$91-60-09-01-1-0 [soundStopAll] [charaSet B 6009002 1 静謐のハサン] [charaSet C 2013001 1 アーラシュ] [fadein black 1.0] [wait fade] [messageOff] [effect bit_talk_07_02] [se ad12] [wt 4] [fadeout white 1.0] [wait fade] [wt 2.0] [scene 10200] [fadein white 2.0] [wait fade] [bgm BGM_EVENT_2 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 0] [charaFadein B 1.0 -30,0] [charaMove B 1 1.0] [charaFadeTime B 1.0 1.0] [wt 1.0] @静謐のハサン …………おかえりなさい。マスター。 [k] @静謐のハサン 微少特異点でのお仕事、お疲れさまでした。[r]無事のお戻りでなによりです。 [k] [messageOff] [charaFace B 4] [wt 1.0] [charaFace B 0] @静謐のハサン すみません。今日のお出迎えは、私です。[r]直前までマシュさんが控えていらっしゃったのですが、 [k] @静謐のハサン 丁度、職員の方々が来てしまって……。[r]シバに関する何かのお話があるとかで、残念ながら。 [k] [charaFace B 4] @静謐のハサン 私が代わりにこうしてお出迎えした次第です。[r]がっかりさせてしまったら、ごめんなさい。 [k] ?1:ただいま、ハサン [charaFace B 1] @静謐のハサン はい。おかえりなさい。 [k] ?2:がっかりなんてしないよ [charaFace B 3] @静謐のハサン ありがとうございます……。 [k] ?! [charaFace B 0] @静謐のハサン [#個室:マイルーム]へお戻りになられますか?[r]あ、もしもお食事などなさるのでしたら…… [k] @静謐のハサン 厨房には既に声を掛けてあります。[r]エミヤ様やキャット様、ブーディカ様や頼光様が、 [k] @静謐のハサン きっと腕を振るってくださいます。[r]いかがされますか? [k] ?1:確かにちょっと小腹がすいたかな @静謐のハサン 承知。減少した体力は回復せねばなりません。 [k] @静謐のハサン では、こちらへ。[r]食堂までお供いたします。 [k] [messageOff] [fadeout black 1.0] [wait fade] [branch select01_end] ?2:ちょっと休んでから食堂、かな? [branch select01_02] ?! [label select01_02] @静謐のハサン はい。お疲れですよね。[r]厨房の皆様にはそのようにお伝えしておきます。 [k] @静謐のハサン では、マイルームまでお供いたします。 [k] [messageOff] [wt 1.0] [charaFace B 5] [wt 0.4] [charaFace B 3] @静謐のハサン ……い、いえ、変な意味ではなく…… [k] @静謐のハサン 私、近頃は反省したのです……[r]問答無用で寝床に入るなどというのは、その[line 3] [k] @静謐のハサン 概ね“はしたない”とされるのだと、[r]水着姿の頼光様から先日教えていただいて…… [k] @静謐のハサン もちろんそうではあると頭では分かっていたつもりで、[r]私も生前そのように教えられて育ちはしていたのですが、 [k] @静謐のハサン でも、つい、いてもたってもいられずに何度も何度も、[r]はい……何度も…… [k] [charaFace B 4] @静謐のハサン ご迷惑をお掛けしました。[r]…………以後、気をつけます。 [k] ?1:そんなにかしこまらなくてもいいよ? ?2:ほどほどならいいから、ほどほどなら ?! [charaFace B 3] @静謐のハサン …………………………そんな風に言われると、私。 [k] [charaFace B 2] [charaMoveReturn B 0,5 0.2] @静謐のハサン いえ。いえ! 風紀は大切です![r]誰も彼もが寝床を襲う事態になってはいけませんし! [k] @静謐のハサン 節度を! 私も、持ちます! [k] [messageOff] [fadeout black 1.0] [wait fade] [label select01_end] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [scene 10310] [fadein black 1.0] [wait fade] [se ad95] [wt 0.7] [charaTalk B] [charaFace B 0] [charaFadein B 0.7 180,0] [charaMove B 128,0 1.2] [wt 1.2] @静謐のハサン マスター。 [k] @静謐のハサン カルデアは不思議な場所ですね。[r]この世界の多くを見知った訳ではない身の上ですが、私、 [k] @静謐のハサン そう感じてしまうんです。[r][#古今東西:ここんとうざい]の多くの英雄たちが当然のように息づいて。 [k] @静謐のハサン 過去の英雄たち。英霊。サーヴァント。 [k] @静謐のハサン 当世に正しく生きる訳ではない、死後のモノたち……。 [k] ?1:えっと、確か…… ?2:一時的な受肉をしてるんじゃなかったっけ? ?! @静謐のハサン いえ[line 3] [k] @静謐のハサン その、どう言ったらいいのでしょうね。[r]確かにそういう表現も可能なのだとは思います。 [k] @静謐のハサン 私たちは[#霊基:カタチ]を伴ってカルデアに留まり、[r]人間のように暮らしています。 [k] @静謐のハサン 詳しいシステムまでは私には分かりませんが、[r]カルデアによって供給される多大な魔力の賜物です。 [k] [charaFace B 4] @静謐のハサン きっと魔術師……[r]キャスター系のサーヴァントであれば、もっと、 [k] @静謐のハサン 正確な解説ができると思うのですが。[r]すみません……。 [k] [messageOff] [wt 1.0] [charaFace B 0] [wt 0.2] @静謐のハサン でも、私にも分かる事はあります。[r]この五体はやはりエーテルに依るものなのだ、と。 [k] @静謐のハサン 血は通っています。心臓もある。脳も。[r]でも、同時に霊核も在って…… [k] @静謐のハサン 貴方のように、[r]正しく肉体を持つ生物ではありません。 [k] @静謐のハサン 真なる受肉……すなわち、完全な生物としての存在を[r]得るには、聖杯のような願望器が不可欠なのでしょうね。 [k] [charaFace B 4] @静謐のハサン でも…… [k] @静謐のハサン 私、たとえ、この私自身が[line 3] [k] [messageOff] [se ad95] [charaDepth B 10] [charaMove B -60,0 2.2] [wt 1.0] [charaFace C 0] [charaFadein C 0.7 -200,0] [wt 1.2] [se ad223] [charaFace B 5] [charaFace C 4] [charaShake B 0.05 3 3 0.2] [wt 0.1] [charaMove B -20,0 0.3] [wt 0.3] @静謐のハサン !! [k] [charaTalk C] @アーラシュ おっと。 [k] [messageOff] [charaFadeout C 0.1] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk C] [charaFace C 4] [charaFadein C 0.4 1] [wt 0.4] @アーラシュ 話に夢中でよそ見ってか?[r][#ながら歩き]はちぃっと危ねぇぜ、静謐の嬢ちゃん。 [k] [messageOff] [wt 0.5] [charaFace C 0] [wt 0.3] @アーラシュ おう、マスター。無事だな。[r]どうだったよ今度のレイシフトは! [k] ?1:ただいま、アーラシュ ?2:無事に戻ってきたよ! ?! [charaFace C 1] @アーラシュ はは。そいつは何よりだ。顔色もすこぶるいいしな。[r]なあ、静謐の嬢ちゃんも…… [k] [charaFadeout C 0.1] [bgmStop BGM_EVENT_2 0.5] [wt 0.1] [charaDepth B 8] [charaTalk B] [charaFace B 5] [charaFadein B 0.1 1] @静謐のハサン ……。[r]……。 [k] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk C] [charaFace C 4] [charaFadein C 0.1 1] @アーラシュ ん。 [k] [charaFadeout C 0.1] [wt 0.1] [bgm BGM_EVENT_5 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 5] [charaFadein B 0.1 1] @静謐のハサン ………………………そ、んな[line 3] [k] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk C] [charaFace B 5] [charaFace C 0] [charaFadein B 0.1 2] [charaFadein C 0.1 0] @アーラシュ おーい、嬢ちゃん? [k] [charaFace B 4] @静謐のハサン ……いえ。失礼しました、アーチャー・アーラシュ。[r]ではマスター。私はこれで。 [k] ?1:あれ、ハサン? ?2:どうしたの? ?! [charaFadeout C 0.1] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 4] [charaFadein B 0.1 1] @静謐のハサン すみません。その……私……[r]私…… [k] @静謐のハサン ………………ごめん、なさい。今は。だめ。だめ…… [k] @静謐のハサン だめ、です。どうしても。私[line 3] [k] [messageOff] [charaMove B -100,0 0.7] [charaFadeout B 0.7] [se ad52] [bgmStop BGM_EVENT_5 0.7] [wt 2.0] [charaTalk C] [charaFace C 4] [charaFadein C 0.1 1] [bgm BGM_EVENT_2 0.1] @アーラシュ あらら、ご丁寧に霊体化までして消えちまった。