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＄03-00-09-15-7-0
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[soundStopAll]
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[enableFullScreen]
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[charaSet B 1098215200 1 トネリコ]
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[charaSet C 1098231510 1 初代妖精騎士]
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[imageSet I cut106_trans 1 1]
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[charaFilter I silhouette FFFFFFFF]
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[charaScale I 3.0]
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[imageSet J back10000 1 1]
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[charaScale J 1.05]
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[sceneSet L 129400 1]
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[charaSet S 98115000 1 エフェクト用]
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[scene 10000]
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[fadein black 1.0]
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[wait fade]
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[se ad31]
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[fowardEffect bit_talk_noise_gr]
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[wt 0.2]
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[seStop ad31 0]
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[fowardEffectDestroy bit_talk_noise_gr]
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[wt 0.4]
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[se ad31]
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[fowardEffect bit_talk_noise_gr]
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[wt 0.5]
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[seStop ad31 0]
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[fowardEffectDestroy bit_talk_noise_gr]
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[fadeout black 0.1]
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[wait fade]
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[scene 118501]
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[pictureFrame cut063_cinema]
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[se ad726]
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[seVolume ad726 0 0]
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[seVolume ad1048 0 0]
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[wt 2.0]
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[seVolume ad726 1.5 0.3]
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[seVolume ad1048 1.5 0.1]
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[seVolume 21_ad1114 1.5 0.4]
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[fadein black 1.5]
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[wait fade]
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[se ad443]
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[seVolume ad443 0 0]
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[wt 1.0]
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[seVolume ad443 0.3 1.0]
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[wt 2.0]
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[cueSe SE_21 21_ad1109]
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[seVolume 21_ad1109 0 0.4]
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[wt 2.5]
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[seStop ad443 0.5]
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[wt 0.4]
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[seStop ad726 5.0]
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[seStop ad1048 5.0]
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[seStop 21_ad1109 5.0]
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[seStop 21_ad1114 5.0]
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||
[bgm BGM_EVENT_142 0.1]
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||
＠トネリコ
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||
ああ[line 3]ああ[line 3][r]ああああああああああああああ！
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[k]
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||
＠トネリコ
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なんで、なんで、なんで……！
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[k]
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||
＠トネリコ
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||
ブリテンで一番めでたい日だったのに、[r]何もかも善い方向に生まれ変わる日だったのに……！
