Version: 3.3.0 DataVer: 545

ScriptActionEncrypt/03/0300061520.txt

@@ -0,0 +1,279 @@
+
+
+
+＄03-00-06-14-2-0
+
+
+
+
+[soundStopAll]
+
+[charaSet A 1098182400 1 ディオスクロイ・カストロ]
+[charaSet B 1098182500 1 ディオスクロイ・ポルクス]
+
+
+[charaSet S 5009000 1 エフェクト用ダミー]
+[charaSet T 5009000 1 エフェクト用ダミー]
+
+[scene 10000]
+
+[fadein black 1.0]
+[wait fade]
+
+[wt 1.0]
+
+[bgm BGM_EVENT_11 0.1 0.7]
+
+＠
+[line 3]私と／俺と、あなた／おまえ。
+[k]
+
+
+＠
+生まれた時からずっと共に在るもの。
+[k]
+
+＠
+かけがえのないもので、[r]代わりなんて存在しないもの。
+[k]
+
+＠
+相手が何を考えているか……[r]手に取るように、分かっていた頃もあったと想う。
+[k]
+
+＠
+ずっとずっと遠い昔の事。
+[k]
+
+
+＠
+今は……
+[k]
+
+＠
+正直なところ、[r]もう、何を考えているかまでは分からない。
+[k]
+
+＠
+こういう事かな、と予想が当たる事はある。[r]外れてしまう事もある。
+[k]
+
+＠
+でも[line 3]
+[k]
+
+
+＠
+信じている。[r]愛している。
+[k]
+
+＠
+誰よりも。[r]地上の、いいえ……
+[k]
+
+＠
+過去現在未来のすべての何よりも、何よりも。
+[k]
+
+[messageOff]
+[wt 0.7]
+[bgmStop BGM_EVENT_11 1.5]
+[fadeout black 1.5]
+[wait fade]
+
+[scene 91400]
+[wt 1.0]
+
+[fadein black 1.5]
+[wait fade]
+
+[wt 1.0]
+
+＠
+[line 3]軌道大神殿オリュンピア＝ドドーナ。
+[k]
+
+[messageOff]
+[wt 0.4]
+[scene 91600 1.5]
+[wt 2.5]
+
+＠
+[line 3]同、機神回廊。
+[k]
+
+[messageOff]
+[wt 1.0]
+
+[bgm BGM_EVENT_81 0.1]
+
+[charaTalk A]
+[charaFace A 5]
+[charaFadein A 0.1 1]
+＠ディオスクロイ・カストロ
+忌々しい……！
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+ああ、[#天然自然:てんねんしぜん]の何もかもが忌々しい！[r]此処が大神殿でなければすべてを[#灰燼:かいじん]に変えているぞ！
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+よりにもよって俺の精神に、[r]ヒトの英霊！　その宝具如きが干渉する！
+[k]
+
+[charaFace A 2]
+＠ディオスクロイ・カストロ
+これ以上の辱めがあるか！[r]ポルクス！
+[k]
+
+[charaFadeout A 0.1]
+[wt 0.1]
+
+[charaTalk B]
+[charaFace B 4]
+[charaFadein B 0.1 1]
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+あまりに[#惨:むご]い事です。[r]兄様。
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+ですが、あれもまた神に連なる宝具。[r]仕方なき事態ではありましょう。
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+アルテミス。月の女神。[r]かの霊子情報戦機能に由来する宝具であれば、
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+私たちを刹那の間は押しとどめましょう。[r]ですが……
+[k]
+
+[charaFace B 0]
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+ほんの一度きりの事。[r]学習し、耐性を得た私たちに二度は通じません。
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+どうか怒りを鎮めてください、兄様。
+[k]
+
+[messageOff]
+[charaFadeout B 0.1]
+[wt 0.1]
+
+[charaTalk depthOff]
+[charaDepth B 5]
+[charaDepth A 3]
+
+[charaTalk A]
+[charaFace A 5]
+[charaFace B 0]
+[charaFadein A 0.1 -120,0]
+[charaFadein B 0.1 120,0]
+[wt 1.0]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+……そうだな。[charaFace A 4]
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+ひとたび死して神霊と化した我らだが、[r]父上の加護がある。権能もどきなぞ、二度も通じぬ。
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+はい。兄様。
+[k]
+
+[charaFace A 0]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+後は[line 3][r]連中の拠点を見出さねばな。
+[k]
+
+[charaFace B 0]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+はい。[r]奴らを根絶やしにしましょう。
+[k]
+
+[charaFace A 0]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+時に、辺境域の広域破壊には未だ許可が下りぬか？
+[k]
+
+[charaFace B 0]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+ええ、残念ながら。[r]辺境域もオリュンポスの生産区のひとつゆえ、
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+神妃エウロペが首を縦には振りません。[r]区画ごとの広域破壊、やはり父上の神託がなくては。
+[k]
+
+[charaFace A 4]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+……神妃エウロペ。[r]ヒトの英霊と神の混ざり物が、よくやる。
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+我らを差し置いて父上の声を賜る[line 3][r]汎人類史の縁だか知らぬが、不遜の極みであろう。
+[k]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+あれではヘラ神も嘆いていよう。[r]俺であれば、耐えられん。
+[k]
+
+[charaFace B 0]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+兄様。
+[k]
+
+[charaFace A 0]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+妹よ。俺は間違った事を言っているか？
+[k]
+
+[charaFace B 4]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+いいえ、兄様。[r]ですが……
+[k]
+
+[charaFace A 0]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+何だ。
+[k]
+
+[charaFace B 4]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+すべて、全能たる大主神ゼウスのお考えです。[r]差し出口は……
+[k]
+
+[charaFace A 5]
+
+＠ディオスクロイ・カストロ
+差し出口なものか。[r]これは、俺の正当なる怒りだ。
+[k]
+
+[charaFace B 4]
+
+＠ディオスクロイ・ポルクス
+兄様……
+[k]
+
+
+[messageOff]
+[wt 1.0]
+[fadeout black 2.0]
+[bgmStop BGM_EVENT_81 2.0]
+[wait fade]
+[soundStopAll]
+[end]