$03-00-04-01-1-0 [soundStopAll] [charaSet A 1098123710 1 キリシュタリア] [charaSet B 1098123830 1 オフェリア] [charaSet C 1098127610 1 ペペロンチーノ] [charaSet D 1098159420 1 ヒナコ] [charaSet E 1098127900 1 カドック] [charaSet F 1098124210 1 ベリル] [charaSet G 1098124310 1 デイビット] [scene 53800] [fadein black 1.0] [se ad135] [seVolume ad135 0 0] [seVolume ad135 1.0 0.5] [wait fade] [wt 3.0] [seVolume ad135 1.0 0.2] @ 西暦2017年12月31日。[r]人類史は一夜にして白紙となった。 [k] @ 連綿と築き上げた文明はすべて消えてなくなり、[r]地球の表層はすべて白い荒野となった。 [k] @ 目的は不明。方法も不明。[r]ただ事実として人類は完全に敗北した。 [k] @ いや、正しくは。[r]おそらく、我々は試合さえさせてもらえなかったのだ。 [k] @ 侵略者の名は『異星の神』。[r]文字通り、他の天体から現れた神の如き力である。 [k] [messageOff] [seStop ad135 1.0] [fadeout black 1.0] [wait fade] [scene 52300] [wt 0.5] [fadein black 1.0] [wait fade] [bgm BGM_EVENT_72 0.1] @キリシュタリア ……通達する。[r]我々は、全人類に通達する。 [k] @キリシュタリア この惑星はこれより、[r]古く新しい世界に生まれ変わる。 [k] @キリシュタリア 人類の文明は正しくはなかった。[r]我々の成長は正解ではなかった。 [k] @キリシュタリア よって、私は決断した。[r]これまでの人類史[line 3]汎人類史に[#叛逆:はんぎゃく]すると。 [k] @キリシュタリア 今一度、世界に人ならざる神秘を満たす。[r]神々の時代を、この惑星に取り戻す。 [k] @キリシュタリア その為に遠いソラから神は降臨した。[r]七つの種子を[#以:もっ]て、新たな指導者を選抜した。 [k] @キリシュタリア 指導者たちはこの惑星を作り替える。[r]もっとも優れた『異聞の指導者』が世界を更新する。 [k] @キリシュタリア その[#競争:たたかい]に汎人類史の生命は参加できず、[r]また、観戦の席もない。 [k] @キリシュタリア 創造の樹は地に満ちた。[r]これより、旧人類が行っていた全事業は凍結される。 [k] @キリシュタリア 私の名はヴォーダイム。[r]キリシュタリア・ヴォーダイム。 [k] @キリシュタリア 7人のクリプターを代表して、[r]君たちカルデアの生き残りに[line 3]いや。 [k] @キリシュタリア 今や旧人類、最後の数名になった君たちに通達する。[r][line 3]この惑星の歴史は、我々が引き継ごう。 [k] [messageOff] [bgmStop BGM_EVENT_72 1.0] [fadeout black 1.0] [wait fade] [scene 10000] [wt 0.5] [fadein black 1.0] [wait fade] [bgm BGM_EVENT_79 0.1] @ クリプター。旧カルデアにおいて、[r]世界を救う[#筈:はず]だった7人のマスターたち。 [k] [charaTalk off] [charaFace G 0] [charaFadein G 0.7 150,0] [charaMove G 200,0 0.7] [charaFace B 0] @ デイビット・ゼム・ヴォイド。[wt 1.0][charaFadein B 0.7 -200,0][charaMove B -250,0 0.7][r]オフェリア・ファムルソローネ。 [k] [messageOff] [charaFadeout G 0.4] [charaFadeout B 0.4] [charaMove G 230,0 0.4] [charaMove B -280,0 0.4] [wt 1.5] [charaFace F 0] [charaFadein F 0.7 150,0] [charaMove F 200,0 0.7] [charaFace E 0] @ ベリル・ガット。[wt 1.0][charaFadein E 0.7 -150,0][charaMove E -200,0 0.7][r]カドック・ゼムルプス。 [k] [messageOff] [charaFadeout F 0.4] [charaFadeout E 0.4] [charaMove F 230,0 0.4] [charaMove E -230,0 0.4] [wt 1.5] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.7 150,0] [charaMove D 200,0 0.7] [charaFace C 0] @ 芥ヒナコ。