$01-00-04-00-1-0 [soundStopAll] [bgm BGM_EVENT_5 0.1] [scene 10906] [charaSet A 98001000 1 マシュ] [charaSet B 98003000 1 Dr.ロマン] [charaSet C 98002000 1 フォウ] [charaSet D 5009001 1 ダ・ヴィンチ] [charaSet E 6005001 1 ???] [charaSet F 98021100 1 女性] [shake 0.05 0 3 0] [fadein black 0.5] [se ad59] [wt 0.5] [wait fade] @女性 ハアッ、ハッ……ハッ……!! [k] @女性 何なの、この霧……![r]からだの……力が、どんどん……抜けて、いく…… [k] @女性 それに………… [k] @女性 さっきから……[r]何かが、ずっと……ずうっとあたしを[#追い掛けてる]! [k] [shakeStop] [seStop ad59 0.1] [charaFace E 0] [charaFilter E silhouette 00000080] [charaFadein E 0.7 1] @E:??? [line 3]ごめんね。 [k] @女性 えっ……い、いつの間に……前、に……?[r]あ、ああ…… [k] @女性 ……いや、いや……来ないで…… [k] @女性 あああ、いや、来ないでよぉ……[r]あんたなんて知らない……何なの……何なのよ! [k] @E:??? ごめんね、おかあさん。[r]ごめんね。 [k] @E:??? でも帰りたい……[r]帰りたい、帰りたい、帰りたい、帰りたい、から…… [k] @E:??? わたしたち……[r]とっても、とっても……帰りたいから、ね……? [k] @女性 ヒッ![r]いや、やめて[line 3]やめてやめてやめてやめて!! [k] @女性 何よ、あなたの、その、[#手に持ってるもの]は![r]やめて……お願いだから、こっちに……来ないで……!! [k] @E:??? うん。ごめんね。 [k] [se bac6] [flashin loop 0.4 1 FF0000FF FF0000FF] [wt 1.0] [fadeout black 0.5] [messageOff] [wait fade] [charaFadeout E 0.1] [charaFadeout F 0.1] [flashOff] [bgmStop BGM_EVENT_5 0.1] [wt 1] [scene 10400 0] [charaTalk A] [charaFace A 13] [charaFadein A 0 1] [fadein black 0.5] [bgm BGM_EVENT_2 0.1] [wait fade] @マシュ おはようございます、先輩。[r]……顔色が、今朝はあまり優れないようですね。 [k] [charaFace A 12] @マシュ 眠れなかったのですか? いけません、[r]カルデアにいるうちはきちんと眠っておかないと。 [k] [charaFace A 0] @マシュ 休息も作戦行動に含まれます。[r]以前も言った通り、わたしたちは[line 2] [k] ?1:……。 [charaFace A 7] @マシュ 先輩? [k] @マシュ もしかして……[r]夢を、見たのでは……ありませんか……? [k] ?2:怖い夢を見た [charaFace A 7] @マシュ …………夢を、見たんですね。 [k] ?! @マシュ どういった夢、でしたか?[r]もしかしてですが……それは、わたしの、その…… [k] ?! ?1:ホラーっぽい夢だった ?2:よく覚えていない ?! [charaFace A 13] @マシュ そうですか、[r]良かった…… [k] [charaFace A 0] @マシュ いえ。いいえ、何でもありません。[r]ミーティングが始まりますから管制室へ行きましょう。 [k] @マシュ 朝食は済ませていますよね。[r]では、管制室へ。ドクターが待っています。 [k] [fadeout black 0.5] [messageOff] [wait fade] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.5] [se ad8] [wait se ad8] [scene 10201 0] [charaTalk B] [charaFace B 0] [charaFadein B 0 1] [fadein black 0.5] [wait fade] @Dr.ロマン おはよう、諸君。[r]良いタイミングだ。丁度、準備も整ったところだよ。 [k] @Dr.ロマン まずは前回得た情報の解析結果からいこうか。 [k] [charaFadeout B 0.1] [charaTalk A] [charaFadein B 0.1 0] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.1 2] @マシュ 七十二柱の魔神……そう呼ばれる召喚術を使ったという、[r]ソロモン王の時代の観測、ですね? [k] [charaFace B 3] @Dr.ロマン そうだ。[r]結論からいうと、ソロモン王の時代に異変はなかった。 [k] @Dr.ロマン 紀元前10世紀頃に特異点は発生していない。[r]これがどういう事かと言うと…… [k] [charaFadeout A 0.1] [charaFadeout B 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.1 1] @ダ・ヴィンチ まことに遺憾だけど、ロマニの言う通り、七十二柱の[r]魔神を名乗るモノたちとソロモン王は無関係という事さ。 [k] ?1:それはどうして? @ダ・ヴィンチ どうしてもこうしても、あれだよ。