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[k]
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||
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||
＠トネリコ
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||
ウーサーが殺された……！[r]私の円卓が、みんな、ゴミみたいに殺された……！
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[k]
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＠トネリコ
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あんなに私たちに頼っておいて！[r]あんなにウーサーを[#讃:たた]えておいて！
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[k]
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||
＠トネリコ
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||
毒酒なんて[line 3]自分たちの血も流さずに、[r]いちばん簡単で、[#醜:みにく]い方法で[line 3]！
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
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||
ウーサー……ウーサー、ウーサー、ウーサー！[r]お願い、もう一度、もう一度なにか言ってよ……！
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[k]
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||
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||
＠トネリコ
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||
失敗するたびに立ち直って、[r]何千年もかけてがんばったのに！
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[k]
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||
＠トネリコ
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ねえ、[#ここ]でもダメなの！？[r]ここまでやってもダメなの！？
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[k]
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||
＠トネリコ
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||
私にブリテンは救えないの！？[r]私には、ブリテンは与えられないの！？
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[k]
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||
|
||
＠トネリコ
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||
うう……ううう……うううううううううううう！
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||
[k]
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||
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||
＠トネリコ
|
||
和平なんて、平等なんて方法が間違ってた……！
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[k]
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||
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||
＠トネリコ
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||
許さない、許さない……！[r]アイツらを、絶対に許さない……！
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[k]
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||
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[messageOff]
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[se ad443]
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||
[fadeout black 2.0]
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[seStop ad443 2.0]
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[bgm BGM_EVENT_142 1.0 0.4]
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||
[wait fade]
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||
[scene 107803]
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[wt 1.5]
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[bgm BGM_EVENT_142 1.0 1.0]
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[fadein black 1.0]
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[wait fade]
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||
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||
＠トネリコ
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||
はぁ……はぁ……はぁ[line 3]は、
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[k]
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＠
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||
このブリテンに生まれてから、もう3000年以上。[r]私は今まで、どんな『厄災』にも勝ってきた。
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[k]
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||
＠
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けれどその後、[r]いつも厄介者として排除された。
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[k]
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＠
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妖精たちの目から逃れて、隠れ家を作って、[r]何度目かの眠りから目覚めた頃。
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[k]
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＠
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||
私の敵は『厄災』だけではなく、[r]ブリテンの妖精も含まれると理解した。
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[k]
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||
＠
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彼らは[#純粋無垢:じ ゅ ん す い む く]だった。[r]純粋に善を楽しみ、無垢に悪を楽しむ生き物だった。
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[k]
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||
＠
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||