[wt 1.0][charaFadein C 0.7 -150,0][charaMove C -200,0 0.7][r]スカンジナビア・ペペロンチーノ。 [k] [messageOff] [charaFadeout D 0.4] [charaFadeout C 0.4] [charaMove D 230,0 0.4] [charaMove C -230,0 0.4] [wt 1.5] [charaTalk on] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.7 1] @ そしてリーダーと思われる初代所長の高弟、[wt 0.7][r]キリシュタリア・ヴォーダイム。 [k] [messageOff] [charaFadeout A 0.4] [wt 1.0] @ 生死不明状態だった彼らは、[r]守る[#筈:はず]だったものに、突如として反旗を翻した。 [k] [messageOff] [scene 56902 1.0] [wt 1.0] @ 彼らは『異星の神』によって選ばれ、[r]その力の一端[line 3]『空想樹』の管理を任されていた。 [k] @ 『空想樹』。[r]白紙化された地球に現れた巨大な樹。 [k] @ この空想樹が在るところ、[#異聞帯:ロストベルト]と呼ばれる[r]“人類史から切除された”イフの歴史が現れた。 [k] @ 極寒の環境で生き抜くため、[r]獣と融合して文明を維持したロシア異聞帯。 [k] @ 滅び去るべきだった“神話の終わり”を越えてしまい、[r]もうそれ以上の未来を[#喪:うしな]った北欧異聞帯。 [k] @ [#不老不死:ふろうふし]を実現したが[#故:ゆえ]、ただひとりのヒトが[r]人類を背負い続けた中国異聞帯。 [k] @ これら[#異聞帯:ロストベルト]はそれぞれの領土を拡大し、[r]もっとも優れた[#異聞帯:ロストベルト]が“異聞”から“正史”となる。 [k] @ クリプターたちにとって、倒すべき敵[line 3][r]いや、競い合うべき相手は同じクリプターであり、 [k] @ もう滅び去った旧人類は、カルデアは、[r]彼らにとって障害ですらなかったのである。 [k] [messageOff] [scene 10313 1.0] [wt 2.5] [scene 10230 1.0] [wt 1.0] @ 人理継続保障機関カルデア本部は[r]クリプターの襲撃を受け壊滅。 [k] @ カルデアスは凍結され、地球白紙化現象に唯一[r]対策を講じられるレイシフトは失われた。 [k] [messageOff] [scene 51900 1.0] [wt 2.5] [scene 51901 1.0] [wt 2.5] [scene 52000 1.0] [wt 1.5] [scene 52001 0.5] [wt 2.5] [scene 52100 1.0] [wt 1.0] @ だが。多くの犠牲、失意の敗走の中、[r][&彼:彼女]らは生き残った。 [k] @ 密かに開発されていた虚数潜航艇シャドウ・ボーダー。[r]そして凍結されていた次元干渉技術ゼロセイル。 [k] @ これを用いて決死の虚数空間潜航を敢行。 [k] [messageOff] [scene 54100 1.0] [wt 1.0] @ 地球全土を覆った『地球白紙化』から逃れた[&彼:彼女]らは、[r]2018年4月にロシア異聞帯に浮上。 [k] @ ロシア異聞帯を担当するクリプター、[r]カドック・ゼムルプスと、 [k] @ ロシア異聞帯の王、イヴァン雷帝を撃破し、[r]ロシアの空想樹を伐採。 [k] [messageOff] [scene 61603 1.0] [wt 1.0] @ その後、北欧異聞帯での戦いを経て、[r]もう一つの生存者にして工房であるこの彷徨海に到着。 [k] @ 彷徨海の留守を預かっていたアトラス院の錬金術師、[r]シオン・エルトナムを仲間として、 [k] @ クリプター、そして『異星の神』を打倒すべく、[r]新たな一歩を踏み出したのであった[line 3] [k] [messageOff] [wt 1.0] [fadeout black 1.0] [bgmStop BGM_EVENT_79 1.0] [wait fade] [wt 2.0] [scene 66400] [charaSet A 1098158200 1 シオンAポーズ] [charaSet B 1098158210 1 シオンBポーズ] [charaSet C 98001000 1 マシュ] [charaSet D 1098123200 1 ゴルドルフ] [charaSet E 1098124500 1 ダ・ヴィンチ] [charaSet F 9005001 1 ホームズ] [charaSet G 1098123000 1 ムニエル] [charaSet H 98002000 1 