[r]ミステリでいうなら不在証明が成立したという事だ。 [k] ?2:おはようダ・ヴィンチちゃん [charaFace D 1] @ダ・ヴィンチ はいおはよう。んー、挨拶ができる[r][%1][&君:ちゃん]は実にいいマスターだね! [k] ?! [charaFadeout D 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 3] [charaFadein B 0.1 1] @Dr.ロマン もしソロモンが七十二柱の魔神を使役しているのなら、[r]必ずその痕跡が観測される。 [k] @Dr.ロマン 紀元前10世紀から未来に向けて使い魔を放っている、[r]という流れがね。 [k] [charaFace B 0] @Dr.ロマン でもソロモン王の時代には何の異常も見られない。[r]つまり彼の時代は“正しい人類史”のままだ。 [k] @Dr.ロマン だから[line 3] [k] [charaFadeout B 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.1 1] @ダ・ヴィンチ レフ・ライノールや魔神を名乗る連中は、[r]まったく違う“何処かの時代”から現れている。 [k] @ダ・ヴィンチ なのでソロモン王と彼等は無関係だ。[r]まあ、もっとも[line 3] [k] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk A] [charaFadein D 0.1 0] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.1 2] @マシュ ……ソロモン王がサーヴァントとして[r]誰かに使役されていた場合は別、ですね? [k] @ダ・ヴィンチ そうそう。[%1][&君:ちゃん]のように、[r]自分の時代でソロモンを使い魔にすればいい。 [k] @ダ・ヴィンチ そうすれば“七十二柱の魔神”も配下にできる。 [k] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 4] [charaFadein B 0.1 0] @Dr.ロマン はあ。七十二柱の魔神なんて使い魔が、[r]本当に実在するのなら、の話だろ、それは。 [k] [charaFace B 5] @Dr.ロマン だいたいソロモン王が[r]そんな悪事に荷担するとはボクは思えない。 [k] ?1:生前はそうでも…… ?2:サーヴァントはマスターには…… ?! [charaFace A 7] @マシュ お言葉ですがドクター。[r]サーヴァントはマスターには従うものです。 [k] @マシュ マスターが命令すれば、[r]ソロモン王も従うしかないのではないですか? [k] [charaFace B 3] @Dr.ロマン そんな悪人にソロモンは呼べないよ。[r]冬木の聖杯戦争じゃあるまいし。 [k] @Dr.ロマン カルデアの召喚システムはマスターと英霊、[r]双方の合意があってはじめて成立するものだ。 [k] [charaFadeout B 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.1 0] @ダ・ヴィンチ ああ、それはそうか。[r]私も同意したからカルデアに来たのだし。 [k] @ダ・ヴィンチ 当時の所長が優れた魔術師でね。[r]彼なら信用できると契約したんだ。 [k] [charaFace D 1] @ダ・ヴィンチ 前にも言っただろ? 私はカルデアにおける、[r]記念すべき召喚成功例第三号だって。 [k] ?1:三人目、というコト? ?2:第一号は? ?! @ダ・ヴィンチ 第二号は君の目の前にいる。マシュちゃんだ。[r]第一号は……現段階では不明だね。 [k] @ダ・ヴィンチ 第一号と第二号は機密事項として扱われている。[r]詳細は先代所長しか知らなかった筈だよ。 [k] [charaFace A 0] @マシュ 先輩。わたしを助けてくれた英霊が第二号さんです。[r]……その真名も能力も、わたしにはわかりませんが。 [k] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk C] [charaFadein C 0.1 0] @フォウ フォウ…… [k] [charaFadeout C 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 3] [charaFadein B 0.1 0] @Dr.ロマン 第一号に関してはマリー所長も知らなかったな。[r]先代所長は第一号のデータをひた隠しにしていた。 [k] @Dr.ロマン ……今にして思うと、先代所長の死は事故ではなく[r]殺人だったんだろう。 [k] [charaFace B 5] @Dr.ロマン 第一号という成功例[line 3]いや、英霊召喚システムを[r]よく思わなかったレフが、殺めた可能性が高い。 [k] [charaFadeout B 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 4] [charaFadein D 0.1 0] @ダ・ヴィンチ ああ。でも第一号は失敗だったと思うよ?[r]だって二号であるマシュちゃんの英霊も不完全だし。 [k] [charaFace D 0] @ダ・ヴィンチ カルデアにおいて、[r]英霊召喚の完全な成功は第三号である私からだ。 [k] [charaFace D 2] @ダ・ヴィンチ いや、そもそも一号なんていたのかさえ怪しい。[r]一号の召喚はただの偶然だったんじゃないかな。 [k] @ダ・ヴィンチ なぜならフェイト……英霊召喚システムの基礎は、[r]第二号の協力でようやく実証[line 3] [k] [charaFadeout A 0.1] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 3] [charaFadein B 0.1 1] @Dr.