$01-00-01-05-1-0 [soundStopAll] [bgm BGM_EVENT_5 0.1] [scene 20523 0] [charaSet A 8001000 1 マシュ] [charaSet B 98003000 1 Dr.ロマン] [charaSet C 98002000 1 フォウ] [charaSet D 9001001 1 ジャンヌ] [charaSet E 98007000 1 ジャンヌ・オルタ] [charaSet G 7007001 1 ヴラド三世] [charaSet H 6017001 1 カーミラ] [wt 0.2] [charaFace G 0] [charaFadein G 0 0] [charaFace H 0] [charaFadein H 0 2] [fadein black 1] [wait fade] [wt 1] [charaFadeout G 0.4] [charaFadeout H 0.4] [wt 0.4] [charaSet G 4019001 0 マルタ] [charaSet H 1026001 2 シュヴァリエ・デオン] [wt 0.2] [charaFace G 0] [charaFadein G 0.4] [charaFace H 0] [charaFadein H 0.4] [wt 1.5] [charaFadeout G 0.4] [charaFadeout H 0.4] [wt 0.6] [charaFace E 0] [charaFadein E 0.4 1] [wt 1.5] [charaFadeout E 0.4] [wt 0.4] [charaFace D 2] [charaFadein D 0.4 1] @ジャンヌ ……っ! [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ [line 3]なんて、こと。[r]まさか、まさかこんな事が起こるなんて。 [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ [line 4] [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFace E 1] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ ねえ。お願い、だれか私の頭に水をかけてちょうだい。[r]まずいの。やばいの。本気でおかしくなりそうなの。 [k] @ジャンヌ・オルタ だってそれぐらいしないと、[r]あんまりにも滑稽で笑い死んでしまいそう! [k] @ジャンヌ・オルタ ほら、見てよジル! あの哀れな小娘を![r]なに、あれ羽虫? ネズミ? ミミズ? [k] [charaFace E 4] @ジャンヌ・オルタ どうあれ同じことね![r]ちっぽけすぎて同情すら浮かばない! [k] [charaFace E 1] @ジャンヌ・オルタ ああ、本当[line 3]こんな[#小娘:わたし]にすがるしか[r]なかった国とか、ネズミの国にも劣っていたのね! [k] [charaFace E 0] @ジャンヌ・オルタ ねえジル、貴方もそう[line 3]って、そっか。[r]ジルは連れてきていなかったわ。 [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFace D 2] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ 貴女は……貴女は、誰ですか!? [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ それはこちらの質問ですが……[r]そうですね、上に立つものとして答えてあげましょう。 [k] [charaFace E 1] @ジャンヌ・オルタ 私はジャンヌ・ダルク。[r]蘇った救国の聖女ですよ、もう一人の“私”。 [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFace D 2] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ ……馬鹿げたことを。[r]貴女は聖女などではない。私がそうでないように。 [k] [charaFace D 4] @ジャンヌ いえ、それはもう過ぎたこと、語る事ではない。[r]それより[line 3]この街を襲ったのは何故ですか? [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFace E 0] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ ……何故、かって? 同じジャンヌ・ダルクなら[r]理解していると思っていましたが。 [k] @ジャンヌ・オルタ 属性が変転していると、ここまで鈍いのでしょうか?[r]この街を襲った理由? [k] @ジャンヌ・オルタ 馬鹿馬鹿しい問い掛けですね。[r]そんなもの、明白じゃないですか。 [k] [charaFace E 3] @ジャンヌ・オルタ 単にフランスを滅ぼすためです。[r]私、サーヴァントですもの。 [k] @ジャンヌ・オルタ 政治的に、とか経済的に、とか回りくどいわ。[r]物理的に、ぜんぶ潰す方が確実で簡潔でしょう? [k] [charaFadeout E 0.5] [charaFace D 2] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ バカなことを……! [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFace E 0] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ [#バカなこと]?[r]愚かなのは私たちでしょう、ジャンヌ・ダルク。 [k] @ジャンヌ・オルタ 何故、こんな国を救おうと思ったのです?[r]何故、こんな愚者たちを救おうと思ったのです? [k] [charaFace E 2] @ジャンヌ・オルタ 裏切り、唾を吐いた人間たちだと知りながら! [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFace E 0] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ それは[line 2] [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFace E 4] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ 私はもう騙されない。もう裏切りを許さない。[r]そもそも、主の声も聞こえない。 [k] [charaFace E 0] @ジャンヌ・オルタ 主の声が聞こえない、という事は、[r]主はこの国に愛想をつかした、という事です。 [k] @ジャンヌ・オルタ だから滅ぼします。主の嘆きを私が代行します。[r]すべての悪しき種を根元から刈り取ります。 [k] @ジャンヌ・オルタ 人類種が存続するかぎり、この憎悪は収まらない。[r]このフランスを沈黙する死者の国に作り替える。 [k] @ジャンヌ・オルタ それが私。それが死を迎えて成長し、[r]新しい私になったジャンヌ・ダルクの救国方法です。 [k] [charaFace E 1] @ジャンヌ・オルタ まあ、貴女には理解できないでしょうね。[r]いつまでも聖人気取り。 [k] [charaFace E 2] @ジャンヌ・オルタ 憎しみも喜びも見ないフリをして、人間的成長を[r]まったくしなくなったお綺麗な聖処女さまには! [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFace D 3] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ な…… [k] @Dr.ロマン いや、サーヴァントに人間的成長ってどうなんだ?[r]それをいうなら英霊的霊格アップというか…… [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFace E 4] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ [line 3]うるさい蠅がいるわね。[r]あまり耳障りだと殺すわよ? [k] @Dr.ロマン !? ちょっ、コンソールが燃えだしたぞ!?[r]あのサーヴァント、睨むだけで相手を呪うのか!? [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFace D 4] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ …………。[r]貴女は、本当に“私”なのですか……? [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFace E 3] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ ……呆れた。ここまでわかりやすく演じてあげたのに、[r]まだそんな疑問を持つなんて。 [k] @ジャンヌ・オルタ なんて醜い正義なのでしょう。この憤怒を[r]理解できないのではなく、理解する気さえない。 [k] [charaFace E 1] @ジャンヌ・オルタ ですが、私は理解しました。[r]今の貴女の姿で、私という英霊のすべてを思い知った。 [k] @ジャンヌ・オルタ 貴女はルーラーでもなければジャンヌ・ダルクでもない。[r]私が捨てた、ただの残り滓にすぎません。 [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFace D 5] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ ……! [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFace E 0] [charaFadein E 0.1 1] @ジャンヌ・オルタ 私と同一の存在で、尚且つクラスも同じであるなら、[r]何かしら感じ入るものもあったでしょう。 [k] @ジャンヌ・オルタ ですが貴女には何の価値もない。ただ過ちを犯すために[r]歴史を再現しようとする、亡霊に他ならない。 [k] @ジャンヌ・オルタ バーサーク・ランサー、バーサーク・アサシン。[r]その田舎娘を始末なさい。 [k] [charaFace E 3] @ジャンヌ・オルタ 雑魚ばかりでそろそろ飽きたところでしょう?[r]喜びなさい、彼らは強者です。 [k] [charaFace E 0] @ジャンヌ・オルタ 私が召喚したサーヴァントの中でも、[r]貴方たちは一際血に餓えた怪物です。 [k] @ジャンヌ・オルタ 勇者を平らげる事こそが貴方たちの存在意義。[r]存分に貪りなさい。 [k] [bgmStop BGM_EVENT_5 0.4] [bgm BGM_EVENT_3 0.1] [charaFadeout D 0.1] [charaFadeout E 0.1] [charaSet G 7007001 0 バーサーク・ランサー] [charaFace G 0] [charaFadein G 0.1] [charaSet H 6017001 2 バーサーク・アサシン] [charaTalk G] [charaFace H 0] [charaFadein H 0.1] [wt 0.5] @バーサーク・ランサー [line 3]よろしい。[r]では、私は血を戴こう。 [k] [charaFace H 1] @バーサーク・アサシン いけませんわ[#王様]。私は彼女の肉と血、[r]そして[#臓:はらわた]を戴きたいのだもの。 [k] [charaFace G 1] @バーサーク・ランサー 強欲だな。[r]では魂は? 魂はどちらが戴く? [k] [charaFace H 0] @バーサーク・アサシン 魂なんて何の益にもなりません。[r]名誉や誇りで、この美貌が保てると思っていて? [k] [charaFace G 1] @バーサーク・ランサー よろしい。では魂を私が戴こう![r]皮肉なものだ。 [k] [charaFace G 4] @バーサーク・ランサー 血を啜る悪魔に成り果てた今になって、[r]彼女の美しさを理解できるようになったとは。 [k] [charaFace H 1] @バーサーク・アサシン ええ。だからこそ感動を抑えられない。 [k] [charaFace H 4] @バーサーク・アサシン 私より美しいものは許さない。[r]いいえ、それより[line 3] [k] [charaFace H 1] @バーサーク・アサシン 私より美しいものの血は、[r]どれほど私を美しくしてくれるのかしら? [k] @バーサーク・アサシン ああ、新鮮な果実を潰すのは楽しいわ。[r]果肉は捨てて汁だけを嗜む[line 3] [k] [charaFace H 0] @バーサーク・アサシン これこそ夜の貴族の特権。[r]私の宝具で、一滴残らず絞り出してあげましょう。 [k] [charaFadeout G 0.1] [charaFadeout H 0.1] [charaFace D 4] [charaFadein D 0.1 1] @ジャンヌ く……っ! [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFace A 2] [charaFadein A 0.1 1] @マシュ ……マスター。 [k] ?1:行こう ?2:やるしかない ?! @マシュ はい! [k] [charaFadeout A 0] [charaFadein A 0.1 2] [charaFace D 4] [charaFadein D 0.1 0] @マシュ ジャンヌさん![r]構えて下さい、来ます……! [k] [charaFace D 2] @ジャンヌ わ、わかりました! [k] [messageOff] [fadeout black 0.5] [bgmStop BGM_EVENT_3 0.4] [wait fade] [soundStopAll] [end]