フォウ] [charaSet I 1098158220 1 シオン通信] [charaSet J 98115000 1 エフェクト用] [fadein black 1.0] [wait fade] [charaPut J 1200,1200] [charaEffect J bit_talk_10_LowLevel] [bgm BGM_EVENT_77 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 6] [charaFadein B 0.1 1] @B:シオン とまあ、以上が今までのあらましですが、[r]思い出していただけたでしょうか!? [k] ?1:まかせて、バッチリ! [charaFadeout B 0.1] [wt 0.1] [charaTalk C] [charaFace C 1] [charaFadein C 0.1 1] @マシュ はい! 色々はしょられていますが、[r]基本的な流れはその通りかと! [k] [charaFadeout C 0.1] [wt 0.1] [charaTalk B] [charaFace B 12] [charaFadein B 0.1 1] ?2:あれ、中国異聞帯とか、その他の話は……!? [charaFace B 16] @B:シオン そこはそれ、ついこないだまでのお話ですから、[r]空気を読んで説明は省きました。 [k] @B:シオン ゴルドルフ氏の大活躍はまたいつか、[r]違う機会に思い出しましょう! [k] [charaFace B 12] ?! @B:シオン さて。[r]中国異聞帯から帰還して、はや数ヶ月。 [k] [messageOff] [bgmStop BGM_EVENT_77 1.0] [fadeout white 1.0] [wait fade] [charaPut J 1] [charaFadeout B 0.1] [charaTalk I] [charaFace I 5] [charaFadein I 0.1 0,-50] [wt 1.0] [scene 51600] [cameraFilter gray] [wipeFilter cinema 0.5 0] [fadein white 1.0] [wait fade] [bgm BGM_EVENT_82 0.1] @I:シオン “皆さんには休息次第、次の[#異聞帯:ロストベルト]に向かってもらいます。[r][f small] [f -][#作戦:オーダー]名はロストベルトNo.4……” [k] @I:シオン “膨張と収束を繰り返す、謎の[#異聞帯:ロストベルト]が攻略対象。[r][f small] [f -]そしてそして、次回は同伴者がさらに一騎。” [k] [charaFace I 0] @I:シオン “そう[line 3]謎のサーヴァント・キャプテンを連れて、[r][f small] [f -]めくるめくインド神話の世界にGO! なのです!” [k] [messageOff] [se adm22] [wt 2.0] [fadeout white 1.0] [bgmStop BGM_EVENT_82 1.0] [wait fade] [wipeOff] [charaPut J 1200,1200] [cameraFilter normal] [charaFadeout I 0.1] [wt 0.1] [scene 66400] [charaTalk A] [charaFace A 4] [charaFadein A 0.1 1] [wt 1.0] [fadein white 1.0] [wait fade] [bgm BGM_EVENT_77 0.1] @A:シオン などと大口を叩いた割に、[r]準備に時間がかかってしまい面目ありません。 [k] @A:シオン 私の計算ではもう少し早く、キャプテンの改ぞ[line 3][r]いえ、説得が終わる見積もりだったのですが…… [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaSet I 1098158300 1 キャプテン] [charaSet J 3031001 1 哪吒] [charaTalk E] [charaFace E 12] [charaFadein E 0.1 1] @ダ・ヴィンチ 仕方ないさ、途中であんな大事件が起きたんだし。[r]むしろレイシフトの実験ができて良かったと思おう。 [k] [charaFadeout E 0.1] [wt 0.1] [charaTalk F] [charaFace F 0] [charaFadein F 0.1 1] @ホームズ ああ。結果的に、この彷徨海でもレイシフトが[r]できる事が証明されたのだからね。 [k] @ホームズ [#異聞帯:ロストベルト]攻略には意味を成さない時空観測技術だが、[r]もしもの為の手段が増えるのは喜ばしい。 [k] [charaFace F 6] @ホームズ まあ、ゴルドルフ所長にとっては辛い経験でも[r]ありましたが。