言わないまでも、勇敢で、博識で、\n 聡明で、統率力があり、誰からも好かれ、それでいて\n 驕ることはない謙虚な勇士が望ましいというか……。\n\n なぜそこで席を立つのです?\n 贅沢すぎる? 絵に描いた餅?\n いいえ、います! きっといます! \n ただ、私が出会えていないだけに決まっています!」",
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"comment": "「後より出て先に断つ者(アンサラー)」の\n異名を誇る、フラガ家の最秘奥。\n\nその真価は「後攻の絶対先制権」ともいうべき、\n事象の矛盾を成立させる因果逆転の能力にある。\n発動すると相対した者の攻撃に対し\n「必ず先に命中する」という結果を現出させる。",
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||||
"comment": "「後より出でて先に断つもの(アンサラー)」の\n異名を誇る、フラガ家の最秘奥。\n\nその真価は「後攻の絶対先制権」ともいうべき、\n事象の矛盾を成立させる因果逆転の能力にある。\n発動すると相対した者の攻撃に対し\n「必ず先に命中する」という結果を現出させる。",
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"comment": "屏風に描かれた虎を捕まえてみよと\n義満に命じられた一休さんは\nまず虎を屏風から出してくださいと\n半笑いで切り返しました。\nそれにカチンときた義満は\n屏風から引きずり出した虎と融合し\n恐怖の暴走殺人マシンと化しました。\n\n執拗な煽り運転から逃げる一休さんたちが\n一休みできる場所はもう\n地球上のどこにもありません。",
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"comment": "バレンタインは妖精國でも特別な祭事と認知された。\n一国一城の主であれば、その威厳を示すために魔術を駆使するのもやぶさかではない。\n\n「いいでしょう。予算も時間も糸目はつけません。\n 女王として最大のものを作ります。\n さあ、どんなチョコレートを望むのです?」\n「妖精どもの血税を容赦なくぶちこむお母様、\n 最っっっ高♡♡♡\n ―――クソザコ、謹んで受け取れるよな?」",
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"comment": "真実の愛を探求する者にとって、\nバレンタインにチョコの作品に耽るのは当然である。\n\nいつか最愛の王に再会できる時をシミュレートして、自身を含め、あらゆる組み合わせを試しているのだ。\n\n決してやり過ぎなどと止めてはならない。",
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"comment": "チョコレートにも色々あるけれど、南米の女神のオススメはやっぱりショコラトル。\n\n凍えるような旅から戻ったアナタを温めてあげたい。\nとびっきりの笑顔と共に!",
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"comment": "カルデア商事は繁忙期であった。\n\n次から次へと湧いてくるエネミー、減っていくばかりのHP、QPも底を突きかけた頃……\n\nその手に包まれた菓子のなんと甘やかなことか。",
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"comment": "「なぜこんなことになったのだろう。\n 分からぬ、まったく何事も我々には分からぬ」\n「もっと大きなボートが要る」",
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"comment": "ガラテアからのバレンタインチョコ。\n\nver.1があまりにも精巧で食べにくかったため、\nデフォルメ度を上げて削り直されたver.2。\n特徴を捉えた可愛らしい造形は食玩風味な印象を持ち、\nそういうものだと思えば食べられなくもない……\nかもしれない。\n\nなお外観だけに注目しがちであるが、素材であるホワイトチョコレートも厳選された素材を用いて手間暇かけて用意されたものであり、とても美味しい。\n\n「ピグマリオン王は、召使いに生活のことを\n 全て任せてふんぞり返っているような\n お方ではありませんでしたから。\n 自分たちでできることは自分たちで済ませればいい、\n という感覚をお持ちの方でした。\n なので、私も王の妻として恥ずかしくない程度の家事\n スキルは持っているのです。……えっへん」",
