$91-30-46-01-3-1 [soundStopAll] [enableFullScreen] [charaSet A 3046001 1 ヴリトラ] [charaSet B 1019001 1 ラーマ] [charaSet C 1098220900 0 1] [imageSet Z back10000 1] [charaScale Z 1.01] [charaDepth Z 1] [charaDepth A 3] [charaDepth B 4] [scene 107300] [fadein black 1.5] [wait fade] [seVolume ad220 0.5 0.5] [charaTalk B] [charaFace B 0] [charaFadein B 0.1 1] @ラーマ ふう。 [k] @ラーマ で? どういうつもりだ、マスターよ? [k] [messageOff] [se ad27] [wt 1.0] [seStop ad220 1.0] [bgm BGM_EVENT_2 0.1] ?1:ごめんね、訓練の邪魔して ?! [charaFace B 1] @ラーマ なに、すぐにわかった。 [k] @ラーマ 閉塞した空気、重い雰囲気、魔の臭い、圧力……[r]この場の全てが尋常ではなかったが、 [k] @ラーマ これは特殊な模擬戦のようなものだとな。[r]結局のところ、悪意は感じなかったからだ。 [k] @ラーマ 余が打ち払ったあれとて、本質的には[r]実際のラーヴァナとはまったく違うものだった。 [k] @ラーマ まあ似せようという意図は伝わってきたが…… [k] @ラーマ ラークシャサ族とアスラ族の違いか?[r]よくは知らんがな。 [k] @ラーマ マスターが仕組んだ、[r]ということは有り得ぬ。 [k] [charaFace B 0] @ラーマ というわけで、そろそろ姿を現したらどうだ。 [k] [messageOff] [bgmStop BGM_EVENT_2 1.0] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 10] [charaPut A 0,0] [se ade282] [wt 0.1] [charaSpecialEffect A wipeTimeRe 0,0 1.0] [wait charaSpecialEffect A] [wt 0.3] [charaFadein A 0,0 1] [bgm BGM_EVENT_7 0.1] @ヴリトラ うーん! やはりよい! 貴様はよい! [k] [charaFace A 7] @ヴリトラ とんでもない苦難を目の前に用意され…… [k] @ヴリトラ このようなサーヴァントの身となってもなお、[r]諦めずに挑み続けておる。 [k] @ヴリトラ 絶対に呪いを打ち破ると足掻き続けておる。 [k] [charaFace A 10] @ヴリトラ くぅ~![r]それでこそ! じゃな! [k] @ヴリトラ これは当世ふうに言えばなんと言うのじゃったか……[r]そう、推せる、というやつじゃ! [k] [messageOff] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk off] [charaTalk depthOff] [charaFace A 13] [charaFace B 4] [charaFadein A 0.1 -256,0] [charaFadein B 0.1 1] [wt 0.1] [se ad660] [charaMoveReturn A -256,-10 0.3] [charaShake B 0.03 3 3 0.4] [wt 0.5] [charaMoveReturn A -256,-10 0.3] [charaShake B 0.03 3 3 0.4] [wt 1.0] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk on] [charaTalk depthOn] [charaTalk B] [charaFace B 4] @ラーマ お、おう? 余の肩を気安く叩くのは不敬極まりないが、[r]やはり悪意はない。これがカルデアでの邪竜か……。 [k] ?1:これまで人と神の頑張りを見たから ?2:最後に英雄の頑張りを見たい、って ?! [charaFace B 0] @ラーマ ……ふむ。 [k] ?1:本当に、迷惑かけてごめんね ?! [bgmStop BGM_EVENT_7 1.0] [charaFace B 1] @ラーマ いや。[r]驚きはしたが、迷惑ではなかったぞ。 [k] @ラーマ 強き敵と戦い、自らを鍛えるために[r]余はシミュレーターを動かしたのだ。 [k] @ラーマ その相手は強ければ強いほどよい。[r]ごっこ遊びのようなものだったとしても、 [k] @ラーマ インドラの大敵にしてアスラの王たる邪竜……[r]それが演じるラーヴァナならば鍛錬相手としては充分だ。 [k] [charaFace B 0] @ラーマ それに[line 3] [k] [messageOff] [charaPut Z 1] [charaFadeTime Z 0.2 0.6] [wt 0.2] [bgm BGM_EVENT_79 0.1] @ラーマ (そう。