ああ、体重は戻りましたか? [k] [charaFadeout F 0.1] [wt 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 6] [charaFadein D 0.1 1] @ゴルドルフ ふん、見ての通り強制的に戻されたわ![r]私だけ休息が無かったという事だがね! [k] @ゴルドルフ レイシフトなぞ過去の遺物、頼らんでも結構![r]我々にはゼロセイルがあるのだからな! [k] [charaFace D 5] @ゴルドルフ そうだろう、ムール貝くん![r]スタッフ代表として、貴様からも言ってやれ! [k] @ゴルドルフ “もうレイシフトは懲り懲りだ”とな! [k] [charaFadeout D 0.1] [wt 0.1] [charaTalk G] [charaFace G 3] [charaFadein G 0.1 1] @ムニエル なに言ってんですか、どっちも凄い技術ですよ。[r]ようは使いようっつーか。 [k] [charaFace G 0] @ムニエル そもそも俺、カルデア本部からのスタッフなんで。[r]レイシフトの方が馴染み深いッス。 [k] [charaFace G 1] @ムニエル なあ、[%1]もそう思うだろ?[r]レイシフトの方が楽しいよな? [k] ?1:うん。まあ(真顔) ?2:(……正直、どっちもタイヘンなので……) ?! [charaFadeout G 0.1] [wt 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 18] [charaFadein D 0.1 1] @ゴルドルフ むうう、[&小僧:小娘]まで私の敵か![r]なまじレイシフト適性を持つ自分が恨めしい! [k] [charaFace D 16] @ゴルドルフ ええい、とにかく本題に入るぞシオン君![r]私も訊きたいコトがあったのだ! [k] @ゴルドルフ クリプターの首魁、にっくきヴォーダイムめが[r]いる[#異聞帯:ロストベルト]は大西洋だという。 [k] @ゴルドルフ 最大の[#異聞帯:ロストベルト]であり、ここの空想樹の樹枝が[r]現在、地球の成層圏を覆っている膜であるとも聞いた! [k] @ゴルドルフ その攻略の前に、なぜインド異聞帯という[r]寄り道をするのかね!? [k] [charaFadeout D 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 5] [charaFadein A 0.1 1] @A:シオン 寄り道ではありません。[r]勝利を確かなものにする為の土台作りです。 [k] @A:シオン [#疑似霊子演算器:ト リ ス メ ギ ス ト ス]の解析によると、[r]大西洋異聞帯の[#中]は、その大部分が海なのです。 [k] @A:シオン それも現代ではなく、神代[line 3][r]エーテルと魔獣たちで満ちた、神の世界の海洋です。 [k] @A:シオン これを十全に移動する手段を、[r]今の我々はまだ獲得していません。 [k] @A:シオン このまま大西洋異聞帯に突入しても、[r]海の藻屑となるだけでしょう。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 5] [charaFadein D 0.1 1] @ゴルドルフ う、うぬぅ。ボーダーではダメなのかね? [k] [charaFadeout D 0.1] [wt 0.1] [charaTalk E] [charaFace E 14] [charaFadein E 0.1 1] @ダ・ヴィンチ 残念ながら。シオンと協議した結果、 [k] @ダ・ヴィンチ ボーダーの機能を維持したまま、[r]海上移動にも対応させるのは不可能だと判断した。 [k] @ダ・ヴィンチ 同じ海でも、[#虚数空間:マ イ ナ ス]と[#実数空間:プ  ラ  ス]とじゃ[r]やるべき事が正反対なんだ。 [k] @ダ・ヴィンチ 虚数潜航艇である以上、海上を進む機能にそこまで[r]リソースは割けない。 [k] @ダ・ヴィンチ もっと船体を大きくすればできなくもないけど、[r]その場合、動かす為のスタッフが足りなすぎる。 [k] @ダ・ヴィンチ 少なくとも60人以上の[#専門職:プロフェッショナル]が必要だ。[r]いまの私たちに一番足りないもの、なんだか分かる? [k] [charaFadeout E 0.1] [wt 0.1] [charaTalk C] [charaFace C 12] [charaFadein C 0.1 1] @マシュ 人材、ですね…… [k] @マシュ ムニエルさんはじめ、ボーダースタッフの皆さんも[r]頑張ってくれているのですが…… [k] [charaFadeout C 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 12] [charaFadein A 0.1 1] @A:シオン はい。ですので、その足りないものを[r]インド異聞帯で獲得していただきます。