$94-04-19-43-1-0 [soundStopAll] [charaSet A 1098185700 1 talkie] [charaSet B 1098185300 1 教授] [charaSet I 98115000 1 エフェクト用1] [charaSet J 98115000 1 エフェクト用2] [scene 83400] [fadein black 1.0] [wait fade] [charaTalk A] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.1 1] @talkie 『女神経典』のセットを確認した。[r]では、授業を始めよう。 [k] [messageOff] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.3] [messageOff] [fadeout black 1.0] [wait fade] [se ade373] [seVolume ade373 0 0.3] [scene 83602] [pictureFrame cut131_frame] [cameraFilter gray] [charaTalk depthOff] [charaDepth B 1] [charaDepth I 2] [charaDepth J 3] [charaEffect J bit_talk_noise] [wt 1.0] [fadein black 1.0] [wait fade] [bgm BGM_EVENT_1 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 10] [charaFadein B 0.4 1] [wt 0.4] @教授 [line 3]私は誤認していた。 [k] @教授 仮に、死した女神を蘇らせるものがあるとすれば、[r]それは祭壇と神殿の力だと考えていた。 [k] @教授 逆だ。まったく逆だった。[r]女神は神殿であり、神殿は女神だった。 [k] @教授 古代神殿を蘇らせてはいけない。[r]あれは『蒼輝銀河』にあってはならないもの。 [k] @教授 ただあるだけで『蒼輝銀河』の[#秩序:ルール]が崩れる。[r]たとえば転生。たとえば並行世界への干渉。 [k] @教授 サーヴァント・ユニヴァースでは明確な死は存在しない。[r]消滅したサーヴァントは時間をかけて、 [k] @教授 宇宙のどこかにランダムで『[#転生:リポップ]』する。[r]それが『魂の物質化』というものだからだ。 [k] @教授 しかし[line 3]古代神殿が建つ宙域は女神の支配圏。 [k] @教授 ヒトは、原始宇宙のルールにのっとり、[r]『母から生まれ、死にいくもの』となる。 [k] @教授 女神の支配圏で死んだものは女神に捕らわれ、女神の意に[r]添うものでない場合、もうリポップしないのである。 [k] @教授 これではいずれフィールドから生命体は途絶え、[r]宇宙は無の荒野と化すだろう。 [k] [charaFace B 6] @教授 スペース神陰流の本拠地、ダーク・マアンナ。 [k] @教授 あれはおそらく、古代神殿を[r]サーヴァントの技術で再現したものに違いない。 [k] @教授 ……であれば、彼らの狙いは明白だ。[r]古代女神文明の復活。そして、それを利用した宇宙支配。 [k] @教授 だが彼らは分かっているのだろうか? [k] @教授 どれほど同じ機能を持たせたところで、[r]人の手で造った神殿では女神たり得ない事に。 [k] @教授 元になる女神がいなくては、どれほど金を[r]かけようがハリボテと変わらない。 [k] @教授 だが……そう、もしも。 [k] @教授 もしも『原始の女神』が残した霊核……[r]『女神の霊核』があるのなら、 [k] @教授 偽りの古代神殿は『真の古代神殿』に変わるだろう。 [k] [charaFace B 7] @教授 フッ。そんな都合のいい『女神の霊核』が、[r]この宇宙に存在すればの話だが。 [k] [messageOff] [wt 1.5] [bgmStop BGM_EVENT_1 0.2] [charaEffect I bit_talk_noise_gr] [charaEffectDestroy J] [se ade374] [scene 10001] [charaFadeout B 0] [wt 1.2] [fadeout black 2.0] [seStop ade373 2.0] [wait fade] [wt 0.5] [soundStopAll] [end]