つまるところ、[#私]をブリテンから追い出した、[r]あの醜い[#人間:いきもの]たちと同じだった。
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[k]
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||
＠
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||
だから、悪意はぜんぶ潰した。[r]既得権益、差別、迫害、妬み、笑い、すべて潰した。
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||
[k]
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||
＠
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||
およそ考えられる悪の芽を、[r]合意の上で刈り取った。
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[k]
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＠
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||
全員とは言わずとも、[r]妖精は善い未来を理解し、支持してくれた。
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[k]
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||
＠
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||
なのにまだ残っている悪意があった。[r]多くの妖精たちが懸命に作った平和の土台を、
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||
[k]
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||
＠
|
||
ただ“自分は気に食わないから”と、[r]思いつきでひっくり返す妖精たちがいた。
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||
[k]
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||
＠トネリコ
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||
は[line 3]はは。あはは。ははは。[r]あはははははははははは…………！！！！
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[k]
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||
＠
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||
もうわからない。これでダメだったのなら、[r]ヒトの善性なんて、私には何もわからない。
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[k]
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||
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||
＠
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||
理解したところで何になる。[r]その労力はまったくの無駄だった。
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[k]
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||
＠
|
||
もうさんざん裏切られて、思い知ってきた筈なのに。[r]私はまだ[#一縷:いちる]の希望を抱いて、
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[k]
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||
＠
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||
[#そんなことにかまけている暇があったから]、[r][#今回も失敗した]。
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[k]
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||
＠
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||
ブリテンを存続させたいのなら、[r]『救う』なんて方針が間違っていた。
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||
[k]
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||
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||
＠
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||
もうやめよう。救世主なんてやめにしよう。[r]もっと別の、もっと優れた形式を考えよう。
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[k]
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||
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||
＠トネリコ
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||
……そうだ。
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[k]
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||
|
||
＠トネリコ
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||
私は妖精たちを救わない。[r]私は妖精たちを許さない。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
[#楽園の妖精:アヴァロン・ル・フェ]の使命なんて、どうでもいい。[r]ただ支配する。それだけで良かったんだ。
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||
[k]
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[messageOff]
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[wipeout rectangleStripRightToLeft 0.7 1.0]
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[wait wipe]
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[scene 118501]
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[wt 0.5]
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[cueSe SE_21 21_ad1114]
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[seVolume 21_ad1114 0 0]
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[seVolume 21_ad1114 1.0 0.2]
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||
[wipein rectangleStripLeftToRight 0.7 1.0]
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||
[wait wipe]
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||
＠氏族の兵士たち
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||
いたぞ、扇動者トネリコだ！[r]生きて捕らえろ、裁判にかけろと長たちの命令だ！
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[k]
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||
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||
＠トネリコ？
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||
やめ、やめて……！[r]違うの、わたしは違うの……！
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[k]
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||
|
||
＠トネリコ？