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk H] [charaFace H 0] [charaFadein H 0.1 1] @フォウ フォウ? [k] [messageOff] [charaFadeout H 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 12] [charaFadein A 0.1 1] [wt 0.5] ?1:乗組員をスカウトしてこい……ってコト? ?! [charaFace A 13] @A:シオン ナイナイ。[#異聞帯:ロストベルト]のものを外に持ち出す事は[r]基本できない、と判明しているでしょう? [k] @A:シオン これは純粋に地球上の座標の問題。 [k] @A:シオン いまダ・ヴィンチさんが言った、足りないもの全てを[r]一度に獲得する[line 3]その為のインド行きです。 [k] [charaFace A 12] @A:シオン そうでしょ、キャプテン?[r]こっちの調整と取り付け準備は終わったわ。 [k] @A:シオン 後はアナタが、自分の手で、あの“[#証憑機構:アロニクス・ファンタズム]”を[r]インド現地で励起させて取り付ければ完成となりますが? [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk I] [charaFace I 4] [charaFadein I 0.1 1] @キャプテン ………………同行はするよ。[r]ボーダーの点検を手伝って数ヶ月。 [k] @キャプテン ウミガメのように鈍重な[#艦:フネ]だけど、[r]それなりに愛着は生まれているし。 [k] @キャプテン 機構の励起には、規定座標に赴いての[r]儀式的作業がどうしても必要。 [k] @キャプテン 異聞帯の土地でそれが可能かどうかはわからないけど、[r]どうあれ実際に行かないことにはその確認もできない。 [k] [charaFace I 2] @キャプテン でも、僕が[#何になるか]を選ぶのは僕自身だ。[r]そこは譲らないから。 [k] @キャプテン ダメだと感じたら僕だけで帰ってくる。[r]それでいいね、シオン。 [k] [charaFadeout I 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 16] [charaFadein A 0.1 1] @A:シオン ええ、マスターとして許可しましょう。[r]アナタにそんな非人道的な行為ができれば、の話ですが。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk I] [charaFace I 5] [charaFadein I 0.1 1] @キャプテン むっ。 [k] ?1:えっと…… ?2:どういうコト? ?! [charaFace I 0] @キャプテン ……インドには僕も同行する、という話さ。[r]もう伝わっていると思ってたけどね。 [k] @キャプテン ダ・ヴィンチ。[r]ドックに、『鋼鉄製の三角錐の部品』があっただろ? [k] @キャプテン あれ、僕の私物。ボーダーに格納しておいて。[r]いざとなったら盾ぐらいにはなるよ。 [k] [charaFadeout I 0.1] [wt 0.1] [charaTalk E] [charaFace E 23] [charaFadein E 0.1 1] @ダ・ヴィンチ ああ、あの見なれない、エアロパーツみたいな? [k] [charaFace E 8] @ダ・ヴィンチ ふむふむ。それがいま言っていた、[r][#証憑機構:アロニクス・ファンタズム]ってヤツ? [k] [charaFadeout E 0.1] [wt 0.1] [charaTalk I] [charaFace I 4] [charaFadein I 0.1 1] @キャプテン ……まあね。[r]海を自由に泳ぐ人魚には、不釣り合いなものだけど。 [k] [charaFadeout I 0.1] [wt 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 0] [charaFadein D 0.1 1] @ゴルドルフ うむ。よく分からんが、同行する[r]サーヴァントが増えるのはいいコトだ。私の安全的に。 [k] [charaFadeout D 0.1] [wt 0.1] [charaTalk I] [charaFace I 0] [charaFadein I 0.1 1] @キャプテン うん、まあ。[r]よろしくね、みんな。 [k] @キャプテン ああ、僕の席はもう設置してあるからお構いなく。[r]ムニエルのスペースが半分になっただけだよ。 [k] [charaFadeout I 0.1] [wt 0.1] [charaTalk G] [charaFace G 2] [charaFadein G 0.1 1] @ムニエル (うひょーーーー! マジかよ、ってコトは[r] キャプテンは俺のとなりだな!) [k] @ムニエル (こいつは頼れるところを見せるチャンス……![r] 気合い入ってきたーーー!) [k] [charaFadeout G 0.1] [wt 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 10] [charaFadein D 0.1 1] @ゴルドルフ しかしだ。戦力増強だけが目的なのかね?[r]インドの空想樹は切除しなくてもよいと? [k] [charaFadeout D 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 5] [charaFadein A 0.1 1] @A:シオン いえ、インド異聞帯の攻略は必須とします。 [k] @A:シオン 先のレイシフト事件も、インド異聞帯がある事が[r]何らかの要因になったと考えられますので。 [k] [messageOff] [bgmStop BGM_EVENT_77 0.7] [wt 1.0] [bgm BGM_EVENT_79 0.1] @A:シオン インド異聞帯…… [k] @A:シオン 我々の知り得ない“不要と判断され剪定された歴史”では、[r]未知の脅威が発生している可能性が高い。 [k] @A:シオン 優先順位の低い[#異聞帯:ロストベルト]でしたが、[r]だからといって放置していいものではないと判断しました。 [k] @A:シオン また、私たちにはあまりにも情報が不足しています。[r]空想樹だけではありません。 [k] @A:シオン クリプターたちの内情。[r]『異星の神』の使徒を名乗るアルターエゴたち。 [k] @A:シオン [#異聞帯:ロストベルト]を攻略する度に、[r]それらのデータは蓄積され、力になります。 [k] @A:シオン [%1]。マシュ。[r]ダ・ヴィンチさん。ゴルドルフ氏。ムニエル氏。 [k] @A:シオン この管制室を預かる者として、また、[r]貴方たちの勝利を望む者として意見を述べます。 [k] @A:シオン ……[#異聞帯:ロストベルト]を攻略する。それがどれほど[r]苦しい選択だろうと、私たちは戦うしかないのです。 [k] @A:シオン やがて来るであろう決戦の精度を上げる為に。[r]貴方たちを、正しい人類史に送り届ける為に。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk C] [charaFace C 6] [charaFadein C 0.1 1] @マシュ シオンさん[line 3] [k] [messageOff] [bgmStop BGM_EVENT_79 0.7] [charaFadeout C 0.1] [wt 1.0] [bgm BGM_EVENT_77 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 10] [charaFadein A 0.1 1] @A:シオン っと、[#訂正:カット][#訂正:カット]![r]まだ出撃前なのにシリアスになるとかナイナイ! [k] @A:シオン [#異聞帯:ロストベルト]に行ったらピンチの連続でしょうし、[r]ベースにいる時くらいは笑顔でいきましょう! [k] [charaFace A 12] @A:シオン それでは皆さん、携帯デバイスで[r]出撃までの工程を確認してください。 [k] @A:シオン 夜明けと共に[#作戦:オーダー]を開始します。 [k] @A:シオン [#異聞帯:ロストベルト]攻略班は充分な睡眠をとって、[r]定刻にドックに集合してください。 [k] ?1:了解! ?2:ラジャー! ?! [messageOff] [bgmStop BGM_EVENT_77 1.5] [fadeout black 1.5] [wait fade] [charaFadeout A 0.1] [scene 66800] [wt 2.0] [fadein black 1.5] [wait fade] [wt 2.0] [se ad95] [wipeout leftToRight 0.7 1] [wait wipe] [scene 66600] [wt 1.0] [wipein rightToLeft 0.7 1] [seStop ad95 0.7] [wait wipe] [charaTalk E] [charaFace E 13] [charaFadein E 0.4 1] [wt 0.4] @ダ・ヴィンチ ………………。 [k] ?1:あれ? ?2:ダ・ヴィンチちゃん……? ?! @ダ・ヴィンチ ………………。 [k] ?1:もしもーし? ?2:立ったまま寝てる……? ?! [messageOff] [wt 1.0] [charaFace E 23] @ダ・ヴィンチ おや?[r]どうしたんだい[%1][&君:ちゃん]? [k] [charaFace E 0] @ダ・ヴィンチ 作戦まであと6時間足らずだ。[r]早くマイルームに戻らないと。 [k] @ダ・ヴィンチ [#異聞帯:ロストベルト]に行ったら満足な睡眠はとれないからね。