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16 KiB
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＄01-00-07-02-4-0
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[soundStopAll]
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[bgm BGM_MAP_18 0.1]
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[charaSet A 8001002 1 マシュ]
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[charaSet B 98003000 1 Dr.ロマン]
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[charaSet C 98106200 1 マーリン]
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[charaSet D 3027000 1 アナ]
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||
[charaSet E 2002001 1 ギルガメッシュ]
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[scene 20730]
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[fadein black 2.0]
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[wait fade]
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[wt 0.4]
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[se ad13]
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[charaTalk B]
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[communicationChara 98003003 1 5 0 0]
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[wt 0.3]
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＠Dr.ロマン
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||
丸一日の強行軍、[r]お疲れさま[%1][&君:ちゃん]。
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[k]
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＠Dr.ロマン
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歩きづめで疲れていると思うけど、あと少しの辛抱だ。
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[k]
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||
＠Dr.ロマン
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そのあたりは観測しやすい地域でね。[r]やっとまともなオペレーションが出来そうだ。
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[k]
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||
＠Dr.ロマン
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||
あともう少し……一日ぐらい歩けば、[r]ウルクと思われる都市に到着するよ。
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[k]
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[communicationCharaClear]
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[wait communicationChara]
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[charaTalk C]
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[charaFace C 0]
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[charaFadein C 0.1 1]
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＠マーリン
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観測しやすいのは、ここがまだ[r]“元のメソポタミア世界”に近いからだろうねぇ。
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[k]
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＠マーリン
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安全なのは王が健在であるウルク市周辺だけさ。[r]人間らしい生活圏を維持しているのもね。
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[k]
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||
＠マーリン
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メソポタミア北部は魔獣たちの王国と化し、[r]南部は謎の密林化によって帰らずの森になった。
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[k]
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||
＠マーリン
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||
魔獣に住む家を襲われ、かろうじて生き延びた人間が[r]逃げ延びる先はウルク市しかないのが現状だ。
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[k]
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[charaFadeout C 0.1]
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[charaTalk D]
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[charaFace D 4]
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[charaFadein D 0.1 1]
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＠アナ
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…………。
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[k]
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[charaFadeout D 0.1]
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[charaTalk B]
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[communicationCharaLoop 98003003 1 5 0 5]
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||
＠Dr.ロマン
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||
うん、ようやく状況が掴めてきた。
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[k]
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||
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||
＠Dr.ロマン
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突如現れた『三女神同盟』によって[r]シュメル都市国家群は壊滅的な打撃を受けた。
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[k]
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||
＠Dr.ロマン
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||
多くの都市は滅ぼされ、[r]人々は世界の中心であるウルク市に逃げ延びた。
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[k]
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||
＠Dr.ロマン
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||
とくに北部の魔獣侵攻は凄まじく、[r]人類を滅ぼす最大勢力となっている。
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[k]
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||
|
||
＠Dr.ロマン
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||
これに対し、ウルク王はバビロン市を解体し、[r]大急ぎでウルク北壁とも言える大城塞を建造した。
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[k]
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||
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||
＠Dr.ロマン
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||
それがバビロニア魔獣戦線。[r]メソポタミア世界を守る最後の砦、という事だね？
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[k]
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||
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[communicationCharaClear]
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[wait communicationChara]
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[charaTalk C]
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[charaFace C 0]
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[charaFadein C 0.1 1]
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||
＠マーリン
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||
ああ。魔術王がどんな介入をしてきたのかは不明だが、[r]魔獣たちがウルクを落とせば人類史はそれで終わりだ。
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[k]
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||
[charaFace C 4]
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||
＠マーリン
|
||