|
||
でも誰、誰なの、わたしはだれなのぉ！？
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[k]
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||
[messageOff]
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||
[seStop 21_ad1114 1.0]
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[wipeout rectangleStripLeftToRight 1.0 1.0]
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[wait wipe]
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||
[scene 107803]
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[wt 0.5]
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[wipein rectangleStripRightToLeft 1.0 1.0]
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[wait wipe]
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||
＠
|
||
……ここではない遠くで、[r]私とは関係のない妖精の悲鳴が聞こえた。
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[k]
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||
＠
|
||
私たちを氏族長に売った女だ。[r]魔術で記憶を消し、顔と体を『私』にしてやった。
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[k]
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||
|
||
＠
|
||
これでまた[#救世主:ト ネ リ コ]は死んだ事になるだろう。[r]そして、もう[#蘇:よみがえ]ることはない。
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||
[k]
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||
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||
＠
|
||
『厄災』なんて知ったことか。[r]小さな滅びになんて、いちいち構っていられない。
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||
[k]
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||
|
||
＠
|
||
1000年に一度の『大厄災』まで、あと400年。[r]それまでに、為すべき大事業ができたのだから。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
[line 3]空想樹。[r]異星で作られた、宇宙を閉じるための針。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
仕組みはもう分かっている。[r]設計思想は美しいけど、私には関係ない。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
天球よ。宇宙はおまえにくれてやる。[r]だがブリテンは私のものだ。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
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||
この空想を終わらせて、私は私の夢を叶えてやる。
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||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
異聞なんていう“もしも”じゃなく、[r]私の[#現実:ブリテン]を、この星に縫い付けるんだ[line 3]
|
||
[k]
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||
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||
[messageOff]
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||
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||
[se ad31]
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||
[wipeout noise 1.0 1.0]
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||
[bgm BGM_EVENT_142 1.0 0.4]
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||
[wait wipe]
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||
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||
[scene 117102]
|
||
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||
[wt 1.5]
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||
[seStop ad31 1.0]
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||
[bgm BGM_EVENT_142 1.0 1.0]
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||
[wipein noise 1.0 1.0]
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||
[wait wipe]
|
||
[wt 0.2]
|
||
|
||
[charaTalk B]
|
||
[charaFace B 6]
|
||
[charaFadein B 0.1 0,-50]
|
||
＠トネリコ
|
||
ロンディニウムは滅びました。[r]ソールズベリーでは救世主の処刑が行われているでしょう。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
エクターともはぐれてしまって、[r]こうしてオークニーに向かうのは私たちだけ。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
結局、貴女の言う通りになりましたね、マシュ。[r]無意味だったんです、私たちの巡礼は。
|
||
[k]
|
||
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
無意味だなんて、そんな事は[line 3]。
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||
[k]
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||
|
||
[charaFace B 7]
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||
＠トネリコ
|
||
そんな悲しい顔をしないでください。[r]慣れていますし、なにより[line 3]
|
||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
こうして話している私たちは、空想樹が[r]演算している“もしも”の仮説です。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
何をしたって、妖精暦の終わりは[r]貴女の知る『女王暦』に収束する。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
トネリコが失敗するのは[r]避けようのない事だったのでしょう。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
それが、ちょっと、[r]私には耐えられない結末だっただけで。
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||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
トネリコさん……
|
||
[k]
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||
|
||
[charaFace B 6]
|
||
＠トネリコ
|
||
ロンディニウムは滅びて、トネリコは処刑されて、[r]初代妖精騎士はその棺と共にオークニーに渡る。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
それが貴女が女王暦で聞いた、[r]救世主の結末です。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
