$94-00-11-01-1-0 [soundStopAll] [bgm BGM_EVENT_5 0.1] [charaSet A 8001000 2 マシュ] [charaSet B 98003000 1 Dr.ロマン] [charaSet C 98002000 1 フォウ] [charaSet D 3013001 1 ???] [charaSet E 98006200 1 ???] [seLoop ad11] [wt 1.5] [scene 10720] [fadein white 2] [wait fade] [seStop ad11 3] [wt 0.4] [charaFadein A 0.4 1] [charaFace A 6] @マシュ ……せん、ぱい……? [k] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 6] @マシュ ここは……冬木市のようですね……[r]でも、レイシフトを行った覚えはないような…… [k] [seStop ad11 3] [charaFace A 12] @マシュ むしろ記憶そのものが明瞭ではありません。[r]わたしは確か薬を飲んでベッドに…… [k] @マシュ でも、この姿でいます……[r]デミ・サーヴァントとしての武装状態になって…… [k] @フォウ フォウ、フォフォーウ! [k] [charaFadeout A 0.1] [se ad51] [wt 0.3] [charaFadein C 0.1 1] [wt 0.7] [charaFadeout C 0.1] [charaTalk A] [charaFadein C 0.1 0] [charaFadein A 0.1 2] [charaFace A 6] @マシュ フォウさん!?[r]いつのまに盾の裏側の収納スペースに!? [k] @フォウ フォウ、キャーゥ? [k] [charaFace A 12] @マシュ ……カルデア管制室への通信は繋がりません。[r]ドクターによる解析や帰還は不可能です。 [k] @マシュ 可能性としては……サーヴァントとマスターの見る[r]記憶の共有……夢の一種かと推測できますが……。 [k] ?1:……夢にしては炎が熱いね [charaFadeout A 0.1] [charaFadeout C 0.1] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 7] @マシュ はい、先輩。まるで現実であるかのような[r]炎の熱気と存在感です……。 [k] @マシュ これは所長と一緒に巡った冬木市そのものです。[r]完全に同一の時代にいるのか、それとも夢の中なのか…… [k] ?2:こんなに炎が燃え盛っているのに熱くない [charaFadeout A 0.1] [charaFadeout C 0.1] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 6] @マシュ ……? 先輩は熱を感じていないんですね。[r]わたしがデミ・サーヴァントだからでしょうか…… [k] [charaFace A 7] @マシュ 先輩とは違っているのかも知れません。[r]……[charaFace A 12]その、少し寂しい事実ですが。 [k] ?! @??? ───なるほど、[r]お主たちは斯様にして[#視:み]るのだな。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wipeout rightToLeft 0.4 1] [wait wipe] [scene 10720] [wipein leftToRight 0.4 1] [wait wipe] [charaFadein D 0.1 1] [charaFace D 0] @??? 名は既に知っている。[%1]、[r]そこの娘はマシュ・キリエライトといったか? [k] [charaFace D 0] @??? お主たちふたりは夢の中に在りながらにして、[r]強烈な体験の記憶を互いに追体験しているのだ。 [k] [charaFace D 1] @??? [#機構:システム]としての仕様とでも言うべきなのかな、これは。[r]なかなかに興味深い現象だよ。 [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 6] @マシュ ……あなたは、どなた……ですか? [k] @マシュ 魔力の在り方は……確かに[r]サーヴァントであるように感じられますが…… [k] [charaFace A 12] @マシュ ……何か、どこかが大きく[#異なっている]ような…… [k] @マシュ 冬木でわたしたちが遭遇したサーヴァントの誰とも[r]違っていますし、それどころか、きっとこれまで一度も [k] @マシュ 出会ったことはありません。