$01-00-04-05-4-0 [soundStopAll] [bgm BGM_EVENT_5 0.1] [scene 10958] [charaSet A 8001001 1 マシュ] [charaSet B 98003003 1 Dr.ロマン] [charaSet C 98002000 1 フォウ] [charaSet D 6005001 1 ジャック・ザ・リッパー] [charaSet E 1009001 1 モードレッド] [charaSet F 7004001 1 フラン] [charaSet G 6007001 1 ジキル] [charaSet H 5010001 1 ???] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.1 1] [fadein black 1] [wait fade] @ジャック・ザ・リッパー …………あれ? [k] @ジャック・ザ・リッパー そっちから来てくれたんだ。[r]それじゃあ、ふふ、わたしたち……どうしようかな……? [k] [charaFace D 1] @ジャック・ザ・リッパー 殺してあげようか。[r]ひとり、ふたり、さんにん。いっぱい。いっぱい。 [k] @ジャック・ザ・リッパー ふふ。もう、わたしたちはいっぱい殺したけど、[r]まだお腹が空いてるの。ぺこぺこ。 [k] [charaFace D 4] @ジャック・ザ・リッパー だって、おまわりさんたちじゃあ、[r]あんまり魔力がないから。 [k] [charaFace D 1] @ジャック・ザ・リッパー だから、ありがとう。[r]あなたたちの魔力を食べてお腹いっぱいにする。 [k] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk E] [charaFace E 0] [charaFadein E 0.1 1] @モードレッド 間に合った[line 3] [k] [charaFace E 5] @モードレッド 訳じゃ、ねえみてえだな。[r]この血の匂い……ヤードは全滅ってところか。 [k] @Dr.ロマン 動体反応は君たち以外には二体だけだ。[r]そこにいる、ジャック・ザ・リッパーともう一体。 [k] [charaFadeout E 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 7] [charaFadein A 0.1 1] @マシュ 不明のサーヴァントであると推測します。[r]そこの男性[line 3] [k] [charaFadeout A 0.1] [charaTalk H] [charaFace H 0] [charaFadein H 0.4 1] @H:??? はい。私は、キャスターのサーヴァント。[r]貴方たちの知る「計画」を主導する者のひとりです。 [k] ?1:「魔霧計画」か ?2:なぜこんなことをするんだ ?! [charaFace H 1] @H:??? 私たちにも、幾らかの都合と事情というものがある。[r]ああ、私のことは「P」とでもお呼び下さい。 [k] [charaSet H 5010001 1 「P」] [charaFace H 4] [charaFadein H 0 1] @「P」 残念ながら、貴方たちは遅かった。[r]既にスコットランドヤードは全滅しています。 [k] @「P」 すべてが惨たらしい死にざまでした。[r]あの子には、慈悲の心は備わっていないのです。 [k] @「P」 ですが、必要なことでした。[r]やむなき犠牲。そう表現することがせめてもの手向け。 [k] [charaFace H 1] @「P」 人は、慈しまれるべきです。[r]愛も想いも、どちらも尊く眩いものに違いない。 [k] [charaFace H 0] @「P」 ですが[line 3][r]哀しいかな、時に大義はそれさえ上回ってしまう。 [k] @「P」 スコットランドヤード内部には、[r]私たちの必要とするものが保管されていました。 [k] @「P」 流石、魔術協会、時計塔が座す大英帝国ではある。[r]魔術的にも厳重な封印が施されていました。 [k] [charaFace H 1] @「P」 ですので。残念ですが[r]彼らは皆、大義の障害となってしまったのです。 [k] [charaFadeout H 0.1] [charaTalk E] [charaFace E 2] [charaFadein E 0.1 1] @モードレッド なにをわかった風な口を叩きやがる。[r]愛も想いも知ったことか! [k] [charaFace E 5] @モードレッド おまえたちはまたオレのものに手を出した。[r]王ならざる者が、王のものに手を出しやがって。 [k] ?1:英霊が、無辜の人を殺すのか。 ?2:英雄の矜持はないのか! ?! [charaFadeout E 0.1] [charaTalk H] [charaFace H 4] [charaFadein H 0.1 1] @「P」 ええ。ですから。[r]私は、どうしようもない程に哀しみを禁じ得ない。 [k] @「P」 想い持つ、尊く在るはずの人々を。[r]愛を持つ、眩く在るはずの人々を。 [k] @「P」 私の力では、救うことはできない。[r]いいえ。この結果を鑑みるに、できなかったのです。 [k] [charaFace H 0] @「P」 時代のすべては焼却されつつある。[r]人類のすべては焼却されつつある。 [k] @「P」 文明の歩みも、想いも、愛も潰えて、[r]世界に残された特異点は、既に、たった四つのみ。 [k] [charaFace H 5] @「P」 何という哀しさでしょうか。[r]けれど、それを私も貴方たちも止められない。 [k] @「P」 いいえ、[#止められなかった]のならば[line 3] [k] [charaFadeout H 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 14] [charaFadein A 0.1 1] @マシュ …………矛盾を、感じます。 [k] @マシュ 想いを語るあなたの言葉には矛盾を感じます。[r]キャスター。いえ「P」、あなたは一体何なのです? [k] [charaFace A 5] @マシュ [#あの子:ジャック]を使って人の命を奪う。[r]慈悲の精神が欠如しているのは、きっとあなたです。 [k] [charaFadeout A 0.1] [charaTalk H] [charaFace H 0] [charaFadein H 0.1 1] @「P」 ええ、そうかも知れませんね。[r]美しいお嬢さん。 [k] [charaFace H 4] @「P」 私は非道にして悪逆の魔術師に他ならないでしょう。[r]今も、こうして、あどけない少女に言うのです。 [k] [charaFace H 0] @「P」 ジャック。[r]彼女たちを任せます。 [k] [bgmStop BGM_EVENT_5 0.4] [bgm BGM_EVENT_3 0.1] [charaFace H 1] @「P」 好きにしなさい。[r]彼女たちは、[#貴方の母]かも知れませんよ。 [k] [charaFadeout H 0.1] [charaTalk D] [charaSet D 6005001 1 ジャック] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.1] @ジャック え。[r]そう……なの……? [k] [charaFace D 3] @ジャック なんだ、そうなの。ふうん。[r]それじゃあ……おかあさんにするみたいに、するね。 [k] [charaFace D 1] @ジャック [#帰らせて]くれる?[r]わたしたちを、あなたたちの中へ……[#おかあさんの中]へ…… [k] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk E] [charaFadein D 0.1 0] [charaFace E 5] [charaFadein E 0.1 2] @モードレッド 駄目だ。おまえは座へ直行だ。[r]ここで殺す。 [k] [charaFadeout E 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 7] [charaFadein A 0.1 2] @マシュ アサシンはここで止めるべきであると考えます。[r]……先輩……。 [k] ?1:あの子を止めよう ?2:戦闘開始だ ?! [charaFace A 2] @マシュ [line 3]はい! マスター! [k] [messageOff] [fadeout black 0.5] [bgmStop BGM_EVENT_3 0.4] [wait fade] [soundStopAll] [end]