なのでその通りに事を運ばなくては、[r]貴女が目覚めた時に矛盾が生じてしまいます。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
妖精暦はあと400年続くでしょう。[r]そして１万２千年目を迎えた時、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
1000年に一度の『大厄災』で滅びる。[r]その後に、空想樹のない『女王暦』が始まる。
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||
[k]
|
||
|
||
|
||
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
ブリテンが『女王暦』に切り替わった後、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
貴女は2017年のノリッジの厄災の後まで、[r]“マシュ”として活動してはいけない。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
万が一にも活動してしまえば、貴女は『妖精暦』という[r]ゆらぎの世界から持ちこまれたものとして消滅する。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
……『[#水鏡:みずかがみ]』で妖精暦に飛ばされた時点で、[r]わたしは妖精暦の中で生涯を終えなくてはいけない。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
『女王暦』……もといた時代に戻るには、[r]『量子の棺』に入っているしかない、という事ですね。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 30]
|
||
＠トネリコ
|
||
そう。レイシフトを解明できたとしても、[r]コフィンがないため往復はできないのです。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 6]
|
||
＠トネリコ
|
||
この不便さ故に、モルガンは『厄災』のみを[r]妖精暦に送っていたのでしょうね。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
女王暦が無事ならそれでいい。[r]妖精暦であれば多少の矛盾は許容される。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
『厄災』を送られた時代の人々がどう苦しもうが、[r]もう関心はないのでしょう。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
…………。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 7]
|
||
＠トネリコ
|
||
それに……白状してしまうと、[r]私はこの結末を知っていました。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
貴女が未来からレイシフトされようとされまいと、[r]初めから『救世主は失敗する』事を知っていたんです。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
……？ このあと女王暦になることを、[r]トネリコさんは知っていた……のですか？
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 1]
|
||
＠トネリコ
|
||
いえ、女王暦のことは知りませんでした。[r]ただ、マシュさんのいた西暦2017年……
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
ブリテンでいうと妖精暦１万4017年ですけど、[r]この時にはもう、ブリテンは滅びていたんです。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
それが『１回目』の、本当の異聞帯ブリテン。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
私はそれがイヤで、マシュさんのように未来から、[r]妖精暦にやってきました。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 6]
|
||
＠トネリコ
|
||
私の主観でいうと、[r]この世界はもともと『２回目』なんです。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
マシュさんが来たので今回は『３回目』と[r]言ってもいいでしょう。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
あ、それとも『新しい２回目』かな？[r]基本的な流れは変わらないようにしてきたから。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
……あの。[r]それは、つまり[line 3]あなたの、本当の名前は。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 1]
|
||
＠トネリコ
|
||
トトロットが小舟を探してきてくれたようです。[r]さあ、行きましょうマシュ。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
いえ、初代妖精騎士ギャラハッド。[r]それがこれから『棺』に入る貴女の名前です。
|
||
[k]
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 0.5]
|
||
|
||
[fadeout black 1.5]
|
||
[bgmStop BGM_EVENT_142 1.5]
|
||
[wait fade]
|
||
|
||
[charaFadeout B 0.1]
|
||
|
||
[scene 120002]
|
||
[wt 1.5]
|
||
|
||
[fadein black 1.5]
|
||
[wait fade]
|
||
|
||
[bgm BGM_EVENT_11 0.1]
|
||
|
||
[charaTalk B]
|
||
[charaFace B 6]
|
||
[charaFadein B 0.1 0,-50]
|
||
＠トネリコ
|
||
トトロットとの別れは済みましたか？[wt 1.0][charaFace B 4][r]……そうですか。そんな約束を。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 24]
|
||
＠トネリコ
|
||
ひとつ、説明しておきましょう。[r]妖精暦から女王暦に変わる時、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
『新しい２回目』の妖精暦で付け加えられた情報は、[r]すべて消去されます。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
女王暦は『２回目』の結果から続いたもの。[r]『１回目』と『新しい２回目』は無かった事になる。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
変わらずに引き継がれるのは[r]ここで『棺』に保管され、眠り続ける貴女だけです。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
私があと400年生きて、女王暦に変わった時、[r]私でさえ貴女のことを忘れるでしょう。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
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||
正しくは『２回目』の私に戻る、という事ですね。[r]ですので[line 3]
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
もしこの『新しい２回目』の妖精暦の記憶を[r]女王暦に持ち込もうとする妖精がいるのなら、
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||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
その妖精は、『２回目』の妖精暦にはいなかった、[r]違うものとして世界に認識されます。
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||
[k]
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||
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||
＠初代妖精騎士
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||
『２回目』の[line 3][r]本当の歴史に、いなかった事になる……？
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||
[k]
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||
|
||
[charaFace B 25]
|
||
＠トネリコ
|
||
そうならないために処置を行います。
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||
[k]
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||
|
||
[bgmStop BGM_EVENT_11 2.0]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