都市国家のひな形ともいえるシュメルの初代王朝が[r]消滅すれば、その後の人類がどうなるか保証できない。
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[k]
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||
＠マーリン
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||
同じ時期にエジプトでも初期王朝が栄えているが、[r]あちらだけでは人理定礎を維持できないだろう。
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[k]
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[charaFace C 0]
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||
＠マーリン
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||
なので、キミたちがやるべき事は二つ。
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[k]
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||
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||
＠マーリン
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||
この時代に送られた魔術王の聖杯を探し出し、回収する。[r]それは魔術王の企みを暴く事にも繋がる。
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[k]
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||
＠マーリン
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||
次に、可能であれば『三女神同盟』なるものを打倒。[r]これはこの時代の人間の戦いだけど、
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[k]
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||
＠マーリン
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||
放っておいたら人理定礎が修復されないからね。[r]手に余る仕事だが、こちらもこなさないといけない。
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[k]
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？1：『三女神同盟』の詳細は？
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[charaFace C 4]
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||
＠マーリン
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||
いやはや、これが何とも。[r]真名が分かっているのは三柱のうち一柱だけだ。
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[k]
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||
＠マーリン
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北にいる魔獣たちの女神。[r]南にいる密林の女神。
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[k]
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||
＠マーリン
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||
そして本拠地を持たない天翔る女神。
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[k]
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||
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＠マーリン
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||
最大の脅威は北の魔獣の女神だけど、[r]天翔る女神というのも別の問題があってね。
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[k]
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＠マーリン
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||
彼女は魔獣の女神とは別の意味で、[r]このメソポタミアにおいて最も厄介な女神だ。
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[k]
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||
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||
＠マーリン
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||
彼女をどうするか、[r]ウルクの人々はいまも頭を悩ませているのさ。
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[k]
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？2：マーリンは何をしていたの？
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[charaFace C 1]
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＠マーリン
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私は王からの依頼で探し物をしていてね。[r]杉の森にいたのもその一環だ。
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[k]
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||
＠マーリン
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||
『天命の粘土板』と呼ばれるものを探していたけど、[r]今は一時中断してキミたちをウルクに案内している。
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[k]
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||
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||
？！
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||
[charaFadeout C 0.1]
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||
[charaTalk B]
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[communicationCharaLoop 98003003 1 5 0 5]
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||
＠Dr.ロマン
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||
……ふむ。[r]何にせよ全てはウルクに到着してから、か。
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[k]
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||
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||
＠Dr.ロマン
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||
マーリン。その……ウルクを治めているのは、[r]やはりあのギルガメッシュ王なのかい？
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[k]
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[communicationCharaClear]
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[wait communicationChara]
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[charaTalk C]
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[charaFace C 1]
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[charaFadein C 0.1 1]
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||
＠マーリン
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||
ああ、[#あの]ギルガメッシュ王だとも！[r]古代王の中でもとびきりの暴君！
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[k]
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||
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[wt 0.2]
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||
[charaFadeout C 0.1]
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[wt 0.1]
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||
[messageOff]
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[wt 0.1]
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||
[scene 28300 0.5]
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[wt 0.1]
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||
[charaScale E 1.5]
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||
[charaPut E 0,0]
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||
[charaTalk E]
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||
[charaFace E 1]
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||
[charaFadeTime E 0.4 0.6]
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||
[wt 2.0]
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||
[charaFadeTime E 0.4 0]
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||
[scene 20730 0.5]
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[wt 0.7]
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||
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||
[charaTalk C]
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||
[charaFace C 1]
|
||
[charaFadein C 0.1 1]