ごっこ遊びのようなものだったとしても……) [k] @ラーマ (ラーヴァナの打破は、[r] 余という存在に刻まれた最も重大な戦い) [k] @ラーマ (それをまがりなりにも本物の魔で再現したのだから、[r] 少しは思い出すさ) [k] @ラーマ (あのときの誓いを。熱を。彼女の顔を。[r] 僅かもすり減ってはいないが、それでも[line 3]) [k] [messageOff] [wipeout circleOut 0.5 1.0] [wait wipe] [charaFadeout B 0.1] [charaFadeout Z 0.1] [wt 0.1] [scene 10000] [wipein circleIn 0.3 1.0] [wait wipe] [charaTalk C] [charaFace C 0] [charaFadein C 0.4 1] [wt 3.0] [wipeout circleIn 0.3 1.0] [wait wipe] [charaFadeout C 0.1] [wt 0.1] [scene 107300] [charaTalk B] [charaFace B 1] [charaFadein B 0.1 1] [wipein circleOut 0.5 1.0] [wait wipe] [wt 0.5] [bgmStop BGM_EVENT_79 1.0] @ラーマ ふふ。 [k] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.1 1] @ヴリトラ ん。何を笑っておる? [k] [bgm BGM_EVENT_77 1.5 1.0] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 1] [charaFadein B 0.1 1] @ラーマ いや、なに。おまえに礼を言う必要が[r]あるのかもしれんと思ってな。些細なことだが。 [k] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.1 1] @ヴリトラ そーいうのはわえは知らん。[r]なので礼なぞは無意味じゃ。 [k] @ヴリトラ たとえ貴様が何を見たとしても、何を思い出したの[r]じゃとしても、それはわえが見せたのではない。 [k] @ヴリトラ 苦難を乗り越えた貴様が勝手に見たのじゃ。 [k] @ヴリトラ もしそれが『よりよきもの』に思えたのじゃとしても、[r]同じじゃな。 [k] @ヴリトラ それはただ貴様が、貴様の中にあったものを[r]『よりよく思い出した』だけにすぎん。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 1] [charaFadein B 0.1 1] @ラーマ ……そうか。[r]どうあれ余は改めて誓うだけだ。 [k] @ラーマ これから先、どれだけの困難が待っていようとも。[r]余は必ず、我が妻シータと再会してみせるとな。 [k] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 10] [charaFadein A 0.1 1] @ヴリトラ おお、おお。[r]そうするがよい。 [k] @ヴリトラ 泥水を[#啜:すす]り地べたを這いずり回り、[r]死すら生温いような苦痛と恥辱に耐え、 [k] @ヴリトラ 誰しもが無理と思うような困難に立ち向かい、[r]無様に乗り越える様を……期待しておるぞ。 [k] [charaFace A 14] @ヴリトラ できればその姿、目の前で見たいのう。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 1] [charaFadein B 0.1 1] @ラーマ ふ。 [k] @ラーマ 仮に、まさに余がシータをこの手に掻き[#抱:いだ]こうとする[r]そのとき、おまえが目の前にいたのなら[line 3] [k] @ラーマ 最後の敵として立ち塞がる可能性もあるのではないか?[r]邪竜よ。 [k] [messageOff] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.1 1] [wt 1.0] [charaFaceFade A 13 0.1] @ヴリトラ き、ひ、ひ! 鋭いではないか、[#なくはないの]![r]そのときのわえの満足度次第じゃ! [k] ?1:すっごい迷惑……! ?2:さすがにそれは空気読もうね! ?! [charaFace A 1] @ヴリトラ いいや。[r]所詮わえはそういうモノであるからの。 [k] @ヴリトラ 神の動きを縛れぬように、[r]わえという魔の動きも縛れはせぬ。 [k] [charaFace A 14] @ヴリトラ ま、そのときはせいぜい頑張るがよい。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 5] [charaFadein B 0.1 1] @ラーマ 無論、断言できる。 [k] @ラーマ 実際そうなったとしても、我が[#羅刹を穿つ不滅:ブ ラ フ マ ー ス ト ラ]は[r]手加減なく貴様の鱗を切り裂き、その命を奪うだろう。 [k] [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 7] [charaFadein A 0.1 1] @ヴリトラ おうおう、貴様もあと一歩のところで死なぬように[r]覚悟しておくのじゃな。