[#ソレが歴史の矛盾だと認識する者がいなければ][r][#存命できるはず]。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
どのみち、これから言う事はブリテンにいるかぎり[r]忘れていてもらう気でいたので、手間ではありません。
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||
[k]
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||
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||
|
||
[bgm BGM_MAP_73 1.5]
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||
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||
[charaFace B 0]
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||
＠トネリコ
|
||
……いいですか、ギャラハッド。[r]これは貴女が目覚めたあとの話です。
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
貴方たちカルデアが、もし、[r]モルガンの築いた妖精國を切除できたのなら……
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||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
その次の異聞帯で[r]貴女を待つ『戦い』は、私と同じ『戦い』。
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||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
自分の心との折り合い。人生の解析です。
|
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[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
貴女には戦う理由はありますが、[r]戦う意志が希薄でした。
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[k]
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|
||
＠トネリコ
|
||
他人を、世界を傷つける力から、[r][#それは良くないもの]だと無意識に逃げていた。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
でも、[#人は誰でも他人を傷つける]自由があり、[r]また責任を持っている。
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||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
人間は『善いこと』をしたいのではありません。[r]『善い明日』のために最善を選び続ける生き物です。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 4]
|
||
＠トネリコ
|
||
……そして。その選択には、たとえどれほどの[r]人々が救われようと、正解はないのです。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 24]
|
||
＠トネリコ
|
||
正解がない以上、貴女は貴女の意思で、[r]守るものと、倒すものを決めなくてはいけない。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
貴女はこれから沢山の心を知るでしょう。
|
||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
理解しようとする心。[r] ／諦めない、放棄しない。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
受け入れようとする心。[r] ／挫けない、憎まない。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
はね除けようとする心。[r] ／汚されない、流されない。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
……でも、どんな素晴らしい人間でも、[r]『争わない』という心はない。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 6]
|
||
＠トネリコ
|
||
『戦い』はどんな心にもある。[r]どうかそれを忌避しないで。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
貴女の胸の空白が、[r]自分だけの『戦う理由』に埋められた時[line 3]
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
英霊ギャラハッドは再び、[r]貴女にすべてを[#託:たく]すでしょう。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
[line 3]争いのない、心はない[line 3][r][line 3]それが、どんなものであれ[line 3]
|
||
[k]
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||
|
||
＠トネリコ
|
||
そう。目覚めた時には忘れているだろうけど、[r][#その時]がきたら思い出すようにしておくね。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
私のように違うものに変わるのか、[r]貴女のままで新しく成長するのか。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
そればかりは、私にも先読みできない事だけど。
|
||
[k]
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 0.1]
|
||
|
||
[charaTalk depthOff]
|
||
[charaDepth B 4]
|
||
[charaDepth I 5]
|
||
|
||
[se ad644]
|
||
[seVolume ad644 0 0.4]
|
||
[charaFadein I 2.5 0,-600]
|
||
[wt 3.0]
|
||
|
||
[charaFace B 7]
|
||
＠トネリコ
|
||
それじゃあ、ここでお別れ。[wt 1.0][charaFace B 11][r]あ、でも気をつけて。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
貴女が目覚めた時、私と再会したとしても、[r]私は貴女のことを一切知らないから。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
貴女がノリッジで『[#水鏡:みずかがみ]』に巻きこまれた後なら、[r]ここに残る『棺』について考察して、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
“ああ、[#棺:アレ]はそういうことか”なんて[r]思い至るかもしれないけど、
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 6]
|
||
＠トネリコ
|
||
たぶん[#未来:その時]の私は、[r]トネリコじゃなくなってるから。
|
||
[k]
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 0.1]
|
||
|
||
[se ad644]
|
||
[seVolume ad644 0 0.4]
|
||
[se ad541]
|
||
[seVolume ad541 0 0.1]
|
||
[charaMoveScale I 1.5 2.5]
|
||
[charaMove I 0,-300 2.5]
|
||
[wt 3.0]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
…………っ。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
トネリコさん、今までありがとうございました！[r]たとえ、“結果は分かっていた”としても[line 3]
|
||
[k]
|
||
|
||
＠初代妖精騎士
|
||
あなたの旅は、救世主の名に恥じないものだったと[r]わたしは思います！
|
||
[k]
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[charaTalk B]
|
||
[charaFace B 10]
|
||
[wt 1.2]
|
||
|
||
[charaFace B 13]
|
||
＠トネリコ
|
||
まあそうだよね、がんばったもんね、私たち！
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace B 6]
|
||
＠トネリコ
|
||
さようなら、確定した未来から来た勇敢な騎士。[r]その功績に免じて、私も秘密を明かしましょう。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
救世主トネリコはただの偽名。[r]オークニーが滅びた時、[#義母:は は]がつけてくれた名称です。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
私の[#真名:な]はモルガン。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