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"comment": "ミス・クレーンからの御恩返し二品。\n\nひとつは、バレンタインのチョコレート。\n友と呼び合うアイドルと、合わせ唱いの甘い菓子。\nふわり丸めた生ショコラ、仕上げに降らす翡翠雪。\nころり繭玉籠もり雛、想いすばるか六連星。\n\nさらに加えて、もうひとつ。\n恩義尽きせぬマスターの、肌身を包む鶴氅布(かくしょうふ)。\nいとし紡ぎの本命織りに、赤心込めて真白に証す。\n墨染まだらの端羽根は、未練遊びのなごり黒。\n\nただ、報いるだけでなく。\nきっと、その先に生まれた想いも込めて。\nすべては、アナタが育んだ希望だから。",
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"comment": "謎のアイドルX〔オルタ〕からのバレンタインチョコ。\n\n眺めて可愛く、聴いて楽しく、食べても美味しい♪\nレコード型チョコレート♪\nマスPさんがほんのりと元気になる\n限定版がんばれソングを特別レコーディング☆\n\n「順番を間違えてはいけません。\n 食べるのは最後です。\n ちゃんと食べて証拠のインメツをお願いします」",
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"comment": "モルガンからのバレンタインチョコ。\n\n妖精國のキャメロットを模したチョコ。\nアルトリア・ペンドラゴン(ランサー)のチョコと\n同じコンセプト。はじめはリアルを追求した超精密、\n超精巧な城だったが、\n「……これは食べ物には見えませんね」\nと気づき、メルヘン度ましましのデザインになった。\n陛下の乙女らしさが光る。\n\nお城の前にはチェスの駒っぽいデザインで作られた、\n『仲睦まじい女王と王女』『幼き勇者将軍』\n『信頼篤い騎士ふたり』『どうかと思わないでもないが評価していた大臣』が並んでいる。",
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"comment": "バーゲストからのバレンタインチョコ。\n\n大皿に沢山の小さなチョコレートが盛られている。\nたいへん愛らしい風景……なのだが、よく見ると小さくない。一つのチョコレートが一食分の大きさである。\n\n一つ一つ味は違い、食べやすく、美味しい。\n丁寧なバーゲストの調理技術が光る。\nできれば三分の一くらいは食べてあげてほしい。",
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"comment": "バーヴァン・シーからのバレンタインチョコ。\n\n杭のカタチをしたチョコ。\n他のサーヴァントからのチョコを砕く、呪いの杭。\n時間と想いをかけて作られたはじめてのチョコ。\nそれがバレンタインチョコそのものである事を\nバーヴァン・シーは気づいていない。\n\n嫌がらせで作ったものだが、それでも\n薔薇の模様をいれて美しく仕上げるバーヴァン・シーの\n美的センスが光る。",
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"comment": "メリュジーヌからのバレンタインチョコ。\n\nアロンダイトを模した白いチョコレートと、\n竜の宝珠……を模した赤いチョコレート。\n\n「宝剣と紅玉、まさに至高のセットだね!」\n\n宝珠と言っているが赤いチョコレートは\n間違いなく心臓を模したもの。\n大事なもの=心臓を差し出してくる最強種ならではの\n愛情がすごい。宝珠チョコにこめられた魔力は\nマスターの100年分の魔力である。\nそんなものを口にしたら丸一日寝こむ事になるが\nそのあたりぜんぜん気にしていない\n(理解していないのではない)\nメリュジーヌの天上天下唯我独尊ぶりが光る。",
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"comment": "\nパーシヴァルからのバレンタインのお返し。\n\n―――美しくも儚い、一輪の花。\n\nかつてパーシヴァルが目にした中で最も美しい花を、\nマーリンの魔術によって再現してもらったもの。\nこの花は、パーシヴァルが聖槍を初めて手にした際、\n周囲にあったものだという。\n\n楽劇『パルジファル』によれば、\n彼が聖槍を得たのは邪悪な魔術師の城の中とされる。\nならば英霊パーシヴァルの経てきた過去は、\n楽劇とは異なるものであったのか。\n或いは魔術師の城が、花で飾られていたのか。\n或いは彼に口づけた魔女が、携えていた花なのか。\n\n答えを知るのは、パーシヴァル本人のみである。\n\n",
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"comment": "光のコヤンスカヤからのバレンタインチョコ。\n\n光のコヤンスカヤが使う、ピンク色のピストルを\n模したチョコ。護身用にも使えるぞ。\n何事も凝り性のコヤンスカヤらしく、\nチョコとしてのクオリティは最高品質であり、\n真偽不確かな愛情パワーによって弾も発射できる。\nチョコ弾丸がハートに命中すると相手は確実に『魅了』\n状態になるとか。\n\nNFFサービスで扱えば人気間違いなしだが、なぜか\nカタログには載らない、この時だけの一品である。",