わえは手加減なぞせんぞ? [k] @ヴリトラ き、ひ、ひ……! [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 1] [charaFadein B 0.1 1] @ラーマ ……まったく。 [k] @ラーマ 不思議な関係性だと思うが、それがこのヴリトラという[r]邪竜をサーヴァントとして従えるということだ、マスター。 [k] @ラーマ なんというか……気をつけるようにな。 [k] ?1:ぎりぎりのところでは味方だと思うから ?2:多分大丈夫だよ ?! @ラーマ そうか。マスターの目は確かだ。[r]ならばその感覚が正解なのだろう。 [k] @ラーマ [line 3]よし、それでは余はもう少し鍛錬していく。[r]気をつけて帰るがよい。 [k] [charaCrossFade B 1098166500 0 0.1] [wait charaCrossFade B] @ラーマ それともバナナでも食べていくか? 美味いぞ。 [k] [messageOff] [fadeout black 1.0] [bgmStop BGM_EVENT_77 1.0] [wait fade] [charaFadeout B 0.1] [wt 1.5] [scene 105800] [fadein black 1.0] [wait fade] [bgm BGM_EVENT_2 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 1] [charaFadein A 0.1 1] [wt 1.0] ?1:これでストレス解消できたかな? ?! @ヴリトラ ま、とりあえずはな。[r]見たいものは見れたと言えよう。 [k] [charaFace A 6] @ヴリトラ しかし[line 3]わえがここにいる理由、[r]長期的に見たいお楽しみはまだ続行中じゃぞ。 [k] [charaFace A 7] @ヴリトラ そう、貴様じゃ。 [k] @ヴリトラ 貴様がこの世界を救えるか否か。 [k] @ヴリトラ その困難へいかに立ち向かうか、[r]諦めずに歩み続けられるか…… [k] [charaFace A 6] @ヴリトラ 貴様の大仕事はまだまだ残っておる。[r]わかっておるな? [k] ?1:大丈夫、みんなの頑張りを見たから ?2:こっちもパワーをもらえた気がするよ ?! [charaFace A 1] @ヴリトラ き、ひ、ひ。[r]なんというか……人は、それがよいのう。 [k] [charaFace A 15] @ヴリトラ 人に、神に、英雄。 [k] @ヴリトラ 自分ではない誰かが苦難に立ち向かう姿を見[line 3][r]あるいは伝説や物語として語り継ぎ、 [k] @ヴリトラ それを自らの力として、[r]人は乗り越えるべきものへの抵抗を続けていく。 [k] @ヴリトラ よりよき、新しき形へと変わっていく。 [k] [charaFace A 0] @ヴリトラ そう……わえは変わらぬ。[r][#永遠不滅:え い え ん ふ め つ]の魔として、ただ在る。 [k] [charaFace A 1] @ヴリトラ しかしそのぶん、貴様たち人が変わってくれる、[r]ということでもあるのかもしれんの。 [k] [charaFace A 13] @ヴリトラ だから何度繰り返しても飽きんのじゃ。[r]よかったよかった。 [k] ?1:良く変われるかどうかはわからないけど ?2:とにかくこれからも頑張ります ?! [charaFace A 9] @ヴリトラ うむ。どうあれ、わえをガッカリさせるでないぞ、[r]ということじゃ。 [k] @ヴリトラ 先程のコサラの王の話と同じよ。 [k] @ヴリトラ わえが退屈と感じるような、盛り上がりに欠ける、[r]つまらぬ流れであったなら[line 3] [k] @ヴリトラ 貴様が本当に欲しいものを取り戻そうとする[r]まさにその瞬間、 [k] [charaFace A 6] @ヴリトラ わえが最後の敵として立ち塞がることも[r]ないとは言えんからの! き、ひ、ひ! [k] ?1:(良いとか悪いとかじゃなく) ?2:(ヴリトラはそういうものだよね) ?! [charaFace A 4] @ヴリトラ なーんじゃ、その何かを悟ったような[r]生温かい視線は。 [k] @ヴリトラ 憎まれ恨まれるが常だったゆえ、[r]調子が狂うのう……。 [k] [messageOff] [wt 1.0] [charaFace A 14] @ヴリトラ ま、よいか。[r]わえは大浴場で水浴びでもしてこよーっと。 [k] @ヴリトラ もうパールヴァティーめの説教も[r]終わっとる頃合いじゃろうしの。 [k] [charaFace A 6] @ヴリトラ 人間たちもストレス解消に風呂に入ったりするのじゃろ?[r]別に一緒に来ても構わんぞ。 [k] @ヴリトラ わえが風呂嫌いなどではない、[r]清潔な蛇であることを示すよい機会じゃ。 [k] @ヴリトラ つるつるの鱗を触らせてやらんでもないし、[r]洗いたいなら洗わせてやってもよい。 [k] [charaFace A 13] @ヴリトラ しかし、もちろん[line 3][r]アワアワの石鹸は使用禁止じゃがの! [k] [messageOff] [fadeout black 2.0] [bgmStop BGM_EVENT_2 2.0] [wait fade] [wt 0.5] [soundStopAll] [end]