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||
＠マーリン
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||
神々は偉そうだからと縁を切る！[r]そして国中の美女は我のもの、世界の財は我のもの！
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[k]
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||
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||
＠マーリン
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||
王の意見に賛同しても死、[r]反対しても死、という理不尽な王様だ！
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[k]
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||
？1：なにそれ怖い！
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||
？2：それはただの悪人では？
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||
？！
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||
[charaFadeout C 0.1]
|
||
|
||
[bgmStop BGM_MAP_18 0.4]
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||
[wt 0.5]
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||
[bgm BGM_EVENT_11 0.1]
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||
[charaTalk A]
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||
[charaFace A 0]
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||
[charaFadein A 0.1 1]
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||
＠マシュ
|
||
英雄王ギルガメッシュ。[r]古代メソポタミアの都市ウルクの王。
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||
[k]
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||
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||
＠マシュ
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||
人類最古の英雄叙事詩と言われる[r]『ギルガメッシュ叙事詩』をはじめ、
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[k]
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||
＠マシュ
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||
メソポタミアの古い物語に登場する、[r]実在した人物です。
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[k]
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||
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||
[charaFace A 7]
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||
＠マシュ
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||
史実においてはビルガメシュという名であり、[r]「ビルガ」は祖先、「メシュ」は英雄を意味します。
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[k]
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||
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||
＠マシュ
|
||
父はルガルバンダ王。[r]母はニンスン女神。
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||
[k]
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||
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||
＠マシュ
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||
神と人間の間に生まれた英雄で、[r]三分の二が神、三分の一が人となります。
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||
[k]
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||
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||
[charaFace A 0]
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||
＠マシュ
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||
幼年期は人々を慈しみ、[r]ものの道理を踏まえた賢者だったのですが、
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||
[k]
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||
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||
＠マシュ
|
||
青年期ではまったく逆の性質の、[r]手の付けられない暴君となりました。
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||
[k]
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||
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||
＠マシュ
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||
国中の財を収集し、人々に必要以上の繁栄を望み、[r]神々を“過去のもの”と切り捨てた。
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||
[k]
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||
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||
[charaFace A 7]
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||
＠マシュ
|
||
そんな彼を[#諫:いさ]めるため、神々に作られたのが[r]我々の前に現れたエルキドゥさんです。
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||
[k]
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||
|
||
＠マシュ
|
||
因縁の末、エルキドゥさんとギルガメッシュ王は[r]ウルクの神殿の前で三日三晩戦ったとされます。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
勝敗は引き分け。これ以降、ギルガメッシュ王は[r]エルキドゥさんを唯一の友と認め、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
それまでの圧政は少しだけなりを[#潜:ひそ]め、[r]ウルク市民に恐れられながらも国を治めました。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
ですが……
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||
[k]
|
||
|
||
？1：ですが？
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||
|
||
[charaFace A 12]
|
||
＠マシュ
|
||
はい。唯一の友を得て、王としても成長した[r]ギルガメッシュ王は様々な困難に見舞われます。
|
||
[k]
|
||
|
||
？2：詳しいね、マシュ
|
||
|
||
[charaFace A 3]
|
||
＠マシュ
|
||
は、はい。第七特異点の年代は判明していたので、[r]先輩のお役に立てるよう勉強しておいたというか……
|
||
[k]
|
||
|
||
？！
|
||
|
||
[charaFadeout A 0.1]
|
||
|
||
[charaTalk C]
|
||
[charaFace C 4]
|
||
[charaFadein C 0.1 1]
|
||
＠マーリン
|
||
ああ、レバノン杉の話だね。
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||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
ギルガメッシュ王は聖域である白い杉の森に踏み込み、[r]その森の守護者である魔獣フワワを殺してしまう。
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||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
メソポタミアは風土柄、[r]どうしても[#木材:もくざい]が不足してしまう国でね。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
良質の杉を持って帰るのは王として、[r]そして勇者としての責務だったんだろう。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
しかし、その功績によって[r][#質:たち]の悪い女神に目を付けられた。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace C 0]
|
||
＠マーリン
|
||
珍しいもの、美しいもの、人々が称賛するもの。[r]そういったものを興味本位で欲しがる女神。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
アヌ神の娘、女神の中の女神とされるイナンナ[line 3][r]女神イシュタルがギルガメッシュ王に言い寄ったのさ。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace C 4]
|
||
＠マーリン
|
||
世界最高の女神による、英雄王への愛の告白だ。[r]しかし、ギルガメッシュ王はこれを拒絶した。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
イシュタルの夫であるドゥムジがどれほど[r]冷や飯を食べさせられているか知っていたからね。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace C 0]
|
||
＠マーリン
|
||
イシュタルにしてみれば生まれて初めての衝撃だろう。[r]まさか男に……しかも人間にフられるとは！
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
怒ったイシュタルは父であるアヌ神に泣きついた。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace C 4]
|
||
＠マーリン
|
||
するとアヌ神は娘可愛さから[r]とんでもないモノをイシュタルに与えてしまう。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
世界を滅ぼすほどの神獣……天の牡牛、グガランナだ。[r]この神獣を以て、イシュタルはウルクを滅ぼそうとした。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
作物を荒らし、河を干上がらせ、嵐を呼ぶこの牡牛を[r]ギルガメッシュはエルキドゥと共に討伐する。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
結果ウルクは救われたが、神獣を殺した[#咎:とが]として[r]エルキドゥは神々の怒りを買い、その命を奪われた。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