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"comment": "ハベトロットからのプレゼント。\n\nハベトロットの帽子、その主人公サイズ。\nチョコを贈れない恥ずかしがり屋のハベトロットの、\nせめてものプレゼント。\n\nマスターが実家に戻る日、ペアルックで、ぜひ。",
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"comment": "オベロンを騙る何者かからのプレゼント。\n\n爽やかな色彩の容器に入ったものは、\n手に取るとさらさらと散り行くパウダースノウ……\nでもなんでもなく、煤のような黒い塵。\nどう見ても『虚影の塵』そのものです。\n\n舐めると塩の味がする。まさに塩対応。\n\n「中身の価値はもう過ぎたものだけど、\n 入れ物の輝きだけは、変わらないものかもね?」",
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"comment": "沖田総司〔オルタ〕(セイバー)と煉獄からのバレンタ\nインチョコ。\n\nまじんさんと煉獄が夜なべして作り上げた手作りのチョコレート。まじんさんと煉獄とマスターが仲良く手を繋いで楽しい楽しい遥かな道のり。でもそれはきっととても素敵な空への旅路なのです。\n\nところで気が付いたら何故か二つ作っていたわけですが、どうしてですかね、煉獄?\n\nそんなん知らんわ。いや、知ってるけど知らんわ、と、しとくさ。な、主のマスターよ。\n\n―――三人川の字、お昼寝日和。",
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"comment": "アナスタシア(アーチャー)からのバレンタインチョ\nコ。\n\n硬い、とにかく硬い。魔眼によって圧縮、凝縮された\nこの美しいチョコはほぼ永久凍土そのものであり、\nハンマーで殴っても針で突いても傷一つつかない。\nその上、炎天下でも溶けることはなく、\n沸騰したお湯に放り込んでも無駄。\nでは舐めるとどうなるのかというと、舌が貼り付いて\n大変なことになる。\n「どうすればいいのかしら」は皇女様のコメント。\nそれはこちらの台詞である。",
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"comment": "カイニス(ライダー)からのバレンタインのお返し。\n\n新鮮!\nカリブの海辺で獲ったばかりの、さまざまな魚。\nすべてカイニスが銛で突いて獲ってきたのだ。\n大きな葉っぱの上に、どっさりと置いてある。\n\nそれはもう沢山あるので、遠慮なく食べよう!\n\n",
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"comment": "シャルロット・コルデー(キャスター)からのバレンタ\nインチョコ。\n\nホワイトチョコでできた見事な造形の鳩であり、\nまるで生きているような躍動感がある。\nというかあまりの躍動感に生きているとしか思えず、\n迂闊に食べられない。\n原材料も一級品を惜しみなく使用しており、\n食べれば間違いなく美味しいのだが……。\n「手品ってすごいなー」はコルデーのコメント。\nそれはこちらの台詞である。",
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"comment": "清少納言(バーサーカー)からのバレンタインチョコ。\n\nまるで南国を思わせるような、華やかさと賑やかさ。\n色とりどりのアイスやフルーツ、お菓子をこれでもかと\n盛りつけたエキサイティングなトッピング。\nそれらを一身に受け止めて支える、丸ごとのトースト。\nこれぞパーティーの定番、ハニー……\nいや違った。どう見てもチョコレートだ。\n\nだけどこれは、一人で食べてもきっとつまらない。\n作ってくれた彼女とシェアして、仲良く頂くとしよう。\nその方が、何倍も美味しいに決まっているのだから。\n\n*\n\nところで、花火には一体何の意味があるのだろうか。\nなぎこさんは何も答えてはくれない。",
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"comment": "少女ダ・ヴィンチ(ルーラー)からのバレンタインチョ\nコ。\n\n彼女が恐竜と共に駆け抜けた一夏の思い出を\nチョコレートケーキとして表したもの。\n全体的に青みがかっているが、いわゆるブルーハワイ\nっぽい味わいがするとか。\n「食べないともったいないから、一緒に食べよう!」\nとウキウキとケーキを分けて、新所長やマシュたちと\n食しつつ、あの夏の思い出話をしんみり賑やかに\n語り合うのであった。\n\nこれは私だけの宝石。\n皆と共有した、かけがえのない経験。\n\n一夏の、これしかない、とびきりの大冒険だった。",