[r]揺れないベッドで寝ておくチャンスだよ? [k] ?1:いや、その ?2:もう時間だよ、ダ・ヴィンチちゃん ?! [charaFace E 23] @ダ・ヴィンチ [FFFFFF]?[-] もう時間?[r]私が立ったまま寝てた? [k] [charaFace E 24] @ダ・ヴィンチ [line 6]。 [k] [messageOff] [wt 1.0] [charaFace E 16] [bgm BGM_EVENT_77 0.1] @ダ・ヴィンチ てへへ。そうだった、工房に戻るのがおっくうで、[r]ちょっと休んでいたんだっけ。 [k] @ダ・ヴィンチ もう、しっぱいしっぱい。[r]恥ずかしいところを見られちゃった☆ [k] [charaFace E 11] @ダ・ヴィンチ そんなワケで、私はちょっと遅れるけど、[r]先にドックに行っていてくれたまえ! [k] [messageOff] [se ade198] [charaFadeout E 0.7] [charaMove E 100,0 0.7] [wt 1.0] [se ade198] [wt 1.0] [seStop ade198 1.0] [wt 1.0] ?1:(ローラースケートで……) ?2:(颯爽と廊下を滑っていってしまった……) ?! [charaTalk J] [charaFace J 4] [charaFadein J 0.4 1] [wt 0.4] @哪吒 …………[#考察:やっぱり]。[r]だ・ゔぃんち、活動条件、よろしくない。 [k] ?1:哪吒!? ?2:いつのまに!? ?! [charaFace J 3] @哪吒 先ほどから [#主:ますたー]の後ろにいた。[r]だ・ゔぃんちにばかり夢中で 注意力散漫 かと。 [k] [charaFace J 5] @哪吒 されど いい機会[#故:ゆえ]、進言。[r]だ・ゔぃんち あまり無理させては いけない。 [k] @哪吒 あの小さな機体で れおなるど・だ・ゔぃんちが[r]行うべきコトを すべて代行している。 [k] @哪吒 各部[#部品:ぱぁつ] 摩耗するは自明の理。[r]そのあたり、気を遣うべし。 [k] [charaFace J 0] @哪吒 彼女はれおなるど・だ・ゔぃんちの責務を[r]受け継いだだけの、 [k] @哪吒 ましゅと同じ[r]疑似さーゔぁんと なのだから。 [k] [charaFace J 4] @哪吒 形式は違えど ボクも 似たようなもの。[r]だ・ゔぃんちの心情 少しだけ 共感。 [k] @哪吒 否。訂正、共感に[#非:あら]ず。[r]ボクには 無理。だ・ゔぃんちは、とても、強い。 [k] ?1:哪吒……? ?! [charaFace J 0] @哪吒 失言。過言に過ぎた。[r]今のは [#他言無用:た ご ん む よ う]。[#約束:イイネ]? [k] @哪吒 [#インド:印度]異聞帯には ボクも同行。[r]前回同様、良好な関係 [#構築:モトム]。 [k] ?1:こちらこそ ?2:またよろしく[&!:ね!] ?! [charaFace J 1] @哪吒 了解。ぼーだーは小型艇なれど、[r]気持ち的、大船に乗るといい。 [k] [charaFace J 5] @哪吒 しかし………… [k] [charaFace J 4] @哪吒 ボクの[#宝珠:むね]、わずかに不調。[r]こんなコト、初めて。な 気がする。 [k] @哪吒 ……[#インド:印度]異聞帯は、よくない。[r]ボクの[#霊基:こんぱく]が 行くな と警告している。 [k] [charaFace J 5] @哪吒 否。どの異聞帯も 危険地帯。[r]弱気になるとは 哪吒太子にあるまじき。 [k] [charaFace J 1] @哪吒 なに。いざとなれば [#主:ますたー]に助けてもらえる![r]不安も恐れも、何もなし! [k] @哪吒 [#是:さあ]、どっくに移動![r]皆 が 待っている! [k] [messageOff] [fadeout black 1.0] [bgmStop BGM_EVENT_77 1.0] [wait fade] [charaFadeout J 0.1] [scene 66500] [wt 1.0] [fadein black 1.0] [wait fade] [charaTalk off] [charaDepth I 10] [charaFace F 0] [charaFace D 0] [charaFace I 0] [charaFadein I 0.1 1] [charaFadein F 0.1 312,0] [charaFadein D 0.1 -312,0] [wt 1.5] [charaFadeout I 0.1] [charaFadeout F 0.1] [charaFadeout D 0.1] [wt 0.1] [charaFace A 0] [charaFace J 0] [charaFace C 0] [charaFadein C 0.1 1] [charaFadein J 0.1 312,0] [charaFadein A 