エルキドゥはもともと神々が作ったものだからね。[r]今風にいうと電源を切られてしまったんだ。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace C 3]
|
||
＠マーリン
|
||
まったく。メソポタミアの神々の最大の欠点は[r]愛娘に甘かったところだよ。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
アヌ神といい深淵のエンキ神といい、[r]イシュタルには山のような宝を与えているんだから。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFadeout C 0.1]
|
||
|
||
[charaTalk B]
|
||
[communicationCharaLoop 98003003 1 5 0 3]
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
うんうん。それだけで女神イシュタルが[r]どれだけ甘やかされて育ったか分かる話だよね……
|
||
[k]
|
||
|
||
[communicationCharaClear]
|
||
[wait communicationChara]
|
||
|
||
[charaTalk A]
|
||
[charaFace A 4]
|
||
[charaFadein A 0.1 1]
|
||
＠マシュ
|
||
はい。そして唯一の友を失ったギルガメッシュ王は、[r]同時に『死』を意識しはじめます。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
自分と同等だった勇者であるエルキドゥすら『死』を[r]迎えた。ではこれを克服する事はできないのか、と。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace A 8]
|
||
＠マシュ
|
||
これが有名なギルガメッシュ王の不老不死探索です。[r]彼は世界の果てまで辿り着き、深淵を下り、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マシュ
|
||
その底で『若返りの草』を手に入れます。[r]ですが[charaFace A 12]……
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFadeout A 0.1]
|
||
|
||
[charaTalk B]
|
||
[communicationCharaLoop 98003003 1 5 0 3]
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
盗られちゃうんだよね。蛇に。
|
||
[k]
|
||
|
||
[communicationCharaFace 5]
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
地上に戻って水浴びをしていたら、[r]その隙に蛇がその草を食べちゃったんだ。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
かくして蛇は『脱皮』という性質を手に入れ、[r]人間は不老になるチャンスを永遠に失った。
|
||
[k]
|
||
|
||
[communicationCharaFace 3]
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
この時のギルガメッシュ王の心境に[r]どんな変化があったのかは誰も知らない。
|
||
[k]
|
||
|
||
[communicationCharaFace 5]
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
ともかく、ギルガメッシュ王はウルクに帰還したが、[r]ウルクは王の不在によって荒れ果てていた。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
ギルガメッシュ王は己の身勝手さを反省し、[r]ウルクの復興に努め、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
以後は冒険に出る事なく、王としての責務を終えた。
|
||
[k]
|
||
|
||
[communicationCharaFace 0]
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
以上が『ギルガメッシュ叙事詩』の内容だ。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
あくまで詩に書かれた事だから、[r]真実がどんなものであったか想像するしかないけどね。
|
||
[k]
|
||
|
||
[communicationCharaClear]
|
||
[wait communicationChara]
|
||
|
||
[charaTalk C]
|
||
[charaFace C 3]
|
||
[charaFadein C 0.1 1]
|
||
＠マーリン
|
||
はたして、死を恐れたから霊草を求めたのか、[r]それとも、死を憎んだから霊草を求めたのか。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
そのあたり本人に訊いてみるのも面白いと思うよ？[r]ああ、でも……
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace C 4]
|
||
＠マーリン
|
||
そこまで踏み込んだ思い出話を人に語る男ではないか。[r]共に旅をするような相棒でもないかぎりは。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFace C 1]
|
||
＠マーリン
|
||
まあ、要は神々がワガママさせ放題で育てた[r]大女神イシュタルでさえ“阿呆”と蹴り飛ばし、
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
あらゆる宝具の[#原型:オリジナル]である財宝を持つと豪語し、[r]こと英雄相手に対しては最高の有利性を持つ男。
|
||
[k]
|
||
|
||
＠マーリン
|
||
地上でもっとも傲慢で冷酷な暴君。[r]それが英雄王ギルガメッシュと覚えておけばいい。
|
||
[k]
|
||
|
||
[charaFadeout C 0.1]
|
||
|
||
[bgmStop BGM_EVENT_11 0.3]
|
||
[wt 0.4]
|
||
|
||
[charaTalk A]
|
||
[charaFace A 0]
|
||
[charaFadein A 0.1 1]
|
||
＠マシュ
|
||
……はい。以上が英雄王ギルガメッシュの伝説です。[r]参考になりましたか、先輩？
|
||
[k]
|
||
|
||
？1：…………（どうしろと？）
|
||
？2：…………（どうなるの？）
|
||
|
||
？！
|
||
|
||
[charaFadeout A 0.1]
|
||
|
||
[charaTalk B]
|
||
[communicationCharaLoop 98003003 1 5 0 1]
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
ははは。行きたくないって顔してるね、[r][%1][&君:ちゃん]！
|
||
[k]
|
||
|
||
[communicationCharaFace 3]
|
||
＠Dr.ロマン
|
||
それも分かる分かる。[r]ボクだって今から戦々恐々だ。
|
||
[k]
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＠Dr.ロマン
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しかも紀元前2600年の街な訳だろう？[r]冷酷な王と、力こそ正義な暴力的な世界のはずだ。
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[k]
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＠Dr.ロマン
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カルチャーショックを受けるだろうから、[r]心の準備だけはしておいた方がいいと思うな、うん。
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[k]
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[communicationCharaClear]
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[wait communicationChara]
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[bgm BGM_EVENT_3 0.1]
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[charaTalk D]
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[charaFace D 4]
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[charaFadein D 0.1 1]
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＠アナ
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……ごめんなさい。敵影です。[r]群からはぐれた魔獣たちが向かってきています。
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[k]
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＠アナ
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……まだお話は続きますか？[r]それでしたら、私だけで済ませてきますが。
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[k]
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[charaFadeout D 0.1]
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[charaTalk A]
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[charaFace A 3]
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[charaFadein A 0.1 1]
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＠マシュ
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い、いえ、出ます！[r]ご指摘、感謝ですアナさん！
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[k]
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[charaFadeout A 0.1]
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[charaTalk D]
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[charaFace D 0]
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[charaFadein D 0.1 1]
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＠アナ
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……さんはいらないのですが。[r]でも手が多いのは助かります。
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[k]
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[messageOff]
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[fadeout black 0.5]
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[bgmStop BGM_EVENT_3 0.4]
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[wait fade]
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[soundStopAll]
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[end]
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