[r]ない、ように……思います。記憶はあやふやですが…… [k] ?1:見覚えはないね [charaFadeout A 0.1] [charaTalk D] [charaFadein A 0.1 2] [charaFadein D 0.1 0] [charaFace D 1] @??? ん。それはそうであろう。 [k] [charaFace D 1] @??? 私が余人に姿を見せるのは実に二千年ぶり。[r]出会う事などあろうはずもない。 [k] @??? ……ふむ。それでも見覚えがあるというのなら、[r]ちと面倒な話になってしまうのぅ。 [k] @??? 我が領域を抜け出した脱獄者という事にもなりかねん。[r]違うな? お主たちはよもや亡霊ではあるまい? [k] [charaFace A 7] @マシュ ……ゴースト系の怪物ではありません。[r]それよりも、あの、二千年とおっしゃいましたよね。 [k] @マシュ 二千年、つまり「西暦」の発生前後が……[r]生前のあなたが活躍していた時代という意味でしょうか? [k] [charaFadeout A 0.1] [charaFace D 5] @??? ───ふむ。[r]そのように明確に区切っての説明ときたか。 [k] ?2:ううん、その槍はどこかで…… [charaFadeout A 0.1] [charaFadein D 0.1 1] [charaFace D 1] @??? ん。何やら熱い視線を注がれているではないか。 [k] @??? 何だ、私ではなく槍を見ているな?[r]その年で武具の目利きができるのは良いことじゃ。 [k] @??? だがまあ、期待外れの代物だぞ。[#海の神:マナナン]が手ずから[r]作り出した神造なりし兵装であるという由来もない。 [k] @??? 残念ながら、ま、ただの槍よ。[r]海の魔獣の外骨格から削り出した棒きれに過ぎぬ。 [k] @??? ……なんだ、それともアレか?[r]槍を見ているフリをして私を見ておったのか? [k] @??? ふふ。おまえ、アルスターの女を見るのは初めてか。 [k] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk A] [charaFadein A 0.1 2] [charaFadein D 0.1 0] [charaFace A 7] @マシュ 先輩、お気持ちは分かりますが今は自重を。 [k] [charaFace A 11] @マシュ 確かに、その……均整の取れた、もう黄金比としか[r]思えないプロポーションの方ですけど…… [k] [charaFadeout A 0.1] [charaFadein C 0.1 2] @フォウ フォウッ! [k] [charaFadeout C 0.1] [charaFadeout D 0.1] ?! [charaFadein D 0.1 1] [charaFace D 4] @??? ふむ。どう言ったものかな。[r]思えば改まって名を語るなど、そうなかったか。 [k] @??? 戦士たちは私の正体を知って館を目指した。[r]魔獣や神落ちどもも私を恐れて戦いを挑んだ。 [k] @??? みな、はじめからワシがなんであるか知った上で[r]ワシを恐れたからのう。 [k] [charaFace D 1] @??? しかるに、お主たち[line 3]いや、お主のように[r]偏見なく名を問うてくるのは久方ぶりじゃ。 [k] @??? であれば懇切丁寧に語るしかあるまい。 [k] @??? 私は、世界の外側に在り続けるモノ。 [k] @??? 老いず、死なず。[r]永遠に在り続ける「何か」であったはずのモノ。 [k] @??? 名はスカサハ。真名などと言うのはこそばゆい、[r]異境にして魔境たる影の国のあるじである。 [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 6] @マシュ …………!!! [k] [charaFadeout A 0.1] [charaFadein C 0.1 1] @フォウ キャ[line 4]ゥ!?!? [k] [charaFadeout C 0.1] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 6] @マシュ スカサハ……!?