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[soundStopAll]
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[imageSet A cut203_diary 1]
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[imageSet B back10000 1]
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[charaScale B 1.01]
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[scene 10000]
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[charaFadein A 0.1 0,-200]
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[fadein black 1.5]
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[wait fade]
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[wt 0.5]
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＠
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[align center]○ファイルⅨ『徐福の日記』[align]
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[k]
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[messageOff]
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[charaTalk off]
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[charaDepth A 4]
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[charaDepth B 6]
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[charaFadeTime B 0.6 0.5]
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[wt 1.0]
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[bgm BGM_EVENT_11 0.1]
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＠
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○月×日
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[k]
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＠徐福
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『私はサーヴァントとして召喚された。この[#蓬莱山:ほうらいさん]で、[r] もう一度研究をやり直せということらしい。
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[k]
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＠徐福
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という訳で、以後は日記をつけることにする。[r] 私がいる以上、ぐっ様も間違いなく存在するはずだから。
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[k]
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＠徐福
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まずは二千年ほど経って、この[#蓬莱山:ほうらいさん]がどうなったかを[r] 調べてみよう。』
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[k]
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[messageOff]
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[wt 1.0]
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＠
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○月△日
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[k]
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＠徐福
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『……驚いた。[r] 私が連れてきた彼ら彼女らは、極めて優秀だったらしい。
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[k]
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＠徐福
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二千二百年もの間、[r] この山を維持して研究を続けてくれた。
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[k]
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＠徐福
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年を経るごとに、研究成果が劣化していったのは[r] 否めないが[line 3]
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[k]
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＠徐福
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それでも、あともう一押しのところまでは[r] 辿り着いていたのだ。
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[k]
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＠徐福
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……残念ながら、[r] 四十年ほど前に村は力尽きたらしい。
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[k]
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＠徐福
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恐らく滅亡の理由に壮大なスペクタクルなどない。[r] 科学が世界を覆い、世界は秘密を暴き立てる。
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[k]
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＠徐福
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だから単純に、もう無理だと悟ってしまったのだろう。[r] 誰もが私のように生きられる訳ではない。
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[k]
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＠徐福
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私が作った、人を[#殺:あや]めず実験を行うための[#模造人形:に ん ぎ ょ う]も、[r] 既に全て使い物にならなくなっていた。
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[k]
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＠徐福
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人を雇って殺さないよう実験したりしたものの、[r] あまり上手くはいかなかったようだ。
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[k]
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＠徐福
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衰退期の人口は、百人にも満たなかったらしい。
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[k]
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＠徐福
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二千年以上掛けて、ここまで辿り着いたのだ。[r] ……これを、無にしてたまるものか……。』
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[k]
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[messageOff]
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[wt 1.0]
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＠
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○月□日
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[k]
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＠徐福
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『単純労働を行う用の人形たちを発掘し、[r] 封印されていたのを解放した。
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[k]
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＠徐福
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多少の暴走傾向はあるが、[r] 私に逆らうつもりはないらしい。
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[k]
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＠徐福
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なら、彼女たちも手駒の一つとして[r] 利用するべきだろう。
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[k]
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＠徐福
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……しかし……顔おっきいなコイツ……。
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[k]
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＠徐福
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ところで一番驚いたのは、[r] 歴史では私が男性として記録されていたことである。
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[k]
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＠徐福
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確かに一部の官僚から疎まれていた自覚はあったが、[r] こんな意趣返しは予想外だ。
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[k]
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＠徐福
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あの皇帝は男女身分の区別なく、[r] 直感で『いける』と思ったら採用する方だった。
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[k]
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＠徐福
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……まあ、彼が規格外過ぎたのだろう。[r] 計画に支障はないので放置。』
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[k]
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[messageOff]
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[wt 1.0]
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＠
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８月×日
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[k]
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＠徐福
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『特異点として成立しつつあるこの山に、[r] 突然何者かが出現。
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[k]
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＠徐福
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怖かったので、とりあえず仮面を使って[r] 殺しておいた。
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[k]
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＠徐福
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いや本当に何だったのあれ……。[r] 人魚っぽかったけど、そうでもなさそうだし。』
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[k]
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[messageOff]
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[wt 1.0]
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＠
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８月△日
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[k]
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＠徐福
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『とうとうサーヴァントたちが[r] 特異点へと召喚され始めた。
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[k]
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＠徐福
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その中の一人は、何とも驚くべきことに、[r] 私への協力を約束してくれた。
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[k]
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＠徐福
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彼女には彼女なりの目的があるらしいが、[r] こちらとしては好都合だ。』
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[k]
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[messageOff]
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[wt 1.0]
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＠
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８月○日
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[k]
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＠徐福
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『そして。[r] とうとう、彼女がやってきた。
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[k]
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＠徐福
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当たり前のように生前と変わらぬ姿で。[r] 当たり前のような可憐さで。
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[k]
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＠徐福
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そして当たり前のように力強かった。[r] 嬉しすぎてちょっと泣いた。
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[k]