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"comment": "カーマ(アヴェンジャー)からのバレンタインチョコ。\n\n「フゥーハハハ!(魔王っぽさを意識しすぎた笑い)\n 堕落の魔王が本気を出すと決めたタイミングで、\n バレンタインデーなんていう、まさに堕落のために\n 存在するようなイベントがあるとは不運なことです\n ねぇ……。絶対に逃げられませんよお。\n 見てください、この究極兵器を。\n 事前に計画を練って、\n ノートに書いてシミュレートして、\n 対価に糸目をつけずに最高の材料を仕入れて、\n 早起きして、\n 一人でこっそりと、マスターさんがどんな顔するか\n なって考えながら手を動かして、\n いろいろトラブルがありつつも諦めないで夜中まで\n かかって完成させた、\n このおぞましい手作りチョコレートを……!」\n\nと夢の世界に意気揚々と引きずり込んだり何だり\nしたはいいが、いろいろあってマスターの口に\nチョコを突っ込んで逃げ出すことになった。\nなお後でしっかりお礼を言われた結果、\n\n「……な、なんですかその目、その優しい顔!? 見て\n るだけで胸がバクハツしそうになるんですけどー!?\n ハッ、さてはパールヴァティーに呪詛返しでも用意し\n てもらっていましたね!? こ、小癪なー!」\n\nと防御力の低い魔王様は顔を赤くしてぷんすかしていたという。",
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"comment": "ジャック・ド・モレーからのバレンタインチョコ。\n\n美食の都の老舗菓子店のパティシエに、\n毎晩強烈な悪夢を見せて作らせたチョコ・アソート。\n拷問のごとき苦みと、天にも昇る甘ったるさが\n交互に襲いかかってくる。生きろ。\n\n「たぶんブランデーなんかが良く合うんだろーね。\n けど……きみにはカフェ・オ・レかなー?」",
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"comment": "ゼノビアからのバレンタインチョコ。\n\nヤシ科に属する高木であるナツメヤシの果実、すなわちデーツを乾燥させたもの(100gあたり約266kcal)を、\nややビターなチョコレート(カカオマス含有量約50%)でコーティングした一品。\n\n生真面目で大胆な彼女の性格が表れているようにその味のバランスは完璧で、甘さと苦みが絶妙なハーモニーを奏で、それでいて気取ったところのない素朴な風味が自然と食を進ませる。\n\nもちろん手作りであり、その作成作業にあたっては、\n材料の調達、厨房の予約、事前の精神集中、無駄のない手際、邪悪なアレンジを加えない、後片付けの綺麗さ、など他のサーヴァントたちの追随を許さない良妻賢母な姿が見られたが……\n\n途中、その調理姿を裸エプロンと見間違った影の風紀委員長に襲われたのが唯一にして最大のピンチであった。",
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"comment": "エリザベート・シンデレラからのバレンタインチョコ。\n\n今回はマスターとの共作のため、取り立てて危険な部分\nはなく、むしろ彼女のハイセンスが活かされた\nバラエティに溢れる逸品となっている。\nなお、チョコレートはパンプキン味。\nエリザベート・シンデレラがサクサク作った\n砂糖細工のマスター人形は大変評判がよく、\n他のサーヴァントからも制作依頼が舞い込んでいる。",
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"comment": "坂本龍馬(ランサー)とお竜さんからのお返し。\n\n龍馬が被ってた白い帽子。真名を隠すために被っていた帽子とのことだが、実際のところ龍馬の趣味である。こだわりのオーダーメイドであるが、スペアもいくつか持ってるらしい。\n\n高千穂の白き大蛇の鱗。白く光り輝き、宝石と見まごう美しい一鱗。この鱗を持つ者は生涯に一度だけ、白き大蛇を使役することが出来ると言われている。\n\n世界が敵になったとしても、かの誓約はここに。",
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"comment": "出雲阿国からのバレンタインチョコ。\n\n待ちに待ってた新商品! ついに出た出た! 阿国座限定特製チョコレート! 歌舞伎の小物としても親しみ深いうえ、問答無用のリアル日の本っぽい雰囲気にはワールドワイドな大流行の予感!\n\nま、試作品なんですけどね。そういうわけで、こちらなにげに阿国さんの手作りとなりますので、どうかマスター様におかれましては、ご笑納頂けますと幸いでございます。\n\n―――そんなこんなで始まりますは、出雲阿国の恋歌歌舞伎。その顛末や如何に。",
