$94-00-98-02-1-0 [charaSet A 1026001 1 デオン] [charaSet B 1026001 1 デオン] [soundStopAll] [bgm BGM_EVENT_2 0.1] [scene 21501] [fadein black 2] [wait fade] [charaTalk A] [charaFace A 1] [charaFadein A 0.4 1] @デオン やあ、マスター。[r]こんなところまでわざわざ来てくれたのかい。 [k] [charaFace A 5] @デオン あ、気を付けて。私から離れてはいけない。[r]油断すればソウルイーターやキメラに攻撃されるよ。 [k] [charaFace A 0] @デオン 勿論これはシミュレーターだから、[r]実際に肉体を損傷する事はないだろうけど…… [k] @デオン 実行中のシミュレーターへの割り込みは[r]あまり良くない、と以前ドクターが言っていたからね。 [k] ?1:もしかして邪魔だった? ?2:出直したほうがいい……かな? ?! @デオン いいやまさか、そんな事はない。[r]せっかくキミがひとりで訪ねてくれたんだから。 [k] [charaFace A 1] @デオン 勿論、嬉しいよ。 [k] @デオン 思うに[line 3][r]ここへ来てくれた理由は、チョコレートかな? [k] @デオン キミの文化圏だとそういう風習があるのだったね。[r]ふふ。日頃はあまり、そういうコトは考えないけれど。 [k] @デオン 折角だから私も、[#それらしく]振る舞って…… [k] @デオン …………え? 私に?[wt 0.3][charaFace A 3] [k] @デオン チョコレートを? くれる? キミから、私に? [k] ?1:いつも守ってくれる騎士のキミに ?2:白百合の紋章にかけて ?! [charaDepth A 1] [charaDepth B 0] [messageOff] [se ad79] [wt 0.1] [effect bit_talk_valentinegift02] [wt 3.7] [messageOff] [charaTalk off] [charaFadein B 0 1] [charaChange A 1026001 0 fade 1.2] [wt 1.5] @デオン …………ありがとう、マスター。 [k] [charaTalk on] [charaTalk A] [charaFadeout B 0.1] @デオン 返答の言葉が遅れてしまってごめんよ。[r]あまりに驚いたものだから、唇が固まってしまった。 [k] [charaFace A 1] @デオン 本当に、ありがとう。[r]過去に生きた私を今も騎士と呼んでくれるキミ。 [k] [charaFace A 0] @デオン ならば私はキミの想うままに振る舞おう。[r]英霊やサーヴァントであるより前に、一人の騎士として。 [k] @デオン ああ……[r]その証という訳ではないけれど、頼みがある。 [k] @デオン 今夜、ある場所へ来てくれないか。 [k] [messageOff] [fadeout black 1.0] [wait fade] [charaFadeout A 0.1] [wt 2.0] [scene 11010] [fadein black 1.0] [wait fade] [charaTalk A] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.4 1] @デオン ……やあ。本当に、来てくれたんだね。 [k] @デオン ここは私のマイルームではないよ。[r]今夜だけ、アンデルセンたち作家組の部屋を借りたんだ。 [k] [charaFace A 1] @デオン 本を読むためではないよ。[r]この部屋には暖炉があるから、それをね。 [k] [messageOff] [se ad79] [wt 0.1] [effect bit_talk_valentinegift01] [backEffect bit_talk_valentine_brilliant] [wt 3.0] [backEffectStop bit_talk_valentine_brilliant] [wt 1.0] [charaFadeout A 0.4] [se bas2] [equipSet B 9805030 1] [wait equipSet B] [charaFace B 0] [charaFadein B 0.5 0,-70] [wt 2.0] [charaFadeout B 0.4] [wt 0.5] [se ad11] [se ade24] [seVolume ad11 0 0.2] [seVolume ade24 0 0.6] [wt 1.0] [seStop ade24 1] [seStop ad11 1] [wt 1.0] [charaTalk A] [charaFace A 4] [charaFadein A 0.1 1] @デオン 本当は、焚き火でやるのが良いのだけど[line 3] [k] [wt 0.3] [charaFace A 1] @デオン 暖炉の火も良いものだ。[r]うん、たまには。 [k] [charaFace A 0] @デオン 私はこれがどうにも好きでね。[r]国を離れての旅のさなか、道中でよく口にしたよ。 [k] @デオン 愛しくも誇り高き祖国フランス、[r]そこから遠く離れて、たとえば暗い夜、深い森の中で。 [k] @デオン 火に炙った、熱い熱いマシュマロを口にする。[r]あの時の私は、騎士デオン・ド・ボーモンであったのか。 [k] [charaFace A 4] @デオン 或いは夜の森で火に寄り添う、[r]ただのひとりの旅人か。 [k] @デオン 或いは、森の獣たちとも大差ない、[r]寒さに震えて暖かさを求めた命のひとつか…… [k] [charaFace A 0] @デオン …………どうだい? 口には合うかい? [k] ?1:美味しい [charaFace A 1] @デオン ……ああ。それは良かった。 [k] ?2:一緒に食べよう [charaFace A 1] @デオン ……ありがとう。[r]二人でこれを口にするのは、初めてかもしれない。 [k] ?! [messageOff] [fadeout white 1] [bgmStop BGM_EVENT_2 0.9] [wait fade] [soundStopAll] [end]