このブリテンを救う使命をもって、[r]星の[#内海:うちうみ]から流れ着いた[#楽園の妖精:アヴァロン・ル・フェ]。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
そして、汎人類史においてはアーサー王の[#仇敵:きゅうてき]として[r][#世界:ブリテン]を滅ぼした魔女。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠トネリコ
|
||
遙かな未来において。[r]貴方たちカルデアが倒すべき、異聞帯の王の名です。
|
||
[k]
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 0.5]
|
||
|
||
[se ad644]
|
||
[seVolume ad644 0 0.6]
|
||
[se ad541]
|
||
[seVolume ad541 0 0.5]
|
||
[wt 0.5]
|
||
[fadeout white 2.5]
|
||
[bgmStop BGM_MAP_73 2.5]
|
||
[seStop ad541 2.5]
|
||
[wait fade]
|
||
|
||
[charaFadeout B 0.1]
|
||
[charaFadeout I 0.1]
|
||
|
||
[wt 1.5]
|
||
|
||
|
||
[pictureFrame]
|
||
|
||
[overlayFadein L 0.1 0,-200]
|
||
[scene 10001]
|
||
[wt 2.5]
|
||
|
||
[fadein white 1.5]
|
||
[wait fade]
|
||
[wt 0.5]
|
||
|
||
？1：[line 3]氷が[line 3]
|
||
|
||
？！
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[se ad210]
|
||
[wt 0.6]
|
||
[se ade62]
|
||
[seVolume ade62 0 0.5]
|
||
[wt 1.2]
|
||
|
||
？1：[line 3]割れる[line 3]
|
||
|
||
？！
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[criMovie talk_mov097 bgmPlay false]
|
||
[wt 0.7]
|
||
[charaFadeout L 1.0]
|
||
[wt 41.8]
|
||
|
||
|
||
|
||
[fadeout white 2.0]
|
||
[wait fade]
|
||
|
||
|
||
|
||
[scene 120001]
|
||
|
||
[charaSet C 1098231510 1 マシュ]
|
||
|
||
[charaTalk depthOn]
|
||
[charaTalk C]
|
||
[charaFace C 8]
|
||
[charaFadein C 0.1 1]
|
||
[wt 1.0]
|
||
|
||
[fadein white 2.5]
|
||
[wait fade]
|
||
[wt 1.0]
|
||
|
||
[charaMove C 0,-5 0.4]
|
||
[wt 0.2]
|
||
|
||
？1：っと、マシュ……！
|
||
|
||
？！
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 0.1]
|
||
[charaMove C 0,-20 0.4]
|
||
[wt 0.2]
|
||
[cameraMove 0.3 0,15 1.1]
|
||
[wt 0.3]
|
||
|
||
[charaMove C 0,-24 0.2]
|
||
[wt 0.1]
|
||
|
||
[se ad183]
|
||
[shake 0.05 0 2 0.2]
|
||
[wt 1.6]
|
||
|
||
[charaFaceFade C 20 0.8]
|
||
[wt 1.4]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
ここは……オークニー……？
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
……ああ……[r]何か、とても大切な事を、教えられたような[line 3]
|
||
[k]
|
||
|
||
？1：気がついた？
|
||
|
||
？！
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 0.4]
|
||
[charaFaceFade C 28 0.3]
|
||
[wt 1.2]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
先……輩……？
|
||
[k]
|
||
|
||
？1：……[&ああ:うん]。今度こそ、お帰り、マシュ。
|
||
|
||
？！
|
||
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 0.6]
|
||
[charaFaceFade C 19 0.2]
|
||
[wt 1.6]
|
||
|
||
[charaFaceFade C 34 0.2]
|
||
[wt 0.6]
|
||
|
||
[bgm BGM_EVENT_110 0.1]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
はい[line 3][r]マシュ・キリエライト、帰還しました。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
とても、長い旅をして[line 3][r]貴方に話したいことが、沢山あるのです。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
シェフィールドのこと、妖精暦でのこと。[r]そして[line 3]
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFaceFade C 17 0.2]
|
||
＠マシュ
|
||
わたしをここまで送り届けてくれた、[r]救世主トネリコの物語を[line 3]
|
||
[k]
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 1.0]
|
||
|
||
[fadeout white 3.0]
|
||
[bgmStop BGM_EVENT_110 3.0]
|
||
[wait fade]
|
||
|
||
[charaFadeout C 0.1]
|
||
|
||
[cameraMove 0.1 0,0 1.0]
|
||
|
||
[scene 129500]
|
||
[wt 2.5]
|
||
|
||
[fadein white 1.5]
|
||
[wait fade]
|
||
[wt 2.5]
|
||
|
||
[fadeout black 1.0]
|
||
[wait fade]
|
||
|
||
[pictureFrame cut063_cinema]
|
||
|
||
[scene 120001]
|
||
[wt 1.0]
|
||
|
||
[fadein black 1.0]
|
||
[wait fade]
|
||
|
||
[bgm BGM_EVENT_95 0.1]
|
||
|
||
＠
|
||
そうして、[r][%1]は彼女と再会した。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠
|
||
棺から解放された彼女を抱き留める。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠
|
||
静かに、気遣うように、[r]互いの存在を尊重しあうような[#抱擁:ほうよう]。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠
|
||
その 微笑ましい／眩しい 光景を見て、[r]わたしは 良かった／なあんだ と息をついた。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠
|
||
人の世界から来た魔術師。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠
|
||
自分の意思ではなく、[r]まわりから大役を押しつけられた[&少年:少女]。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠
|
||
嘘をついたり、誤魔化したり、ヘマをしたり、[r]いたらないところはあったけど、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠
|
||
不満を押し殺して強がっているのはバレバレで、[r]放っておけなくてここまでついて来たけれど。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠
|
||
良かった。[%1]には、[r]ちゃんと大切な友人がいたんだね。
|
||
[k]
|
||
|
||
[bgmStop BGM_EVENT_95 2.0]
|
||
|
||
＠
|
||
そりゃあね。[r]ここまでまわりを信じてやってきたって話だし。
|
||
[k]
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 1.0]
|
||
|
||
＠
|
||
[line 3]わたしなんかと、同類のはずもなかったんだ。
|
||
[k]
|
||
|
||
|
||
|
||
[messageOff]
|
||
[wt 1.0]
|
||
|
||
[fadeout black 2.0]
|
||
[wait fade]
|
||
[wt 0.5]
|
||
[soundStopAll]
|
||
[end]
|