＄91-10-22-01-3-1

[soundStopAll]
[bgm BGM_EVENT_2 0.1]
[scene 20900]
[charaSet A 8001000 2 マシュ]
[charaSet B 98003000 2 Dr.ロマン]
[charaSet C 98002000 2 フォウ]
[charaSet D 1022001 1 ジル]
[charaFace D 4]
[charaFadein D 0]
[fadein black 1]
[wait fade]
＠ジル
獲った……！
[k]

[se ba6]
[wait se ba6]
[se ad44]
[wait se ad44]
[charaFadeout D 0]
[communicationCharaLoop 98003003 1 5 0 0]
＠Dr.ロマン
よし、消滅確認。[r]その剣を回収すれば、元に戻るだろう。
[k]

[communicationCharaClear]
[wait communicationChara]
[charaFace D 0]
[charaFadein D 0.1 1]
＠ジル
ええ、確かに回収しました。
[k]

[charaFace D 1]
＠ジル
……マスター。[r]ジャンヌ・ダルクとこの剣の伝説をご存じですか？
[k]

[charaFace D 1]
＠ジル
彼女は常に旗を振って我らを鼓舞し、[r]最前線に飛び込んでいましたが[line 2]。
[k]

＠ジル
剣は決して抜きませんでした。
[k]

[charaFace D 1]
＠ジル
血に塗れることを恐れるのか、と私は問いました。[r]すると彼女は不思議そうにこう答えました。
[k]

[charaFace D 0]
＠ジル
“いいえ、だって旗を振った時点で、[r]　私の手は貴方たちと一緒です”
[k]

＠ジル
“ただ、お恥ずかしいことに剣を使うのは[r]　不得手なので。ごめんなさい”
[k]

[charaFace D 1]
＠ジル
彼女は剣を抜くことはなく。[r]しかして、その罪を我らと共有してくれた。
[k]

[charaFace D 0]
＠ジル
[line 2]ならば、この剣を抜くのは彼女以外に許されない。
[k]

＠ジル
いつか彼方の世界で、剣を抜くときもありましょう。[r]それまでは、この剣をしっかりと守らなくては。
[k]

[charaFace D 1]
＠ジル
……さて。[r]私事に付き合っていただき、感謝します。
[k]

＠ジル
これからも、共に戦いましょう！
[k]

[messageOff]
[fadeout black 0.5]
[bgmStop BGM_EVENT_2 0.4]
[wait fade]
[soundStopAll]
[end]