$01-00-05-17-1-0 [soundStopAll] [bgm BGM_EVENT_5 0.1] [charaSet A 8001001 1 マシュ] [charaSet B 1019001 1 ラーマ] [charaSet C 3004001 1 カルナ] [charaSet D 7020000 1 クー・フーリン・オルタ] [charaSet E 4013001 1 メイヴ] [charaSet F 99360000 1 兵士] [charaTalk E] [charaFace E 0] [charaFace D 0] [charaFadein E 0.1 2] [charaFadein D 0.1 0] [scene 20903] [fadein black 2] [wait fade] @メイヴ ねえねえ、王様。[r]死んだわ、フィン・マックールとディルムッド。 [k] @メイヴ 見事に返り討ちに遭ったみたい。[r]やっぱりサーヴァント侮るべからずね。 [k] [charaFace E 1] @メイヴ それとも、あの[&坊や:女の子]は[r]私たちの予測を上回るほどに強いのかしら。 [k] @クー・フーリン・オルタ ……そうかい。 [k] [charaFace E 4] @メイヴ あらつれない。関心なさそうね? [k] [charaFace D 4] @クー・フーリン・オルタ そりゃ関心ねえからな。死んだヤツの最大の利点はな、[r]もう思い出さなくていいってコトだ。 [k] [charaFace D 1] @クー・フーリン・オルタ 関心があるのはいま生きている奴らの動きだ。[r]……さて。連中、どうするつもりかねぇ。 [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk F] [charaFace F 0] [charaFadein F 0.1 1] @兵士 ご報告します。 [k] [charaFadeout F 0.1] [charaTalk D] [charaFace E 0] [charaFace D 0] [charaFadein E 0.1 2] [charaFadein D 0.1 0] @クー・フーリン・オルタ おう、話せ。 [k] [charaTalk F] @兵士 はっ。アメリカ西部合衆国軍は軍を南北二隊に分割、[r]南軍がこちらに向けて進軍しております。 [k] [charaFace E 1] @メイヴ あら、最終決戦をお望み? [k] [charaTalk F] @兵士 後方に控えさせていた兵士も投入しております。[r]まず間違いないかと。 [k] @兵士 そして軍を率いているのは[line 2] [k] [charaFace E 0] @メイヴ エジソンじゃないの? [k] [charaTalk F] @兵士 いえ、エジソンとブラヴァツキーは北軍担当です。[r]南軍は別のサーヴァントが率いています。 [k] [charaFace E 4] @メイヴ ……増えたの? [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk F] [charaFace F 0] [charaFadein F 0.1 1] @兵士 はい。南軍を率いているのは少年のサーヴァント、[r]そして巨大な盾を持ったサーヴァント。 [k] @兵士 更に看護師のサーヴァントも確認されています。 [k] @兵士 先陣を駆けているのは、光り輝く槍を持った[r]細身の槍兵[line 2]カルナです。 [k] [charaFadeout F 0.1] [charaTalk E] [charaFace E 2] [charaFace D 0] [charaFadein E 0.1 2] [charaFadein D 0.1 0] @メイヴ ひーふーみー……四体!?[r]一気に四体も増えてるの!? [k] [charaTalk F] @兵士 カルナに関しては前から姿が[r]確認されておりましたが……。 [k] [charaFace E 5] @メイヴ それでも三騎増えてるわよ! [k] [charaFace D 4] @クー・フーリン・オルタ ……二、三騎どころじゃないだろうな。 [k] [charaFace E 4] @メイヴ へ? [k] [charaFace D 0] @クー・フーリン・オルタ 師匠、インドの小僧っ子、[r]前に逃したあのサーヴァントもか。 [k] @クー・フーリン・オルタ おまけに報告にあった盾のサーヴァント……。[r]ってことは他にもいるな。 [k] [charaFace E 2] @メイヴ え、嘘。[r]エジソン、あいつらと手を組んだの!? [k] [charaFace E 4] @メイヴ ……それってつまり、[#諦めることを諦めた]? [k] [charaFace D 4] @クー・フーリン・オルタ そういう訳だろうな。 [k] @クー・フーリン・オルタ あいつはアメリカを守ることを止めて、[r]世界を奪うことを選んだ訳だ。 [k] @メイヴ んー、ちょっとマズいかもねー。[r]総力戦ともなると、万が一ってこともあるし。 [k] [charaFace E 0] @メイヴ どうしようかなー? [k] [charaFace D 0] @クー・フーリン・オルタ ……おい。 [k] @兵士 はっ。 [k] [charaFace D 5] @クー・フーリン・オルタ 出陣する。兵を集めろ。 [k] [charaFace E 5] @メイヴ ちょ……。[r]討って出るつもりなの!? [k] [charaFace D 0] @クー・フーリン・オルタ 当たり前だ。[r]このまま放置するつもりかおまえは? [k] [charaFace E 2] @メイヴ いいえ、いいえ! 狂王の名に懸けて放置はしない。[r]私の全軍を以て叩き潰す。 [k] @メイヴ 彼らは進軍することで王を侮辱し、挑発した。[r]でも翻って言えば、それだけ彼らは必死ということ。 [k] [charaFace E 0] @メイヴ 必死な人間は、私にとって好ましいわ。 [k] @メイヴ だって、私たちを怒り、憎んでいる人間の絶望は[r]凡庸なものより、色が濃いのよ? [k] @メイヴ 家族の仇に返り討ちにされる父親、[r]愛する者を殺された人間に殺される恋人、 [k] [charaFace E 1] @メイヴ 私は好きよ、そういうものが。[r]だから何の芸もない、物量で押し潰すの! [k] [charaFace E 0] @メイヴ こちらも軍を二軍に分けましょう。 [k] [charaFace E 5] @メイヴ 北軍はベオウルフに任せ、[r]南軍はアルジュナに率いさせなさい。 [k] [charaFace E 2] @メイヴ サーヴァントへの伝達はこちらでやっておきます。[r]行きなさい! [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk F] [charaFace F 0] [charaFadein F 0.1 1] @兵士 はっ! [k] [messageOff] [charaFadeout F 0.4] [se ad45] [wt 1.0] [seStop ad45] [charaTalk D] [charaFace E 5] [charaFace D 0] [charaFadein E 0.1 2] [charaFadein D 0.1 0] @クー・フーリン・オルタ ……斥候の報告を考慮すると、当然本命は南軍だな。 [k] @クー・フーリン・オルタ この軍でこちらの軍勢を蹴散らし、[r]一気に首都まで攻め入る算段か。 [k] [charaFace E 5] @メイヴ 北軍は戦線を維持できればいい。[r]最悪、時間稼ぎって訳? [k] @メイヴ やだやだ。[r]それでも誇り高いサーヴァントなのかしら! [k] @クー・フーリン・オルタ それだけ必死ってことだ。[r]連中もな。 [k] [charaFace D 4] @クー・フーリン・オルタ エジソンの野郎も、プライドを捨てて[r]この世界を守り、時代を修正しようとしている。 [k] @クー・フーリン・オルタ 起点となっているのは、恐らく[line 2]。[r]報告にあった世界最後のマスターか。 [k] [charaFace D 0] @クー・フーリン・オルタ ……メイヴ。[r]おまえの見立てではどうだ。 [k] [charaFace D 5] @クー・フーリン・オルタ サーヴァントはマスターによって最大の力を[r]発揮する。 [k] [charaFace D 0] @クー・フーリン・オルタ あいつらが個々の戦闘体ではなく、[r]マスターに付き従う[#使い魔:サーヴァント]として戦う場合[line 2] [k] @クー・フーリン・オルタ こちらの軍は、連中に勝てる器か? [k] [charaFace E 4] @メイヴ ……そう、ね。[r]難しいかもしれない。 [k] @メイヴ ベオウルフとアルジュナ。[r]一流の戦闘者とはいえ、彼らには士気がない。 [k] @メイヴ 強いて言えばアルジュナには戦う理由がある。[r]極めて個人的なものだけど。 [k] @メイヴ でもベオウルフは、かろうじて従わせてるだけ。[r]負けることは考えられない……だけど……。 [k] [charaFace D 5] @クー・フーリン・オルタ メイヴ。[r]“全力”を投入するぞ。 [k] [charaFace E 2] @メイヴ ……![r]わ、分かったわ。 [k] [charaFace E 4] @メイヴ でも時間が掛かる。北はともかく、南は[line 2]。 [k] [charaFace D 0] @クー・フーリン・オルタ 南軍は俺が抑える。 [k] [charaFace D 5] @クー・フーリン・オルタ アルジュナに指揮を任せて、[r]オレはサーヴァントを手当たり次第にブチ殺す。 [k] @クー・フーリン・オルタ 何しろ向こうにゃ、あの女がいるからな。 [k] @メイヴ ……スカサハ? [k] @クー・フーリン・オルタ ああ、仮にも[#師匠:スカサハ]だ。[r]オレ以外の牙が通じるとは思えねぇ。 [k] @メイヴ [line 2]戦いたいの? [k] [charaFace D 0] @クー・フーリン・オルタ いいや。[r]オレは王だ。王が我欲で戦うか。 [k] [charaFace D 5] @クー・フーリン・オルタ オレは国家を成立させるための機構だ。[r]敵対する者を殺戮する武器に徹する。 [k] @クー・フーリン・オルタ カルナが居るかぎり、アルジュナは[r]他のサーヴァントを相手取る余裕はねえだろ。 [k] [charaFace D 2] @クー・フーリン・オルタ であればオレが行く。[r]オレが行って、オレが殺す。 [k] [charaFace E 0] @メイヴ 分かったわ。[r]もう止めない。行ってらっしゃい、王様。 [k] [messageOff] [charaFadeout D 0.4] [wt 0.5] [charaFadeout E 0.1] [charaTalk E] [charaFace E 0] [charaFadein E 0.1 1] @メイヴ ふふふ、ふふふ、ふふふふふ![r]世界で一番王様らしくない王様。 [k] @メイヴ 国を統べる気が無いクセに、[r]国を作る事だけに専心する。 [k] [charaFace E 1] @メイヴ だから負けない。敵対した者を必ず殺す。[r]敵対者がいなくなれば、やがて味方を殺すのかも。 [k] [charaFace E 3] @メイヴ ……もしかすると、私はそれこそを望んでいる[r]のかもしれないわ。 [k] @メイヴ あなたという王様が、[r]この世界の何もかも滅茶苦茶にするのを。 [k] @メイヴ まったく平等に、その[#死棘の槍:ゲイ・ボルク]で[r]殺し尽くす様を。 [k] [charaFace E 1] @メイヴ ああ、正義と奇跡を信じる人たち[line 2]早く来て![r]無様に殺してあげるから! [k] [messageOff] [fadeout black 1.0] [bgmStop BGM_EVENT_5 1.0] [wait fade] [wt 1.0] [bgm BGM_EVENT_2 0.1] [scene 20720] [charaFadeout E 0.1] [charaTalk A] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 7] [fadein black 1.0] [wait fade] @マシュ ……カルナさんから通信です! [k] [se ad13] [wait se ad13] @カルナ 報告する、敵軍の先遣隊だ。[r]打ち破ったが、何隊かがそちらへ向かった。 [k] @カルナ すまんが、こちらも余裕がない。[r]仕留めてくれマスター。 [k] [bgmStop BGM_EVENT_2 0.1] [wt 0.1] [bgm BGM_EVENT_3 0.1] [charaTalk B] [charaFace A 7] [charaFadein A 0.1 2] [charaFadein B 0.1 0] @ラーマ 右翼は余が、左翼はナイチンゲールに任せよう。[r]マシュ、お主は中央突破。[line 2]できるな? [k] [charaFace A 2] @マシュ ……はい、やれます! [k] [charaFace B 2] @ラーマ よろしい。では行くぞ! [k] [messageOff] [fadeout black 0.5] [bgmStop BGM_EVENT_3 0.5] [wait fade] [soundStopAll] [end]