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＠徐福
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私の手元には、不死殺しの仮面。[r] やるっきゃない。
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[k]
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＠徐福
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……この特異点は、[r] 私という存在によって成立しているも同然だ。
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[k]
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＠徐福
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ならばサーヴァントを洗脳し、[r] 使役することくらいは可能だろう。
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[k]
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＠徐福
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それからカルデアのマスターの記憶を読み取り、[r] [&彼:彼女]に変化する。
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[k]
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＠徐福
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[#陰陽:いんよう]の性質上、[r] 対象と性別が逆転してしまうが、仕方がない。
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[k]
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＠徐福
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この特異点において、私にとって不都合な部分は、[r] 私の術による幻覚、幻聴で[#誤魔化:ご ま か]しが効く。
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[k]
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＠徐福
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唯一の懸念は、夢を統べる謎のサーヴァントだが、[r] それも私が暴いてみせる。
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[k]
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＠徐福
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戦うのは苦手だし、怖いけど。[r] 何とか、頑張ってみよう。
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[k]
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＠徐福
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あともう一押しで、[r] この仮面は[#不老不死:ふ ろ う ふ し]を殺害する概念礼装となる。
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[k]
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＠徐福
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……彼女は私を恨むだろうか。[r] ……彼女は私を褒めてくれるだろうか。
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[k]
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＠徐福
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どちらでもいい。
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[k]
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＠徐福
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私はくだらない[#罵詈:ばり]や賛美のために、[r] ここまで頑張ってきたのではない。
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[k]
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＠徐福
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……そう思っていた、のだけど。
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[k]
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＠徐福
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[line 3]どこかで、歯車がズレた。
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[k]
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＠徐福
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あの方を手元に置いておきたい。[r] 永遠に目に留めておきたい。
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[k]
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＠徐福
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……何より、彼女が忌み嫌ったその想いが。[r] 私を縛り付けてしまった。
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[k]
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＠徐福
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もしかすると、私は敗北するかもしれない。[r] 私の願いは[line 3]私たちの願いは、
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[k]
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＠徐福
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この特異点と共に消えてしまうのかもしれない。
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[k]
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＠徐福
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それでもいい、と私は思う。
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[k]
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＠徐福
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地獄というものがあるならば、[r] 私は紛れもなく地獄行きの大罪人か。
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[k]
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＠徐福
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村人は……大丈夫だろう。[r] 人間をやめた魔術師以外はアレしなかったはずだし。
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[k]
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＠徐福
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まあ、何もかも消えてなくなる虚無の結末こそが、[r] 私たちには相応しいのかもしれない。』
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[k]
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[messageOff]
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[wt 1.0]
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＠
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８月□日
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[k]
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＠徐福
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『……私の精神が壊れる前に、[r] これだけは刻んでおきたい。
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[k]
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＠徐福
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私は彼女が心の底から好きだった。[r] 愛しくて、恋しくて、ただそれだけだった。
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[k]
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＠徐福
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それだけで、良かったのだけど。[r] それだけでは、駄目だったのだ。
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[k]
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＠徐福
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遠巻きに見た彼女に変わりは無く。[r] だけど、彼女の歴史を私は知っている。
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[k]
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＠徐福
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彼女は私と出会った後、[r] さらにもう少しの年月を経て[line 3]
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＠徐福
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項羽という、一人の英雄と出会うのだ。
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[k]
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＠徐福
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それを悔しいと思う一方で、[r] 良かったと安堵する自分もいる。
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[k]
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＠徐福
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ほんの一時ではあっても、[r] 彼女には愛した者がいたのだ。
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[k]
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＠徐福
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人を超越したあの可憐で優美な生物にも、[r] 普遍的なものが存在したのだ。
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[k]
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＠徐福
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だからもし、もしも私が失敗したとしても。[r] この身が半ばで朽ち果てたとしても。
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[k]
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＠徐福
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後悔だけは、きっとしない。
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[k]
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＠徐福
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……もうすぐ、最後の戦いだ。[r] [&彼ら:彼女ら]が勝つか、私が勝つか。
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[k]
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＠徐福
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勝負といきましょう、カルデア。[r] そして[%1]。
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[k]
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[messageOff]
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[wt 1.5]
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＠徐福
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……なーんて書いてはみたものの。
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[k]
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＠徐福
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実のところ、私には勝たなきゃ[r] 後がない……というような切迫感はない。
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[k]
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＠徐福
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だって。どちらが勝ったとしても、[r] きっとあの方は幸せなのだ。
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[k]
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＠徐福
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だから、恐れる必要はない。[r] ついでに。
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[k]
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＠徐福
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この日記を誰かが読んでいるということは、[r] そちらの勝利だったのでしょう。
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[k]
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＠徐福
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[%1]。[r] どうか、虞美人様をよろしくお願いします。
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[k]
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＠徐福
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それからマシュちゃん。[r] 色々とごめんなさい。でも、本当に楽しかったです』
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[k]
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[messageOff]
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[wt 1.0]
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[fadeout black 2.0]
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[bgmStop BGM_EVENT_11 2.0]
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[wait fade]
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[wt 0.5]
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[soundStopAll]
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[end]
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