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"comment": "謎の蘭丸Xからのバレンタインチョコ。\n\n蘭丸星において太古の昔から流行っては廃れ、流行っては廃れというサイクルを繰り広げた、伝統の洋菓子。美味しいチョコレートと共に楽しみなのは中に入っている蘭丸シール。\n\n白いぴっちりスーツの蘭丸Z、絶対勝利小姓蘭丸V、最終決戦仕様のグレート蘭丸Gなど、蘭丸の主であれば集めるっきゃないでありますよ、主様!\n\nちなみにチョコレートを食べてから次の袋を開けるでありますよ。それが主様と蘭丸とのお約束です!",
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"comment": "サンタマルタからのバレンタインの贈り物。\n\nドイツの菓子パン、シュトレン!\nクリスマスのパーティーのために奔走した際、\n一緒に作ったあのシュトレンとは少し違っている。\n今回はちょっぴりレシピを変えたらしい。\n\nすなわち……\nバレンタイン・アレンジ!\nチョコレートチップがたくさん練り込まれているのだ!\n\n「たくさん、めしあがれ!\n でも虫歯にならないようにちゃんと歯を磨くのよ?」\n\n",
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"comment": "太公望からのバレンタインのお返し。\n\n高い山とたなびく雲の下にある、\n穏やかな渓流とその土手。\n\n「落ち着くなァ。\n こう……どこか、仙境を思わせる光景ですよね?」\nと、太公望は言うが真偽は不明である。\n\n此処は―――\n太公望にとって、絶好の釣り場であるらしい。\nでは魚を釣るのかと思えばそうではなく、\n僕は王侯を釣るのですよ、などと彼は言う。\n魚は? 釣らないのだろうか?\n\n「そりゃあ釣りますよ。\n だって、あなたが食べるでしょう?」\nなるほど。\n\nちなみに。生前(?)には、\nよく妻を連れて来ていた場所なのだとか―――\n\n",
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"comment": "ドブルイニャ・ニキチッチからの\nバレンタインの贈り物。\n\n本人の武具と同じ、ダマスク鋼製の小ぶりの短剣。\n戦闘に使っても手を怪我しないよう、\nしっかりした鍔がついている。 \n\n―――生きるために使え。 \n―――生きることは、戦うことだぞ。\n\nまっすぐに目を見つめながらニキチッチの告げてきた\n言葉は、今も、胸の奥に残っている。\n\n「あれは使っているか?\n なに? あまり白兵戦闘の機会がない?\n いや、いやいや。\n そうではなくて、ウン。\n ほら短剣はな、食事の時にも使えるからな。\n その……なんだ。\n あまり大層な品だとは思わなくていい。\n ダマスクのよい鋼を用いてはいるが、\n もっと普段使いしていいモノだぞ!」\nと―――\nその後のニキチッチ談である。\n\n",
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"comment": "闇のコヤンスカヤからのバレンタインチョコ。\n\n大人の女性が贈る、高級ブランドの最上級チョコ。\n手作りではないが、ブランドのデザイナーと職人を\n数日拘束してゼロから作らせたオートクチュールなので\nある意味『至高の手作り』と言える。\n\n有能美人秘書の目から見ても実行困難だった仕事を\n達成したマスターへの称賛と嘲笑、\nそして親愛がこめられている。",
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"comment": "ヘファイスティオンからのバレンタインチョコ。\n\n私が作るなら当然これだろうと言わんばかりの、\n王の彫像。それも若年期と全盛期のW盛りである。\nプロポーションなどは全て目分量だが、\n髪の毛一筋たりともズレがないはず、とのこと。\n\nなお、こんな見かけだが味は一級品。\n現代料理の粋に目覚めた彼女が、あらゆるコストを惜しまず研鑽した結果である。なぜ全力を尽くしたのかと聞きたくなる突っ走り方は、おそらく生前から変わらないもののひとつだろう。",
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"comment": "マナナン・マク・リール〔バゼット〕からの贈り物。\n\n俵藤太氏より仕入れた美味しいお米を蒸し、ジャブ、\nストレート、フック、アッパー、前蹴り、膝蹴り、\n回し蹴り、フラガラックなどの料理法を用いて\n米粒の形がなくなるまで繰り返し搗(つ)き、\nその中にあんこを注入したオリジナルの和風甘味。\n\n隠し味はインパクトの瞬間に加える捻り込みだと彼女は得意げに語った。",
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