0.1 -312,0] [wt 1.5] [charaFadeout C 0.1] [charaFadeout J 0.1] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.5] [se ad8] [wt 0.5] [charaTalk on] [charaTalk E] [charaFace E 12] [charaFadein E 0.4 1] [wt 0.4] @ダ・ヴィンチ ごめんごめん、遅刻遅刻~![r]私ともあろうものが、準備に手間取ってしまったよ! [k] [charaFadeout E 0.1] [wt 0.1] [charaDepth A 10] [charaFace B 6] [charaFadein B 0.1 1] @B:シオン みなさん揃ったようですね。[r]では、最終確認を始めましょう! [k] [messageOff] [charaTalk off] [charaFace A 0] [charaFadein A 0.4 1] [wt 0.3] [charaFadeout B 0.2] [wt 0.7] [charaTalk on] [bgm BGM_EVENT_82 0.1] @A:シオン 今回の目的地はインドの[#異聞帯:ロストベルト]。[r]目的はキャプテンの経験値稼ぎ…… [k] @A:シオン いえ、シャドウ・ボーダーの強化と、[r]インド異聞帯の探索、消去となります。 [k] @A:シオン シャドウ・ボーダーの強化については[r]キャプテンと私の管轄ですので、皆さんはお気になさらず。 [k] [charaFace A 5] @A:シオン マスター・[%1]は[r]インドの空想樹の切除に注力してください。 [k] @A:シオン ボーダーに詰め込む物資は20日分を想定。 [k] @A:シオン 格納庫に追加装備として[#証憑機構:アロニクス・ファンタズム]が[r]搬入されていますが、 [k] @A:シオン こちらは兵器の[#類:たぐい]ではありませんので、[r]戦闘方針は今までと変わらずでお願いします。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk F] [charaFace F 0] [charaFadein F 0.1 1] @ホームズ [#追加戦力:サ ー ヴ ァ ン ト]は今まで通り、[r]インド異聞帯で召喚する、という事だね? [k] [charaFadeout F 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 4] [charaFadein A 0.1 1] @A:シオン はい。彷徨海からインド異聞帯の付近まで[r]虚数空間を使用しての移動、 [k] @A:シオン そして間髪入れずに[#異聞帯:ロストベルト]内部までの[r]虚数潜航…… [k] @A:シオン 連続ゼロセイルはサーヴァントにも過酷なものです。[r]ダ・ヴィンチさんの[#霊基保護:プ ロ テ ク ト]にも限度がある。 [k] @A:シオン ボーダー内で保護するのは[r]3騎前後に留めておくべきでしょう。 [k] [charaFadeout A 0.1] [wt 0.1] [charaTalk D] [charaFace D 7] [charaFadein D 0.1 1] @ゴルドルフ む。では、今後どれほどサーヴァントと協力関係を[r]結べても、[#異聞帯:ロストベルト]に同行できるのは数騎だけだと? [k] [charaFadeout D 0.1] [wt 0.1] [charaTalk A] [charaFace A 12] [charaFadein A 0.1 1] @A:シオン そうなりますね。いざとなれば無理を通しますが、[r][#異聞帯:ロストベルト]内で召喚されたサーヴァントの方が強力です。 [k] @A:シオン まずは今まで通り、現地で霊脈を確保し、[r]マシュさんの聖遺物を頼りに英霊と契約してください。 [k] [charaFace A 5] @A:シオン それでは[line 3]彷徨海管制室を預かる者として、[r]実行部隊である皆さんに号令を。 [k] @A:シオン ノウム・カルデアは現時刻をもって[r]第一種戦闘態勢に移行します。 [k] @A:シオン マスター・[%1]はじめ、[r]実行部隊は速やかにボーダーに搭乗。 [k] @A:シオン 全員のバイタルチェックが完了次第、[r]虚数潜航を実行し、状況を開始します。 [k] @A:シオン [#作戦:オーダー]名、ロストベルトNo.4。[r][#副作戦:サブオーダー]名、『角を持つ怪物』。 [k] [charaFace A 0] @A:シオン 持ちうる全ての能力を駆使して当たられますよう。[r]皆さんの帰還をお待ちしています! [k] [messageOff] [wt 1.0] [fadeout black 2.0] [bgmStop BGM_EVENT_82 2.0] [wait fade] [wt 0.5] [soundStopAll] [end]