[r]神霊級とも言われる、神殺しの超人ですか!? [k] ?1:すごい人なの? ?2:なるほど、スカサハか…… ?! [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 7] @マシュ はい先輩! ケルト神話、特にアルスターサイクルとして[r]知られる一世紀頃に逸話を残した人物です! [k] @マシュ 冥界に相当する超常の領域の支配者にして、[r]大英雄クー・フーリンの師として知られる無双の女戦士! [k] @マシュ そして同時に稀代の[#大魔術師]でもある……[r]ですが[#英霊の座に存在しない]はずなのに、[charaFace A 6]どうして!? [k] ?1:英霊の座に存在しない? ?2:サーヴァントにはなれない人物ってこと? ?! [charaFadeout A 0.1] [charaSet D 3013001 1 スカサハ] [charaTalk D] [charaFadein A 0.1 2] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.1 0] [charaFace D 0] @スカサハ ほう、そちらの娘は知っていたか。[r]正解だ。点数をやるぞ。ふむ…… [k] [charaFace D 1] @スカサハ やや早口だったのが惜しい故、星三つだ! [k] [charaFace A 3] @マシュ え……あ、はい。[r]ありがとうございます。 [k] [charaFace D 1] @スカサハ よいよい。お主の場合、静かに語った方が効果的だ。[r]何事も内に潜め、静かに燃える炎であるがいい。 [k] [charaFace D 5] @スカサハ ……と、染みついた癖だな。[r]悠長に話している場合ではなかった。 [k] @スカサハ マシュの言った通り、ワシは現れる筈の無いもの。[r]まあ、戦いの場から身を引いた隠居だな。 [k] @スカサハ それが召喚される身になった理由は[r]此処では語らぬが── [k] @スカサハ 今回は故あって、こうして姿を見せた。[r]この夢に起きている事態の収拾のために、な。 [k] @スカサハ カルデアのマスターと新たなサーヴァントよ。[r]落ち着いて目を開くがいい。 [k] @スカサハ この異常をもたらしたもの。[r]常ならざるものが来ているぞ。 [k] [charaFadeout D 0.1] [charaFadeout A 0.1] [charaFadein E 0.1 1] [bgmStop BGM_EVENT_5 0.1] [wt 0.4] [bgm BGM_EVENT_3 0.1] @??? AAAAA…… [k] @??? [fontSize large]AAAAAAAAAAAA!!! [k] [charaFadeout E 0.1] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 2] @マシュ 魔力を感知すると同時に目視でも確認しました![r]敵対的接近をしています、先輩! [k] ?1:襲ってくるなら撃退するしかない ?2:慎重に、冷静にいこう ?! [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 7] @マシュ はい……![r]これより迎撃戦闘を開始します。 [k] [charaFadeout A 0.1] [charaFadein D 0.1 1] [charaFace D 1] @スカサハ ここまで時代を超えただけはある。[r]なかなかの反応、心地よい士気の高さだ。 [k] @スカサハ ふむ……楽隠居を決め込むつもりだったが、[r]目の前でこうも健気な姿を見せられれば気も変わる。 [k] [charaFace D 0] @スカサハ よっと……! [k] [charaFadeout D 0.1] [charaTalk A] [charaFadein D 0.1 0] [charaFace D 0] [charaFadein A 0.1 2] [charaFace A 6] @マシュ わわ、スカサハさん……!? [k] [charaFace D 1] @スカサハ うむ、邪魔をするぞマシュ。[r][%1]! 私にも一席用意してもらおう! [k] @スカサハ では戦いだ! まずは戦う。考える前にまず戦う。[r]悩み惑うは戦の後、生き残った生者の特権よ。 [k] @スカサハ 故に戦え、戦え、戦って勝ち取れ![r]それがケルト流だ! [k] ?1:ケルトすごいな……世紀末だ[&ぜ:よ]…… [charaFadeout D 0.1] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 6] @マシュ は、はい、暴力を前提とするというか、[r]何というか─── [k] ?2:応ッ!!! [charaFadeout D 0.1] [charaFadein A 0.1 1] [charaFace A 6] @マシュ せんぱい!? [k] ?! [messageOff] [charaFadeout A 0.1] [fadeout black 0.5] [bgmStop BGM_EVENT_3 0.4] [wait fade] [soundStopAll] [end]