ロマン ゴホン! レオナルド君、そろそろレイシフトを[r]始めるから準備をしてくれないかな! [k] [charaFadeout B 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.1 1] @ダ・ヴィンチ おっと、こいつは口が滑った。[r]ではでは、私はこれで~♪ [k] [charaFadeout D 0.4] [wt 0.5] [charaTalk B] [charaFace B 5] [charaFadein B 0.1 1] @Dr.ロマン ……さて。どうあれ、残り四つの特異点……[r]このいずれかの時代に黒幕が潜んでいる可能性は高い。 [k] @Dr.ロマン なにしろ他の時代に異常はないんだ。[r]特異点を潰していけば必ず黒幕に遭遇するさ。 [k] [charaFace B 0] @Dr.ロマン では今回のオーダーの詳細を説明しよう。[r]第四の特異点は十九世紀[line 2] [k] [charaFace B 3] @Dr.ロマン 七つの中では最も現代に近い特異点と言えるだろう。[r]けれど驚くに値しない。道理ではあるんだ。 [k] @Dr.ロマン すなわち文明の発展と隆盛。[r]この時代に人類史は大きな飛躍を遂げることになる。 [k] [charaFace B 0] @Dr.ロマン [line 2]つまり、だ。産業革命さ![r]まさしく決定的な人類史のターニングポイントだ。 [k] @Dr.ロマン 消費文明としての観点から鑑みても、[r]人類史は、まさしくこの時期に現代への足がかりを得た。 [k] @Dr.ロマン 具体的な転移先は、[r]絢爛にして華やかなる大英帝国。 [k] @Dr.ロマン 珍しいことに、首都ロンドンに特定されている。[r]うん。広範に渡っていたこれまでとは、些か異なるね。 [k] [charaFace B 1] @Dr.ロマン 今回は足を棒にしなくても、良いかも知れないね。[r]何せ、馬車もあれば鉄道もある。 [k] [charaFace B 4] @Dr.ロマン もっとも、まともに使えればの話だが……。[r]今回も異常は発生しているからね。 [k] [charaFace B 5] @Dr.ロマン 遠からず、特異点たる十九世紀ロンドンは焼却される。[r]消滅だ。君たちにはそれを止めて貰う。 [k] @Dr.ロマン 聖杯を探し出し、[r]四つ目の特異点を修正して欲しい。 [k] [charaFadeout B 0.1] [charaTalk A] [charaFadein B 0.1 0] [charaFace A 7] [charaFadein A 0.1 2] @マシュ 了解しました。[r]今回は、都市の内部が活動範囲なのですね。 [k] [charaFace B 0] @Dr.ロマン うん、そうだね。[r]……いいなあロンドン。霧の都。 [k] [charaFace B 1] @Dr.ロマン 可能なら、ボクも行ってみたかったなあ。[r]シャーロック・ホームズに会ったらサインとか。 [k] [charaFace A 14] @マシュ ドクター。[r]旅行では、ありません。 [k] [charaFace B 4] @Dr.ロマン う、うん。 [k] [charaFace A 7] @マシュ それと、もうひとつ。[r]シャーロック・ホームズは架空の人物です。 [k] @マシュ 恐らくですが、サインは難しいでしょう。[r]残念ではありますが諦めて下さい。 [k] [charaFace B 5] @Dr.ロマン うん……。[r]ん。マシュ、もしかして君も? [k] [charaFace A 6] @マシュ はい? [k] [charaFace B 1] @Dr.ロマン ホームズのファンなのかな?[r]いいよねえ世界最高の諮問探偵、灰色の脳細胞! [k] [charaFace A 8] @マシュ それは、エルキュール・ポワロ。[r]アガサ・クリスティが紡いだ作品の登場人物です。 [k] [charaFace B 4] @Dr.ロマン あ……。[r]そ、そうだった。うん。では、気を取り直して。 [k] [charaFace B 0] @Dr.ロマン さあ、準備は良いね。[r]世界はまだ焼却なんてされない、未来を取り戻せ! [k] ?1:作戦開始だ! ?2:今回は、慎重に行こう ?! [charaFace A 0] @マシュ はい、先輩。 [k] [charaFadeout A 0.4] [charaFadeout B 0.4] [messageOff] [wipeout leftToRight 0.4 1] [wait wipe] [wt 0.5] [scene 10201 0] [wipein rightToLeft 0.4 1] [bgmStop BGM_EVENT_2 0.4] [wait wipe] @[51d4ff]アナウンスA[-] [51d4ff]アンサモンプログラム スタート。[-][r][51d4ff]霊子変換を開始 します。[-] [k] @[51d4ff]アナウンスA[-] [51d4ff]レイシフト開始まで あと3、2、1……[-] [k] @[51d4ff]アナウンスA[-] [51d4ff]全工程 [#完了:クリア]。[-][r][51d4ff]グランドオーダー 実証を 開始 します。[-] [k] [messageOff] [fadeout black 0.5] [wait fade] [scene 10000 0] [fadein black 0.5] [wait fade] [effect bit_talk_07] [se ad12] [wt 4] [fadeout white 0.4] [wait effect] [soundStopAll] [end]