[r]困らせるつもりはなかったんだがなぁ。 [k] ?1:どうしたんだろう…… @アーラシュ あー。ああ。まあその、なぁ。 [k] ?2:アーラシュ、何か知ってる? @アーラシュ すまん。俺は何も言わん方がいいだろう。[r]嬢ちゃん本人が語るのが一番なんだろうが、さて。 [k] ?! @アーラシュ どうしたもんか。[r]取り敢えず、おまえさんはどっしり構えてな。 [k] [messageOff] [wt 1.0] [charaFace C 0] [wt 0.3] @アーラシュ [#俺たち:サーヴァント]にとっての基点は[#あんた:マスター]だ。[r]魔力の供給だかの殆どをカルデアが担っていようと、 [k] @アーラシュ 現界の要石やらがどうであっても、[r]ヒトとしてのサーヴァントはマスターと共に在るもんだ。 [k] @アーラシュ まあ、人間じゃあねえけどな。それはそれだ。[r]今さらおまえさんに説教するこっちゃないが…… [k] @アーラシュ ……ま、[#自然体:いつもどおり]でいてくれや。頼む。 [k] ?1:よく分からないけど、とりあえず ?2:慌てたりはしないでおく[&よ:ね] ?! [charaFace C 1] @アーラシュ おう。それでこそ俺たちのマスターだ。 [k] [messageOff] [fadeout black 1.0] [bgmStop BGM_EVENT_2 1.0] [wait fade] [charaFadeout C 0.1] [scene 10000] [wt 1.0] [fadein black 1.0] [wait fade] [bgm BGM_EVENT_11 0.1] @ [line 6]アサシン・静謐のハサンの異常について。 [k] @ 第一証言者はアーチャー・アーラシュ。 [k] @ カルデアの廊下で不意にアーラシュと遭遇した彼女は、[r]意図せずに彼と[#接触]してしまった模様。 [k] @ マスターに対して盲目的になっている彼女が[r]不意の遭遇に対応できなかった事は推して知るべし。 [k] @ 結果、彼女はアーラシュに触れてしまった。 [k] @ 言うまでもなく彼女の肉体を構成する毒素は[r]超常の領域にあり、魔力で編まれた衣服であろうとも、 [k] @ 容易に浸透して効果を発揮する。サーヴァントであれば[r]粘膜接触以外では死亡はすまいが、多少の影響はある。 [k] @ いくらかの痺れ、目眩、などはあって当然。[r]だが。 [k] @ アーラシュ・カマンガーは高い毒耐性を有している。[r]彼女の接触に対して、彼は平然としていたようだ。当然だ。 [k] @ 彼女……静謐のハサンの言動に異状が発生したのは、[r]この時からである。 [k] @ 第二証言者、マシュ・キリエライト。[r]第三証言者、カルデア職員ABCD(氏名は伏せる)。 [k] @ マスターのマイルーム前にて、何もせず、[r]じっと俯きながら佇んでいた彼女の姿が報告されている。 [k] @ 一度ならず二度ならず。[r]この二日間だけで、五度、同様の証言があった。 [k] @ 明らかに、彼女は動揺を行動として表面化させている。[r]精神的な問題を抱えている事は間違いない。 [k] @ …………理由は明白。 [k] @ [#触れても死なぬ者]がマスター以外にもいるのだと、[r]ついに実感してしまったのだ。彼女は。 [k] @ [#是:これ]は、もはや時間の問題でもあったものの[line 3] [k] @ アーラシュとの接触以降、とりあえず彼女は[r]マスターに対して平静の仮面を被っているようだが、 [k] @ 一刻も早く対処を行わなくては、[r]レイシフト先での活動にも支障を来す可能性があるだろう。 [k] @  [r][r]          《以上、パラケルススによる記録》 [k] [messageOff] [bgmStop BGM_EVENT_11 1.0] [fadeout black 1.0] [wait fade] [scene 34702] [wt 0.5] [fadein black 1.0] [wait fade] [se adm13] [seVolume adm13 0 0.1] [seVolume adm13 1.5 1.0] [wt 1.5] [seStop adm13 1.0] [charaTalk B] [charaFace B 0] [charaFadein B 0.1 1] @静謐のハサン ……。[r]……。 [k] [bgm BGM_EVENT_5 0.1] @静謐のハサン 感じます。攻撃的意志を有した気配、多数。[r]私たちは既に囲まれているようです、マスター。 [k] @静謐のハサン ………………突破も離脱も、戦闘は不可避の模様。 [k] ?1:大丈夫、落ち着いて ?2:いつもと変わらず対処していこう ?! [bgmStop BGM_EVENT_5 0.1] [wt 0.1] [bgm BGM_EVENT_3 0.1] @静謐のハサン はい。主命を受諾。 [k] [charaFace B 2] @静謐のハサン [line 3]シミュレーターであろうと死力を尽くします。[r]すべて、すべて。あるじの御心のままに。参ります! [k] [messageOff] [fadeout black 0.5] [bgmStop BGM_EVENT_3 0.4] [wait fade] [soundStopAll] [end]